フーチーひとりごと。
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2001年07月15日(日) カミングアウトとその後(メルマガより)

ゲイである事を表に出さずに生きる事は、ウソをつきながら生きている事だとは思いません。もちろん同性愛者であることをオープンにして生きている人達も沢山いますが、やはりそれをすることによって不当な扱いや、偏見の目でみられてしまうことも事実です。
俺はゲイであることをオープンにはしてません。普段はノンケとして暮してます。なら、このHPのコンセプトである『ゲイとして普通に暮していこう』ってのはそれとは反することになるのですが、それは、人それぞれのスタイルだと思うのです。
 ゲイという一面があるだけで、それを出す必要のない時は出さなくてもいいと思うし、自分自身がその切り替えを普通にこなせるならそれでいいと思います。

 欧米では自分のセクシャリティーについて悩みをどこにも打ち明ける場所がないために自殺してしまう10代の若いゲイの子達がいると聞きました。
俺は幸い、自分なりに同性愛者であることを受け入れられたので、深く悩むことなく生きてますが、でも、こうして普段付き合っている友達、これから先もずっと付き合っていく友達に告白し、受け入れてもらえることはとてもうれしいことです。男女に関係なく、自分のことをちゃんと知っててくれる。

 そんな友達がいることは本当に幸せなことだと思います。もし、これを読んでる人の中に、同性愛に限らず様々なことで言いたいけど、言えないでいる事があれば、どうか一人で抱え込まないでください。話すだけでも気持ちが軽くなると思いますからね。


2001年07月12日(木) SEXの相性(メルマガより)

性交渉に関しては異性同士であろうと同性同士であろうと、快楽を求めるという点については同じだと思います。違うのはその行為を生殖行動として行うかという点くらいです。
異性間においても常に生殖行動として行うわけではないので、やはりそこには快楽があるのですが、快楽のみの追及ならヘタなセックスよりもオナニーの方がよかったりするのですが(笑)
性交渉に大切なのはお互いを愛する気持ちです。感情は別と割りきって、肉体的な欲求を満たす性交渉もありますが、ここでは気持ちの入った人同士でのセックスについて書きます。
もちろん、愛情があればこそセックスもいいものになるのですが、そうは言っても各々、セックスに対する趣味・趣向はあり、性感帯や快感を得られるポイントというのはあります。それは、口で説明するようなことではなく経験を重ねることで、伝え感じ取るものだと思います。だから、本能的な欲求を満たし、満たされるためにはこの、セックスの相性というのも大事な要素ではあると思います。


2001年07月10日(火) 男のかわいさ?(メルマガより)

 ノンケの間でも「カワイイ奴だな」って思う人いませんか?慕ってくれる人と
 か、雰囲気からして甘えん坊な感じの人。ルックスがカワイイなって人とかも。
 それを「カワイイ」ととるか「きもち悪い」ととるかは微妙なとこだけど。
  俺の場合はその人の性格のかわいさにそれを感じます。HPを通して知合った
 り雑誌を通して知合った人達の中の年下のコって結構慕ってくれるコが多くて、
 みんなそれなりにカワイイ。会ったこともないし、写真もないから顔は知らない
 けど他の友達よりもちょっと気の抜けた感じのけだるい関係が成り立つのが、俺
 の思うカワイイ人かな。


2001年07月04日(水) 黒猫のジョー

以前クロネコヤマトの事を書きましたが、今回はホントの黒猫の話し。
黒猫が前を横切ると不吉・・・。といわれてますが、いつも通る道に
俺が「Cat street」と勝手に名付けた猫が沢山いる裏路地があって
春頃にから今の季節にかけて仔猫がめちゃカワイイ。

その中に黒猫の親子がいて、クロネコってのはあの黒光りがとても
きれいで好きやねんけど、横切ることに関してはやっぱり気にして
しまう。
迷信ってのはわかってるから本気で気にしてるわけじゃないけど、
このクロネコのジョー(これも勝手に命名)必ず俺と出会うと俺の
前へ前へと逃げて行く。俺が左端、やつが右端を距離を保って動いて
いるので奴が逃げるとすれば右の路地へ逃げ込めばいいのだが、
左へ渡ろうとフェイントをかけてくる。左に来られては俺の前を横切
ることになるので俺は俺で絶対横切らせないためには速足で歩き出すと
奴も小走りにこちらの様子を伺いながら進む。

何故逃げる対象である俺のいる左側へこようとするのだ。左になにか
用があるのか?
 横切らせないためには速く歩くことと思い必死だったが、俺が右側へ
移ればいいのだと思い、奴の後ろに回る。すると奴はもう逃げ切れない
と思ったのかその場でとまり、目で俺の動きを追いながらそして、俺は
奴の横を通り過ぎ振り向くとまだこっちを見ている。

 クロネコは自分にまつわる迷信をしっているのかも知れない。
いや、少なからずヤツ知っているだろう。知ってて俺をおちょくって
いるはずなのだ。今度は俺がヤツの前を横切ってやろう・・・。


2001年07月03日(火) 写真の主導権

ちょっとした遠出にはデジカメを持っていく。
この間、海に行った時も持って行ったのだが、デジカメのいい所は
撮った画像をその場でチェックできるところなのだが、これがポン
太にかかるとちょっと面倒くさい。撮った画像をいちいちチェック
して気に入らないのは削除していく。ポン太だけが写っているのは
いいけど、二人で写った画像は一番いいのは二入揃っていい表情で
あればいいのだが、たいがいそれはどちらかが変な写りになってる
のでとにかく撮りなおしが続く。
 10枚撮っても2枚残ればいい方で、削除権はポン太が握ってる
からたとえ俺の写りがよくてもお蔵入りとなるから、もうそうなっ
たらこっちはおちゃらけモードに転換。ポン太の気の済むまで撮り
直せばいいさ〜。てことで今回も結構撮ったのにアップできるのが
たった2枚しかなかったわけです。


2001年07月02日(月) 親孝行

最近したいなってよく思う。離れて暮してるといつまでたっても
親は子供のことをそれなりに心配してくれてるのはよくわかる。
たまにかかってくる電話。たまにかける電話。なんか親子のよう
で他人のような変な口調(笑)特に父親は。

 最後には決まって「まぁ、がんばれよ」って言ってくれて、い
つも励まされてる。そして、両親がまだ元気なうちに(まだまだ
元気やけど)恩返ししたいなって思う。
生んでくれたこと、こんな俺に育ててくれたこと、そしてこんな
俺を今も見守ってくれてることに恩を返すとなると一生かかって
も返しきれないかも知れないけど、今は、旅行に連れて行ってあ
げたい。子供を育てるにはお金がかかるからしたいこともろくに
できずに、育ててくれたわけやから、それくらいはしてあげたい。
いや、させて欲しい。

 多分「そんなお金があるなら自分のために貯金しておけ」って
言われるだろうけど、両親がいなかったら今の自分もいなかった
わけやからこれは間接的に自分のためでもある。
両親を旅行に連れて行く。これが近々叶えたい夢です。


2001年07月01日(日) ほのぼの

海に行った時に、ちょっと離れた所にカップルらしき二人の男の子達がいて、俺らと同じくらいに帰る支度を始めて、俺とポン太はちょい早めに砂浜から上の道へ出て近くのファミレスに行こうって歩き出したら、さっきの子達が自転車二人の乗りして追い越していきました。

何気なく目で追ってるとそこのファミレスへ。彼等に遅れてファミレスに入ると窓側の席が空いていたのでそこへ座る。テーブル3つくらい挟んでさっきの彼等が座ってて、そこからカワイイ会話が聞こえてくる。何を話しているのかまではわからんけど、なんか楽しそう。と、俺らの2つ隣りに別のゲイカップルが来て、窓側に間隔空けてゲイカップルが3組(笑)

 お腹いっぱいになって店を出て駅へ向かって歩き始めると後ろからさっきの自転車の彼等がまた抜いていく。「2回も抜かれたね」ってポン太が笑いながら言うから、「せやなさっきから抜いたり抜かれたりやな」とかいいながら走り去っていく自転車を見てたら突然止まって、後ろに立ち乗りしてた子は降りて自転車はこっちへ戻ってきた。降りた彼は駅へ、自転車の彼は地元のこなのかも知れない。

「優しいなぁ」ってポン太がいきなり当て付けがましく言うから、「う〜ん、あれは付き合ってまだ間がないころやな。俺だって始めは迎えにいったり、送ったりしてたもんなぁ〜」って返すと、「ホンマ最近は冷たいわぁ」とため息混じりに返された(笑)

 なんか、出会ったころの俺とポン太を思い出しながら、仲のよさそうなそんな彼らをみながらこっちまでのほほんとしたいい気持ちになった暑い西陽の差す海岸通でのできごとでした。


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