彩紀の戯言
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2000年09月29日(金) おじゃる丸でおじゃる。

オリンピックを堪能する毎日だが、ついでに「おじゃる丸」も堪能。幸せじゃのう。

昨日購入した披露宴服のお店。店員さんがとても良い人でおじゃった。
パンツスーツのデザインが私に合っていないことが判明するや否や
「ホントはこんな事言っちゃいけないんだけど、他のお店を回れば、
ピッタリなデザインがあるかもしれませんよ」と、言って下さったのじゃ。

すばらしいお方じゃのう!!「絶対ウチで購入して貰うわ!」オーラのかけらもない。
わらわははいつもこのオーラがイヤでイヤでたまらないのじゃ。
もちろんイヤだと思う理由もあるのでごじゃるよ。

ある時わらわはTシャツを探しておった。ふと足を止めたお店でTシャツを見ていたら
「いらっしゃいませぇ。広げてみてくださいねぇ」と、おっしゃるので
ちょっと気に入ったTシャツ2枚程軽く広げてみたのじゃ。

わらわは商品を広げるのも少々気を使う人間じゃ。アルバイトで商品整理を経験したが
あの面倒くささが忘れられんのでおじゃるよ。
たたんでもたたんでも、くちゃくちゃにされていく・・・。むなしかったのう。

お目当てのTシャツが見つからないわらわの手は徐々に商品から遠ざかる。
おおお。じゃが、反比例するように店員は私に近づいてくるではないか。
笑顔で対応して下さったが、欲しいモノがないので致し方ない。さらばでおじゃる。

「す、すみません。また、今度来ます・・・」と、わらわが申すと・・・・
な、な、なんと!その店員は手にしていたTシャツをポイッと置き、
店の奥に歩いていったのじゃ。

わらわはとても悲しかったでおじゃる・・・。イジメを受けたような気分じゃったのう。
しかし、時間が経つと悲しみは怒りに変わってきたのじゃ。むかぁぁぁ。
「ふん!買ってくれない客の接客なんかするもんか!帰れ!帰れ!」
背中にそう書いてあった気がしてきたでおじゃる。

お、おぬし、何様でおじゃる???わらわはお客様でおじゃるよ!!
ええい!おぬしの店でなんか絶対に買うもんかぁぁぁぁ!
ブティックではお客に選ぶ権利(買わない権利)は無いのかのう?教えてたもれ!

もちろん、そんな店員はごく稀だとわらわも解っておる。
解ってはいるのじゃが、それ以来わらわは服を買うのが恐いのじゃ・・・。
いつも店員から逃げるように服を見る始末。情けないのう。

だから、この間はとても嬉しかったのじゃよ!!
親身になって接客をして下さり、何着も試着するわらわにとても親切でおじゃった。
世の中捨てたもんじゃないのう。わらわはちょっぴり幸せを感じたぞえ。


2000年09月28日(木) リハビリ。

昨日久しぶりの買い物を楽しんだ私は、今日もいそいそとお出かけくん。
ホント久しぶりだよ。服なんて2ヶ月半買わなかったもんねぇ。あぁ、浦島太郎くん。
「あり?あの店つぶれてるじゃん・・。」って、まぁ絶対に行かない店だから
どうでもいいんだけどさ。

しかも、今日は2ヶ月半ぶりに車の運転だよ!!予定より4日遅れ。
注射地獄から逃れた次の日に運転できると踏んでいたのに、
アクセルとブレーキは踏めなかった・・・。

脚・・・曲がらないじゃん。うそ!!
注射が終わって狂喜乱舞のはずだった・・・。でも踊れない。
私の脚は完全に固まっていた・・・。ついでに私も固まった。信じられない。

そして、リハビリの日々が始まる・・・。ちょっとぉぉぉぉぉぉぉぉ!
リハビリってこんなに痛いのぉ???注射より痛いんですけど・・・。
みんなが「頑張って!」って言った意味がようやく解った。
先生が怪力なのか?私の脚は少しずつ曲がるようになった。でも、痛い(怒)

そして「もう、普通に歩いて下さいねぇ」って言われたけど・・・。あん?忘れた・・・。
確かに私は物忘れが激しいさ。めがねをかけたまま「ねぇ、私のめがね知らない?」
と聞くぐらい大ぼけモノである。

でも、まさか歩き方を忘れるなんてねぇ。
忘れるというか・・歩き方なんて覚えた記憶がないぞ・・・。
覚えた記憶の無いモノを思い出すのは不可能なので、試行錯誤してみた。

えっとぉ、まず膝から前に出して・・・・足を付いて・・・逆の脚を出して・・・。
この膝を前に出すのが重要らしい。これを忘れると、また膝を曲げずに歩いてしまう。
何を大げさに書いているんだ!と思うかもしれないが、私は至って真剣なのだ。

筋肉が衰えているので歩く度に膝がカクカク。
はじめてクララの気持ちが解った。あぁ、可哀相なクララ。
あんなに長い間車椅子生活ではさぞかし大変だったろう・・・。
あっ、お願いだから、後ろから「膝カックン」しないでね。絶対に死ぬから。

そして、3日間かけてようやく90度近くまで曲がるようになった脚をムリヤリ車に
押し込んでしゅっぱぁぁぁつ!(ホントに押し込んだ!)
物忘れが激しい私も車の運転は覚えていたらしい。まぁ、これは学んだからね。

ブレーキに踏み変えるときは「どっこいしょ」てなカンジだが、まぁ、いいだろう。
車間距離を開けておけば、なんとかなる!!←おいおい
あっ、お願いだから急に飛び出してこないでね。絶対ぶつかるから。(嘘)

なんとかショッピングセンターにたどり着いてお買い物ぉぉぉぉ!
あぁ、血が騒ぐぅぅぅ!騒いだおかげで荷物が重い・・・。
だって、「中日、来年ガンバレセール」なんてやってるんだもん。

重い買い物袋を両手に持ちヒコヒコ歩く私ってなんだかかわいそう。
まぁ、これもリハビリかな?
っちゅうか、なんでカートを使わなかったんだぁぁぁぁぁ!←おバカ


2000年09月27日(水) 男性と女性の違いを考察?

あ〜〜、女性だったことを後悔するとき。友人の結婚式の衣装を考えるとき。
結婚式に出席するのがイヤなのではない。そんな薄情者じゃないぞ!
衣装を考えるのが面倒・・・。

あ〜〜、つまり女性に生まれたことが間違ってた?
男性だったらスーツでいいではないか。ネクタイをお洒落にしてさ!
でも、女性はそうはいかない・・・。男性に生まれたかったかも・・。

お洒落好きな人はワクワクするんだろうなぁ・・。こういう時って・・・。
でも、私は普段がGパン、短パンだから、本当に「正装」になってしまうのよ。
ふぅ・・・。で、買いに行ったさぁ。披露宴服をさ・・。

もちろん、私だって披露宴服ぐらい(なんで、こんな呼び方してるんだ?)
持ってるけどさぁ・・・ベルベットのワンピースなのよねぇ。
こんなの暑くて秋には着られないじゃん。もう・・・みんな冬に結婚してよ・・・。
わがままだなぁ・・・。いいの、女の特権だから・・。こういうときは女かい!!

あーー!、もしかして男性の礼服ってシーズン関係無し???い〜な〜〜。
心底こんな事考えてるなんて、女性失格だな。どっちなんだよ!

でさぁ、今の私の膝はカクカクで汚いから隠さなきゃいけないの。
あぁぁぁぁ、また選択肢が減ったよ・・。ただでさえ、チビだから選びにくいのに・・。
そうか!サイズがなかなか合わないからお洒落好きじゃないんだな。きっと。
足が普通のサイズなだけマシなのかねぇ。でも、今回ヒールが高いモノは危険だよなぁ。

だから、なんで膝がこんな状態の時に結婚式なんだよぉぉぉ。
それを言うなら、なんでこんな時にケガしてるんだよぉぉだろうが!!
っちゅうか、はよ服を買いに行かねば・・。

第一候補はパンツスーツだな。ヒールのある靴を履かなくてもいいしさ!
試着。試着ぅぅっと!あうぅぅぅぅ。かっこわるい・・。腰のラインがおかしいよ・・。
足が太いのかと思ったら、パンツが大きくてお尻の部分がブカブカなんだって。

もしかして、私のお尻が小さいの?女性ってお尻小さい方が嬉しいよね?
なんか嬉しい!って、喜んでる場合じゃないよぉぉぉ。減り続ける選択肢。
じゃぁ、ロングのワンピースだな・・・試着。試着ぅぅぅっと!
・・・・ウエストがくびれてないデザイン。これじゃぁ、オバサンじゃん。

2着目にトライ。おぉぉぉ!ビンゴ!
しかし、胸が開きすぎ?背中も開きすぎ?既婚者が色気を出してどうする?
胸と背中が開いていれば色気が出ると思っている私もおめでたい。

ということで、おめでたい結婚式に着ていく服をようやく購入。
結局、女性らしさを強調した服を選んでる私・・・。
いいの。いいの。おめでたいんだから。なにが?
うげっ!お直し代が5000円。飲み代より高い・・・。
よかよか。秋に3回の結婚式。全てこれを着ていけば元が取れるだろう。なんの?

あ〜〜、膝も痛いが、懐も痛いってなカンジの今日この頃。


2000年09月25日(月) ひざこぞう。

ひざこぞう。

私は今までの戯言で「ケガをしている」という言葉をたまに使っている。
真相を書かなかったのは、いつか大々的に書いてやるんだ!という魂胆があったため。
まだ、完治していないので現在進行形なのだがとりあえず一区切りついた模様。

っくぅぅぅぅぅぅぅ!2ヶ月半の73本の注射治療が終了!!!
この日をどれほど待ち望んだことか!!パンパカパァァァァァン!

半分は膝に注射。もう半分は腕への筋肉注射。しかもかなり痛い。
「なんだ!そんな数。」と思う人もいるかもしれない。いや、いるだろう・・。

しかし、私は物心が付いてからは入院をしたことがない。
急性アル中になって点滴を受けたこともない。献血の経験もない。←自慢できない
小中学校での予防接種以外の注射は、勤め先の血液検査ぐらいしか記憶がない。
(なんで、女子の肝機能検査までするんだ?お酒好きな私が入社したから?)

だから注射なんて大嫌いだし、自分が打たれているところを見たこともない。
そんな私が1日おきの注射に耐えたのだ!いいこ、いいこ。なでなで。

そして、私は今まで大きなケガをしたこともなかった。
私が言う大きなケガとは「骨折」とか「捻挫」とかそんな程度だが・・・。これもない。
なにしろ学生生活のほとんどを水泳部員として過ごしたため、
そういったケガには縁がなかったのだ。せいぜい足をつる程度か?

足がつったら長い休憩を要求し練習をサボるため、記録の伸びない選手だった。
スキーもバイクも安全を優先し、いつまでたっても下手だった。
世間ではこれを、努力と度胸が足りないタダの凡人と言うかもしれない。まぁ、いいや。

そんな誉められもしない努力?を続け、健康に暮らしてきたのに・・・・。
なんで・・・なんで、トイレですっころんで靱帯を剥がさなきゃいけないんだぁぁぁ!?
スポーツでも交通事故でもなく、ただ・・・ただ、すっころんだだけで!!
しかも、場所がトイレェェェ???人に説明するのも恥ずかしいじゃないか。

誤解を受けないために説明しておくが、Gパンを履いた瞬間に転んだ気がする。
トイレに段差があったわけでもないし、きれいに掃除されていた。
だから、尻もちを付けばよかったのに、なぜか膝を曲げしゃがみ込んだ状態で
バランスをとろうとした・・・・様な気がする。実際にはあまり覚えていないのだが・・。

膝に激痛が走り、膝がいつもとは違う形をしていた。
すぐ立ち上がれば良かったのに、何が起きたか解らずボーゼンとする私。
トイレだったので人に助けを求めるわけにもいかず、自力で立ち上がった。
(だから、なんでトイレなのよぉぉぉぉぉぉ!!)

翌日、パンパンに腫れた膝を医者に見せたところ靱帯剥離と判明。
剥がれた骨の部分から出血。なんだそりゃ?骨から出血???
そんなこんなで私の膝には常にテーピングと湿布、さらに包帯が巻かれることになった。

治療の時しか膝を見ることができないのだが、2ヶ月近くたった頃・・・
毛穴が目立ってきたような・・・・・?????ぷつぷつ。
不思議に思っていると・・・・・・なんと毛が生えてきたのだ!!

膝に毛だよ。膝に毛。普通、男性でもあまり生えてないと思うんだけどなぁ。
しかも、妙に色が濃い。すね毛より明らかに濃い色をしている。
そして、その膝毛(勝手に命名)はすくすくと育った。ふわふわ。なんだか、かわいいぞ。

これ、どこかで見たことがあるんだけど・・・・・あ゛――――!
「飼ってもい〜い?」「また、子象なんて拾ってきてぇ!」というCMをご存じだろうか?
家の中に子象がいるのだ。頭にフワフワな毛が生えた子象。

あはは〜〜!私の膝は子象の頭にそっくり!!

そして、私の膝子象・・ではなく膝小僧は今日2ヶ月半ぶりに水浴びをした。
今まではビニールに覆われていたのだが、本日解禁だ!うれしい。
しかし、まだ湿布と包帯はまだはずせないらしい。私の膝毛はどこまで育つのだ?

先生は全く日が当たらないから毛が生えるだけで気にしなくていいとおっしゃる。
そして、包帯が必要なくなれば自然に無くなると・・・。
ふぅ〜〜ん。そうなの?日が当たらない部分ってたくさんあるけど・・・・(謎)


2000年09月23日(土) 飼育箱。

あ〜涼しい。今日は半袖では肌寒い気がします。
もう、クーラーのお世話になることはないでしょう。
今年の夏の電気代で・・・・デジカメ買えるよ。←欲しいモノ

どーでも良い話ですが私の実家にはクーラーがありませんでした。
慣れてしまえばそれほど苦にならず、1年に2,3回汗を拭きながら寝る程度。
新陳代謝が活発になると自分に言い聞かせ?健康な生活を送っていました。

が・・・・数年前に猛暑というモノがやってきまして・・・。
あづぅぅぅぅぅぅい。鉄筋コンクリートの集合住宅は湯気が出てるんじゃない?
みんながクーラーを使うため室外機が熱を発しているに違いない!!

さすがに我慢ができなくなった私は「冷風機」なるモノの存在を知り
早速、買いに出かけました。クーラーと違って設置して貰わなくていいし・・・・。
なんと、除湿機能までついていてタンクに溜まる仕組みになっているので
目で実感できる!!(ホントは捨てに行くのが面倒なんだけど)

ところが!!
猛暑で品切れになったのか、その年は製造しなかったのか?
「冷風機」が売ってないんです・・。(翌年には売ってました。ガックリ)

どうしても諦めきれない私は「取りあえず湿度さえ下げれば、体感温度が
低くなって涼しく感じるのではないか?」と、いい加減な知識を掲げ
「除湿器」を購入したのです。

・・・・失敗でした。確かに一晩中除湿器を動かせば1リットル以上の水が溜まり
見た目にも実感できてなんだか楽しいのですが、
なんと、熱風が吹き出てくるではありませんかっ!!最悪。室温急上昇。

結局、夏にはあまり使わず、梅雨時や洗濯物を室内で乾かすときに使いました。
まぁ、これはこれで便利なモノで洗濯物なんてあっという間に乾き重宝です。
(そう思わなければ虚しい・・)

除湿器もそこそこ活用されてきたある年、私の部屋に蚊が飛んでおりました。ぷい〜〜ん。
3階なので普段あまりお目にかからないのに・・。おかしいなぁ。
しかも、1匹や2匹じゃない・・・5,6匹は飛んでいる・・・・???

私はO型の女性なので一番蚊に刺されやすいタイプ。←テレビからの知識
とりあえず、全部退治して眠りにつく。寝てるときが一番アブナイからね。
次の日。またまた、ぷい〜〜ん。ぷい〜〜ん。・・・・おかしい。

他の部屋には蚊なんていないと家族は言います。
もしかして私の部屋で蚊が発生している???
蚊は水のある場所で発生するはず。私の部屋の花瓶は空のまま・・・。

水。水。・・・・・水が溜まっている場所・・・。
あ、・・・あった・・・。除湿器の水・・・。も、もしかして・・・・。
恐る恐る除湿器の水受けタンクを開けてみる。

うぎゃぁぁぁぁぁ!ボウフラくんが泳いでるよぉぉぉぉ。
ボウフラくんなんて今まで見たこともないのに、私の脳はそれをボウフラと認識。
恐ろしい。私は除湿器で蚊を飼育していたのです。

私はかなりの面倒くさがりや。除湿器の水を捨て忘れていたみたい。
というか、タンクがいっぱいになるまでそのままにしておくタイプなんです。
どうして私ってこうなんだろう?

「冷風機」が無いからと言って「除湿器」を買い、そして納涼を味わえないばかりか
蚊を育て上げる始末。どう考えてもこれじゃぁ「ちびまるこちゃん」だよ。
とほほ・・・。


2000年09月22日(金) 相談。

学生の頃、私も人並みにアルバイトというモノをしていました。回転寿司・・・。
食事は5皿分のお寿司を頂き(しかも、好きなお寿司を自分で作っていた!)
辞めた後しばらくは回転寿司を自費で食べに行きませんでした。
だってぇぇぇ、今までタダだったのに・・(笑) また、関係ない話してる・・・。

そのバイト先には高校生が多く、大学生は私ともう1人同じ学年の女の子が
いるだけでした。必然的にリーダーシップを取ることになり、
高校生にもそれなりに慕われていた(と思います)。

バイト仲間でも同じ人間が長く在籍すると恋愛問題が勃発します。
ある男の子が可愛い女の子を好きになったのです。(もちろん私ではありません)
お姉さん的存在の大学生2人は相談を受けることになりましたが・・・・

実は私たち2人は可愛い女の子の気持ちを既に知っていました。
恋愛対象としては興味なし。友達としてしか・・・・・。
さて・・・どうやって相談に乗ればいいのかなぁ???

もう1人の彼女は告白を勧めました。
「やってみなければわからないでしょ!男なんだからフラれる覚悟で挑みなさい」
「もしかしたら、上手くいくかもしれないじゃない!」

私は・・・・安易に成功確率0%の告白を勧めることができませんでした。
自分ではどう思うのかを訊いてみると「たぶん、フラれると思う」との答え。
そして「告白したことによって、今までのように話せなくなるのがイヤ」と付け加えた。
「じゃぁ、止めておきなさい」私は彼にそう言いました。

その後、彼がどう行動したのか覚えていません。
ただ、彼は私たちにこう言いました。「理想主義と現実主義の2人だね」と。
私が現実主義者ということみたい。・・・・・?

私はあまり相談を持ちかけられるタイプではありません。(頼りないし(笑))
ごく稀に相談されても「自分ではどう思う?」と必ず訊いてみます。
その答えが明らかに間違っていると判断できる場合は異を唱えますが、
そんなことは殆ど無いので相談者の意見を尊重し、話をそちらに導いたうえで
「そうだね。そうしてみれば?」と言うことにしています。

ん〜〜〜。実に頼りない(笑)
しかし、「人に相談する時点で考えは殆どまとまっていて、相談と言っても
背中をポンッと押して欲しいだけなんだよねぇ」とある人に聞き、
それを自分に当てはめてみると、「おぉ!その通り!」だったのです。

背中を押して貰いたかったり、引き戻して欲しかったり・・・。いろいろあるけど。
飛び込み台に立つには自分の足で進むしかないんだよねぇ。

ついつい「自分だったらこうするなぁ・・・」なんて言ってしまうこともあるけど
喋った後に「無責任だったかな?」と後悔することになります(笑)
そうだ!これからは「彩紀さんだったらどうする?」と訊かれてから
答えるようにしよう(笑)

この戯言の存在はネット上での知人にしか教えてないんだけど、
もし、身近な人に教えたら・・・・・絶対に相談されないだろうなぁ(笑)


2000年09月21日(木) 人生の鉄則?

昨日、今日と2日間かけて1冊の本を読み終えた。
あ〜、正確には上下あったので2冊か・・・。でも、話は1つだし・・・。
日本語って難しい。

ジャンルとしては女の子向けのファンタジー。人に勧められなければ
おそらく手には取らなかった作品だ。「この作品が面白くなければメル友を
辞めてもいい」と今までに聞いたこともない太鼓判をボコンッと押された。

私は彼女の書評を信頼していたので、迷わず新品での購入を決意し、
頂きものの図書券を握りしめ本屋へ直行。
え?信頼しているのに自分のお金で購入しないのかって?
何をおっしゃる!この話はシリーズモノなのだ。
気に入れば全巻買ってしまう性格を熟知しているからこそ最初の負担は軽く・・。

シリーズ最初の話、上下巻を図書券で購入した私はほぼ1日で読破し、
彼女にはメル友続行を緊急報告した。
その後の話もどんどん読み進み・・・あっ、途中ドラクエに阻まれた・・・
今日読んだ話は4話目になる。あぁ、感動。

架空の時代背景というか世界設定も面白いのだが、それぞれの人物が
気持ちいいくらいに成長を遂げる。今回は特にそう感じた。

自分は不幸なのだ。他人には解ってもらえないくらい不幸。
解って貰えないからさらに不幸だと主張する。
しかし、誰も味方してくれない。・・・・・そんな少女が登場。

わかる!わかるよ!その気持ち。激しく落ち込んだときはそう思いたくなる。
同情を引きたい。誰か私を可哀相だと言って・・・。そんな風に考えたこともあるから。

しかし、この少女は自分より年下の少年に「自分のことを好きか?」と聞かれる。
彼女は「こんなジメジメした自分は好きではない」と答える。
少年は「じゃぁ、嫌われて当たり前だ。本人すら好きではない人間を
他人が好きになるものか」と言い放つ。

もちろん、少女は憤慨した。
おそらく、私も直接こんな言葉を落ち込んでいるときに浴びせられたら
・・・かなりムカツク。

しかし、その通りなのだ。
「自分が嫌いだ」と他人が言っているのを聞いてもあまり気持ちよくはない。
その上、ジメジメしながら「あなたには解らないわよね」なんて決めつけられると
「あぁ、解らないよ。解りたくもない」とまるでドラマのセリフのような言葉が
脳裏に浮かんでしまう。
不愉快に感じた他人の行為はやらないほうがいい。これ人生の鉄則?

「自分のことが好きだ」とは、ナルシストっぽくてあまり口にはしないが、
この気持ちは大切だと思う。他人の気持ちを変えるのはとても難しいが
自分の気持ちは自分次第でどうにかできるはず・・・。

でも、まぁ私がこんなところで力説しても説得力ないから・・・(笑)
この本を悩める乙女?の頃に読みたかったなぁ。
あんな堅苦しい人生本よりよっぽど役に立つと思うよ。

ちなみに 小野不由美 「風邪の万里 黎明の空」上下巻 講談社X文庫・・・。


2000年09月18日(月) 悪臭の根元。

私の家の前には道路を挟んですぐの場所に小さな畑があります。
畑の隣に住むご隠居さんが野菜や果物を作っていて、
老後の楽しみにしていらっしゃるみたい。
時には桃や梨を頂くこともあり季節の味を私も堪能。(*^_^*)

小さな畑と言っても70坪くらいはあり、雑草や虫の駆除には薬を使っているようで
時々異臭がします。これがまた、何とも言えず鼻につくカンジ。
日本語が間違ってますねぇ。鼻の粘膜につくようなちょっといやぁな臭いなんです。
しかし、立派な桃や梨に育って頂かなくては困るので、ココはがまんがまん。

先日、愛知県でも異臭騒ぎが起きました。そう、三宅島からやって来たんです。
硫黄の分子が飛んでくるぐらいだから、放射能なんてもっと遠くからでも
やって来るんだろうなぁ、しかも臭わないから全くわからないんだろうなぁ。
もし、「これが放射能の臭いです。覚えておいて下さいね。」なぁんて言われても
その時点で被爆しそうで覚えたくないよなぁ・・・・こんな考えはさておき・・・。

私は化学科出身のくせに硫黄臭だとも気づかず、前にある畑のせいにしていました。
また、何か散布してるのねぇ・・・あぁ、ごめんなさいご隠居さん。
今年は梨が貰えないかもしれない。

友人も「近所の家から臭ってると思った」と言っていたので、
硫黄臭が漂った初日には千世帯程が異臭の根元だと思われたに
違いありません(笑)

異臭騒ぎも自然災害の一部なのですが、その数日前に東海地方は
記録的豪雨に見まわれました。幸い我が家には殆ど被害はなかったのですが
庭作業用の道具が保管されているプラスチックコンテナの中に水が入って
しまいました。屋外用コンテナではなかったので劣化してしまい
蓋が割れていたのです。
50リットルほどの容器は夕方の豪雨だけでいっぱいになりました。

道具が錆びるだけならまだしも、そのコンテナには除草剤や害虫駆除剤を
入れてあったのです。水は真っ黒・・・・しかも異臭が・・・・。
数日後にこの水を処分しようとしたのですが、コンテナは今にも割れてしまいそうで
そう易々とは動かせません。仕方なく別の容器にくみ取り下水口にに捨てることに。

私はケガをしているため手伝うことができず家の中にいたのですが、
く、臭い・・。はだでいぎがでぎだい(鼻で息ができない)
別のバケツにも水が溜まりその中には雑草が入ったままになっていたそうで・・・。
雑草がどろどろに腐っている・・・。かなりの悪臭・・・・。

その日、午前中には硫黄臭が漂い、午後には我が家の人的被害とも言える
悪臭が漂いました。ご近所のみなさんごめんなさい。
ま、まさかご隠居さんの畑の臭いだなんて思ってないでしょうね・・・。
来年の桃も危うい状態になったかもしれない(汗)

あぁ、せめて硫黄臭が漂う午前中に作業すればよかったのでしょうか?
そうすれば、近所にはばれなかったかなぁ?←悪魔


2000年09月17日(日) へなちょこのススメ。

「自分の前に壁があります。どのくらいの高さですか?」

こんな心理テストを試されたことがあります。
目の前の壁の高さは自分のプライドの高さなんだとか・・・。
結果に納得できてもできなくても何となく1問くらいなら答えてしまう心理テスト。

自分より年上の男性にプライド高いぞオーラが出まくっている人がたまにいます。
物知りでかっこ悪いことは絶対にしない、完璧な人間。・・・・っぽい。
容姿が整っていればさぞかしモテモテ人生を歩んでいくんだろうな。

1度や2度会うだけならかっこいい印象だけが残り◎評価!!、
しかし、彼氏や上司など長いお付き合いをしているとあることに気づきます。

どうも、プライドたかしさんには「俺には興味がない」的話題が数多く存在し、
そして、何故か「ど忘れした!」を連発するのです。
さらには自分の知っていることは全て常識とおっしゃる。

う〜む。これ・・・かっこ悪いよ。
「知らないなぁ。教えて!」の方がよっぽどスマートだと私は思う。
「能あるタカは爪を隠す」という言葉もど忘れしちゃったの?


恋愛をするとき、とかく女性は男性に頼ろうとします。
男性も頼って欲しいと思うとか・・・・最近は思わない人もいるのかな・・・・。
もし、彼氏が年上でプライドたかしさんだった場合にはメロメロになること必須。

しかし、人間誰でも挫折という道を通りますよね。
人生そこそこ上手く渡ってきたプライドたかしさんだからこそ思わぬ挫折に
出会ったときには、できれば年下の彼女に頼らず解決して欲しいと思います。

なぜなら、男性が年上の場合は女性は母性本能というモノは家に
置いてきちゃいるからです。だって、何でも自分で解決できる完璧な人なんだから
必要ないでしょ?そう思わせたのは誰でもないプライドたかしさん。

完璧な人間を語っていたプライドたかしさんがボロボロになり女性に頼ってきても
幻滅するだけで助けてあげられないんです。もう、それは恋の破滅を意味します。
冷たいですか?でも、恋愛に関しては女性って単純なんですよね・・・。

だから、「へなちょこのススメ」なんです。だって、ちょっぴり頼りないかな、と
思っていた人が思わぬところで活躍したら素敵だなぁって思うから・・・。
思わず好きになっちゃうかも!!まぁ、女性にも言えることなんですけどね・・・。

人間、どこか欠けてる方が好感が持てますよね?
え?私は欠けすぎ?まぁ、それはそれで・・・。
でも、自分の前にある壁の高さは自分の背と同じくらいなんですよ。
背はかなり低いけど・・・・・。


2000年09月16日(土) 韓国旅行 ―垢擦り体験―

韓国の代表的なツアーオプションはなんといっても「垢擦り」!!!
ツルピカなお肌は永遠の女性の願い。一度は体験してみなければ!
ってなカンジでゴシゴシしていただきました。

テレビなんかでは水着を着ていますが、本当はスッポンポンです。
いくら友人とはいえ、これは結構恥ずかしかった(笑)。
「お互い裸は見ないこと!」と契約を交わし?いざ出陣。

伝統的なサウナも選択可能でしたが、私たちはごく普通のタイプを選びました。
(移動が面倒だっただけなんだけど・・・)
一見、サウナ付きの銭湯です。垢擦り台がずらりと並んでいることを除けば・・・。

つまり、お風呂でゴシゴシして貰うのです。これならスッポンポンでも恥ずかしくない?
いいえ。やっぱり恥ずかしいです。だって・・・ついたてもないし・・。
よかった・・・他の観光客がいなくて・・・。←誰も見ないってば!

まず石鹸で体を洗ったあと湯船に浸かり(サウナって入ったっけなぁ?)
準備が整ったところで、コスチュームが何とも言えない垢擦りおばちゃん登場。
黒のビキニ???黒の下着???あぁ、レースがとってもセクチィ?

ようやく垢擦り開始です。それはもう、違う意味での「まな板の上の鯉」状態。
ザッシュザッッシュと鱗をはぎ取るように垢を落として貰い、
裏、表、裏とひっくり返される(笑)。髪も顔も全部洗っていただきました。

どれだけの鱗が落ちたのかは真実が恐ろしくて確認してません(笑)。
どんなにキレイ好きな人でもかなり出るそうですよ。
キュウリのすり下ろしや乳製品のようなモノのおかげかお顔もツルツル!!

ガイドさんは月に一度は垢擦りをやって貰うそうです。
だから、お化粧ののりがいいのね!!街ゆく人もみんなお肌が綺麗に見えるけど
垢擦りのおかげなのかなぁ?とにかくオススメです。

<教訓>美を追究するなら羞恥心は捨てるべし

今回で韓国のお話はおしまい。
もっともっと、いろんな観光ポイントがあるので「また、行ってみたい国」の1つです。

韓国でお世話になった方々、本当にありがとうございました。


2000年09月15日(金) 韓国旅行 ―夜の東大門―

1回目の旅行中、行きの名古屋空港で知らないおばさんに話しかけられました。
「あなた達もお買い物に行くの?私はねぇ、服を買いに行くのよぉ!」
そ、そうですか・・・・。戸惑う私たちにおばさんはマシンガントーク。
「ほら、これ!いいでしょぉぉ?」と、自分のパンツを指している。
は、派手だよ・・・おばさん。しかも、ピチピチパンツ・・・。

「韓国の服はいいわよぉぉぉ!ほら!このフィット感!」
あ、あぁ、フィット感がいいのね・・・。
「生地も良いし、カットが上手いのよねぇ。この立体感は日本にはないの!」」
なるほど、カットが上手いと確かに着やすい。

「あなたたちも、ブランド品ばかり買ってちゃ勿体ないわよ!
韓国の服は安いんだから!!」
はっ!肝に銘じておきます!!

「でもねぇ、縫製がいまいちなのよねぇ・・・・。すぐほつれちゃうの・・・。」
えっ?それも肝に銘じておきます・・・・・(汗)。

そんなこんなで(どんなこんな?)ガイドさんに頼み、衣料品が安く買える
という噂の東大門市場へ案内して頂きました。
東大門にはファッションビルがありブティックもココで仕入れているらしいのです。。
そのためか開店時間は夜。ガイドさんに「帰りは同行できません」と言われました。
あぅぅぅぅ。

1店舗2坪ぐらいでしょうか、所狭しと商品が山積みです。
表示がないので値段を聞き、取りあえず値切ります(笑)。
1度目は成功。2度目の値切りに挑戦した友人は・・・
2,3枚のまとめ買いなら安くしてあげると言われていました(笑)。

服は比較的スリムなデザインが多く、2000円以下のモノもありました。
試着できないのでトップスを中心に見て回ったのですが、私はスポーティな
感じを好むので・・・・うぅぅぅぅむ。

ブランド音痴の私は判らなかったのですが、購入したパーカーのロゴは
どこかのサーフブランドのモノに似ていました(笑)。(帰国後に判明)
でも、2800円で着倒しているのでかなりお買い得???
いろんなものがあって見ているだけでも面白かったですよ。

あっ、日本語は全く通じません。金額表示も電卓を用いてのやりとりです。
2度目の旅行でも同じショッピングビルに行ったのですが
私は勉強していきました!!

「少し、まけていただけませんか?」を韓国語で記憶したのです(笑)。
しかし、・・・・・返ってくる韓国語が解らない(←おバカ)。
幸いにも2回目の時は韓国の方(代理店の金さん)が一緒に来て下さったので
英語で通訳。英語もよく聞き取れない私はさらに日本語への通訳(部下の方)を
お願いし・・・なんとも時間のかかる買い物になりました。やれやれ。

そんなことより問題は帰りのタクシーです。(1回目の旅行)
夜の10過ぎになっても街は賑わっているし屋台も出ていて、
ビルの近くは人でいっぱいなのですが、模範タクシーがつかまらない!!!

30分近くも探しまくり大変な思いをしました。
広い道路を勝手に横断し、やっかいな旅行者この上ない。
「旅の恥はかき捨て」そんな言葉がある国の生まれで良かったのか
悪かったのか?韓国のみなさんごめんなさい。


えっ?服の縫製はどうだったのかって?
正直言って雑なモノもありました。でも、雑じゃないモノもあったのです。
ですから、購入時に商品を良く確認することだと思います。
その行為は、値切るときもにも役立つのでは?

明日は最終章。

<教訓>東大門の夜、模範タクシーをつかまえるのは至難の業


2000年09月14日(木) 韓国旅行 ―免税店の落とし穴―

海外旅行と言えばまずは「免税店」ですよね。
私はブランド品をわんさか買えるほどリッチではなかったのであまり詳しくは
ないのですが、韓国のソウルには東和、ロッテ、新羅の免税店がありました。

友人のお薦めは新羅免税店だそうです。超一流ホテルの中にあるので
品揃えも豊富だと言うのですが、私にはさっぱり(笑)。
確かに東和は空港からホテルに行く途中で必ず?案内されるので品薄かも・・。

それでですねぇ。韓国の免税店って一流ブランドも入ってるんですよ。
ハワイやグアムにも免税店はあるけど一流ブランドは免税店ではなく
ギャレリアに入ってますよね?ギャレリアって免税じゃないですよね???

税のことをよく知らないうえに韓国のデパートやギャレリアのブランド品は
価格を確認しなかったので何とも言えませんが、免税店では少なくとも関税?の
分くらいは安いのではないでしょうか?

ということで、一流ブランド品も免税店で買えば免税品なので空港渡しとなります。
これがくせ者なんです(笑)。ハワイなんかでもタバコやお酒は空港渡しですよね?
韓国では旅行者の免税品は空港のストックではなく免税店から運んでいるんです。
(お酒やタバコはストックかもしれません)

つまり、帰国当日にブランドの免税品はは購入できません。・・・ガ――ン!!
最終日に時間があるから免税店で買い物をしようなぁんて思っても断られます。
私たちはそんなことを全く知らなかったので、友人は泣いておりました(笑)。
空港の免税店ならばもちろん購入可能ですよ。ご希望のモノがあるかどうかは・・?

免税店の店員の方はとっても日本語がお上手です。もう、ペラペラ!
しかも、日本人と中国人を会話することなく見分けていらっしゃいました。
突然「ニーハオ!!」私は目が点。なぜ、判るの???プロだから?

ホテルや免税店の前には必ず模範タクシーが待機しているので移動は楽です。
ただし、日本語が通じるかどうかは・・・・わかりません(笑)。

明日は東大門のお話にしよっと!

<教訓>免税ブランド品は帰国前日までに購入しよう。


2000年09月13日(水) 韓国旅行 ―喜ばれるお土産とは?―

旅行で頭を悩ませるものはお土産ですよね。
韓国のお土産として代表的なモノと言えば・・・・
キムチ、朝鮮人参系(飴、チョコレート)、韓国海苔などがありますが
万人受けするのは韓国海苔でしょうか。

朝鮮人参飴を買っていった事があるのですが値段が高いのに全く喜ばれなかった
という朝鮮人参飴のように苦い思いをしました。

キムチはキムチ好きな人にしか喜ばれません。(当たり前かな?)
逆に言えばキムチ好きにはとっても喜ばれますので、
旅行前に確認するのが良いでしょう。

韓国のキムチはよほど厳重にに密封されていない限り、
日本に帰ってくるとニンニクの香りが漂い始めます。
というか、気になり始めます(笑)。

3種類のキムチが入っているパックを購入し、3人にあげたのですが
箱から出して手渡した瞬間、何重ものビニール袋で封印され始めました。
最後にはシール機(熱で袋を閉じる機械)で封をする始末。

電車で帰宅する人にあげたから仕方がないのでしょうが複雑でした(笑)。
空港から直でお土産を渡しに来たので自分の鼻はまだ韓国バージョン。
その後、「やっぱり、本場のキムチは美味しかったよ」と賞賛の言葉を頂きましたが
1週間は冷蔵庫にニンニクの香りが充満したことでしょう。

1回目の旅行でお土産物屋の商品に割高感を感じた私たちは
2回目の旅行のお土産はデパートで買うことにしました。
はっきり言って安いです。←これホント

しかし、キムチは密封された商品を買うべきでした・・・。
g売りのキムチを「袋は2重にして上げるから大丈夫」という言葉を信じ
購入したのですが韓国のニンニクは強かった・・・。
帰りのバスで現地のガイドさんにまでしかめっ面をされてしまいました(笑)。

デパートで特に安かったと感じたモノに韓国海苔があります。
前回の旅行では私たちは「ぼられた」らしい。値段に3倍もの開きが・・・。
悔しいのでたくさん買いましたよ!!やっぱり、お土産は韓国海苔よね!
比較的値段も安く(これは買う側の利点か・・・)、日持ちするので喜ばれます。

ただ・・・1つだけ欠点が・・・。そう、非常にかさばるのです。
同じツアーの方でハワイ6泊8日の旅に来たのかと思うような大きなスーツケースを
持ってきた人がいました。帰りはお土産の韓国海苔でいっぱいになるとのこと。
なるほど!!!彼女は賢かった。

面白いお土産としてウィッグというのもあります。
当時は今ほど流行っていなかったので私はあまり興味が無かったのですが
行きと帰りでは全く違う髪型の人達がいました(笑)。
カバンに見覚えがあったから気づいたものの、全くの別人!!
普通の女の子が安西ひろこちゃんになってました。

明日は自分のためのお買い物話を・・・。

<教訓>キムチには厳重体制を取れ!


2000年09月12日(火) 韓国旅行 ―念願の骨付き・・・―

2回目の韓国旅行では、行きの名古屋空港で元上司の部長とお会いしたんです。
偶然にも行き先は韓国で出張とのこと。もしかして・・・・ぐふふ(笑)

『君たちはどこのホテルに泊まるの?』
 「ホテル○○ですぅ。」

『あぁ、そう。私は隣のホテルだよ。予定はぎっしりなの?』
 「いいえ、今回はオプションを付けてません。」(待ってました!!)

『そう。じゃあ、今夜夕食を一緒に食べようか?ホテルに電話するよ。
代理店の人(韓国の方)と○○(部長の部下の方)もいるけどね。』
 「は、はい。連絡をお待ちしてます。」(目がキラキラ) 

やったぁ!!ご馳走になれちゃうぞ!!
なんてったって、1時間20分のフライトをビジネスクラスで行けちゃう部長だもんね。

ホテルに着いた頃に連絡を頂き、夕食の時間に迎えに来て下さいました。
『さぁ、何が食べたいのかな?』
 「えっと、こんな格好(TシャツGパン)でも恥ずかしくない所なら・・・」
『でも、君たちその格好でホテル○○に泊まってるんでしょ(笑)?
ホテル○○なんてウチの会社では社長しか泊まらないよ(笑)』
 「えっ?そうなんですか??でも、日本から修学旅行で来てる高校生がいますよ。」

そうなんです。修学旅行で韓国に来ているらしくエレベーターは高校生でいっぱい。
最近の高校生っていいなぁ。私なんて冬でもないのに白馬(隣の県)でした・・・。
おそらく上の階は私たちの部屋とは違うのでしょう。立派なエレベーターがあったので
社長は私たちとは比べモノにならない素敵な部屋に泊まるに違いありません。

さてさて、話を戻します。
私たちは1回目の韓国旅行で骨付きカルビが食べられなかったことを
悔やんでいたので焼き肉をリクエストしました。
骨付きカルビって日本では特に食べようとは思わないのに、
なぜか韓国では絶対に食べなければいけないような気がしたのです(笑)。

代理店の方に観光客だけでは絶対に探せないような路地裏のさらに裏のお店に
案内して頂き、どんどん食べて飲んで!というお言葉に甘えました。
キムチがドカッと出てきた時は、もちろんあのおばちゃんを思い出しました。

骨付きカルビはもちろん、冷麺などのその他韓国独特の料理をご馳走になり、
ニンニクを焼いたモノまで・・・・(笑)。(ちょっと?いや、かなり臭う・・・あはは〜)
夜中にはニンニクのため胸焼けまで頂き・・・私の体にはあまり合わないようです。

骨付きカルビは当然美味しいです。一番美味しいと言われる骨の周りのお肉も
優先的に?ご馳走になりました。冷麺はその前に食べたキムチや焼き肉のような
パンチの効いた味とは対照的に実にさっぱりした味でした。
ふむふむ、これが本場の冷麺の味か・・・。日本の冷やし中華の味は忘れましょう。

どうも、韓国の料理は味の濃いモノと薄いモノの差がはっきりしているようです。
キムチなどの唐辛子を使った料理はかなり辛いと感じるし、
逆にムッと呼ばれる見た目がこんにゃくのような食べ物や冷麺は物足りなく感じます。
辛いモノが多い国なのでさっぱりしたモノもあるのかもしれませんね。

とにかくこの日は念願の骨付きカルビを堪能し満足な初日でした。
部長のご馳走かと思いきやこの日の食事は代理店持ちだそうで・・・。
あぁ、ゴールドのカードが眩しい。金さんごちそうさまでした。

代理店の方(韓国の方)のお話によると、値段が表示されていない屋台や
中型タクシーなどは先に値段や料金を確認するべきだそうです。
食べてしまったり乗車した後に法外な料金を請求されても
文句は言えないとおっしゃってました。

屋台と言えば、(私たちは勇気が無くて一度も利用しなかった)
夏場でも生ものが並べてあるそうですが、暑い時期は危険だそうです(笑)。
現地の人も暑い時期はあまり食さないと言うお話でした。

あぁ、でもパジョン(チジミー韓国風お好み焼き)は食べたかったぁぁぁぁ。
なぜか、2回も訪問したのにパジョンには恵まれず、次回の課題として
私の胸の中に残っています(笑)。

食べ物の話題としてもう一つ。
私たちは1回目のツアーでガイドさんに「韓定食」を勧められました。
宮廷食のようなモノで、日本でいう高級会席料理でしょうか。値段は1万円。

円で請求するのには理由があるのでしょうが、いろいろ納得がいきませんでした。
とにかく量が多すぎます。マナーはゆっくり食べることだと聞いていたのですが
ゆっくり食べていてはお腹の中に入りきりません(笑)。
結局、残すことになりました。貧乏旅行の方はよく考えましょう。
しかしながら、見たこともない料理を食べたという経験はいつか役に立つはず?

明日はお買い物のお話にします。

<教訓>韓国に行ったら骨付きカルビ???


2000年09月11日(月) 韓国旅行 ―おばちゃんのお店―

あまり私のドジ話ばかり書いてもなんだから食べ物のお話を。

韓国と言えばまずキムチ。現地の方も来るような庶民的なカンジのお店では
料理を注文する前に出てきます。おしぼりやお水と一緒にキムチ。最初はビックリ!
え?た、頼んでないけど・・・・。おばちゃんのサービスだったようです。
でも、残しちゃったよ。ごめんねおばちゃん。だってぇぇ、3種類も食べられないよぉぉ。

韓国のキムチは酸っぱくなくて食べやすいです。でも、ニンニクの香りは強烈。
向こうではみんな食べてるから臭いはあまり気になりません。というよりマヒ?
ガイドさんに「キニセズガンガンタベテクダサイ」と言われました。
が、帰国前日だけは少し控えましょう(笑)。嫌われます。

韓国の箸はあの銀色の平べったい箸です。慣れるまではムズカシイ!!
そして日本のお茶碗にあたる食器も銀色の金属製のモノです。
ここでちょっと豆知識。
韓国では日本のようにお茶碗を持ってご飯を食べる習慣はないそうです。
ご飯はテーブルの上に置いて食べましょう。

お行儀の悪い私はお茶碗を持って食べることをあまりしないので
偶然にも韓国ではお行儀の良い観光客だったようです。
というよりも、ネコ手(猫舌の手バージョン)の私は熱くて持てませんでした(笑)。
金属製なので熱が伝わりやすく、熱ぅぅぅぅい!

熱いと言えば石焼きピビンパ。もう、絶品。(*^_^*)
ちょっと裏通りの庶民的なお店、あのおばちゃんのお店。もう一度行きたい!
日本でも石焼きピビンパは食べられますが、あのおいしさにはまだ出会ってません。

おばちゃんのお店ではお昼に石焼きピビンパとカルビを食べました。←食べ過ぎ
焼き肉屋ではないので骨付きカルビはなかったのですが、
目の前でおばちゃんがお肉をハサミでチョキチョキ。うぅぅぅぅん、韓国。
このお肉も美味しかったです。タレが自家製なんだろうなぁ。

お肉を注文するとチシャバやゴマの葉などのお肉を包む為の葉っぱや
包むときに一緒に乗せるコチジャン(唐辛子みそ)が出てきます。
やっぱり、野菜と一緒に食べなくちゃダメよね・・・。あまり得意じゃないんだけど。

ふとテーブルを見ると大きなししとう?というかピーマンがほそ長くなったような
野菜が置いてありました。おばちゃんはニコニコしながら「食べて!」と言います。
どうもアヤシイ・・・。少しだけかじってみると青臭いカンジ。?????
もう一口・・。◎$☆*#%☆!!!かっらぁぁぁぁぁい!!

私たちはけっこう辛党なんです。その私たちでもかなり辛い。おばちゃん大喜び。
どうも種が辛いようですな。ビールをガバガバ飲みました。←またお昼から・・・
なんだか悔しいので1本全部食べてきましたよ。なぜムキになる?

そしてお会計。2人で30000ウォンだったと記憶しています。(ビール込み)
日本円で約3000円。なんて、安いんでしょう!!
VIVA、韓国!VIVA、おばちゃん!

お店を出るときに私は「カ・ム・サ・ハ・ム・ニ・ダ(ありがとう)」と言いました。
1回目の韓国旅行だったので「アンニョンハセヨ(こんにちは)」以外の言葉は
これしか言えなかったのです。しかも、スラッとは言えませんでした。

でも、その一言をおばちゃんはとても喜んでくれました。
私を抱きしめてくれたんです。ハグハグ。もう、涙が出そうになりました。
ただホテルの近くにあったからという理由で入ったお店なのに・・・。

残念ながら2回目の韓国旅行ではそのお店に行くことが出来ませんでした。
次に韓国に行くときは絶対にあのお店に行こうと思います。
あのおばちゃんに会いに・・。

でも、もう少し韓国語を覚えなくちゃね。

<教訓>昼食は路地裏のお店へ!


2000年09月10日(日) 韓国旅行 ー忘れ物ー

やっとの思いで入国審査をパスした私たち、今度は税関検査用紙?を
無理矢理渡された。なんだ、何も持ち込まなくても提出しなきゃいけないのか。
サインを殴るように書き終え、荷物を取りに行こうとした。急げ!急げ!

・・・しかし、私の手の中にないモノを友人が大事そうに抱えていることに気がつく。
旅行用の書類一式。←飛行機のチケットと一緒に貰うヤツ
あれ?なぜ、私は持ってないんだ???何が何だか解らない。またもやパニック!

コントなんかでは「そんな場所にあるはずないのにぃ」という場所を探したりするが、
まさにその状態。ポケットの中や友達のカバンの中まで探してみる。
あるはずのモノが無いと認識する事がこんなに難しいとは思わなかった。

一通り探し終え、どこかに置き忘れたという可能性までようやく思考がたどり着く。
・・・あった。出入国カードを記入したカウンターの上に。そう、そこは海外。
歩いて20歩の距離だけど私たちにとってあのカウンターの上は海外なのだ。

ー最悪ー。入国審査のゲートがベルリンの壁に見える。
取りに行く許可は出して貰えるのだろうか?
いや、その前にどうやって私の意思を伝えたらいいのだ?

Can you speak Japanese? 初めて海外で使った記念すべき英語。
やや!答えが返ってきたぞ!やったぁ、通じたんだぁ。
しかし・・・答えは”No !”だった。

結局、意味不明の英語と身振り手振りで説明?し、取りに行かせてもらった。
相手の反応は「何言ってるのかわかんないよ。行っていいぞ!」ってなカンジ。
どうやらベルリンの壁は低かったようだ。

私にとっては別の意味で「近くて遠い国・韓国」だった・・・あぁ、疲れた。

へとへとになった私たちはようやくガイドさんの元へたどり着いた。
「オソカタデスネ」と言われたが、ツアー客は私たちだけ。不幸中の幸い。

やっと、韓国の話ができるぅぅぅぅ。(*^_^*)
まず、空港での両替を勧められた。ホテルでも可能だけどレートが違うのかな?
買い物はカードでするため食費分として3万円を両替した。

1000円が約10000ウォンに相当する。3万円は30万ウォン。
ウォンの最高額紙幣は10000ウォンなので、お札が30枚出てくる。
うっひゃぁぁぁぁぁ。お金持ち気分。財布がパンパン。なんだか嬉しい。

いざ、ホテル方面へ向けてしゅっぱぁぁぁぁつ!
ツアー客が私たち二人だけだったので移動は全てタクシーだった。リッチな気分?
韓国では中型タクシーと模範タクシー、2種類のタクシーが走っている。

中型タクシーはシルバー色で料金が安い。が、観光客はぼったくられるそうだ。
相乗りがあったり、方向によっては断られることもあるので、
ガイドなしでは乗らない方がいいらしい。ガイドさんはひたすらこっちを探していた。

模範タクシーは黒いタクシーで料金が少し高い。車内はキレイ。
乗車拒否もないし料金はきっちり決められているので安心だ。
観光客だけでの移動はこちらを使うようにと言われた。

不思議なことに韓国には信号があまりなかったように思う。
車が止まったときは渋滞しているときで、車が多いということか?
信号を無くすためか合流地点が多く、クラクションの音も頻繁に聞いた。

幹線道路の本数が少ないようだが、車線の数が半端じゃない。
片側6車線ぐらいの道路もあった。もちろんソウルの話ね。
6車線の道路に2車線が合流してくるように見える地点もあり、
図々しくないと運転できない。そんな印象を持った。運転も荒いしね・・・。

明日はようやく食べ物の話だ。

<教訓>大切なモノは首から下げよう。


2000年09月09日(土) 韓国旅行 ―いらぬ心配―

私はあまり海外旅行をしない人間なのだが韓国は2回も行ったのでそのお話を・・。
2回も行ったが数年前なので詳しくは覚えていない。
2回分ごちゃまぜに語っちゃえぇぇぇぇ。

なんといっても韓国は近い!!名古屋から飛行機で1時間20分ぐらい。
九州までの飛行時間と殆ど変わらない。これにはビックリした。
ホントに近いんだねぇぇぇぇ。しみじみ。ついでに時差もなし。

しかも、憧れ?の機内食まで出た!!
そうそう、初の海外旅行が韓国だったのだ。どきどきの機内食。
さらに夢にまで見た?お酒のサービスまである!!やっほ〜。飲み放題???
緊張をほぐすためにビールを注文。おいおい。

スッチーさんが韓国の方だった為かちょっと訝しげな表情を見せる。
若い女性が昼からビールというのはイメージが良くないのか???
後で判ったことだが韓国の女性は控えめ?なのだ。
2本目を飲みたい気分だったがトイレが気になり断念した。
というよりも、時間がない(笑)。

なにしろ1時間20分で機内食なのだ。慌ただしいことこの上ない。
ベルトサインが消えた途端に、おしぼり、お酒(もちろんお茶もある)、機内食が
立て続けに置かれていく。さぁ、早く食べて!!そんなカンジ。
もたもたしてると下げられてしまう!なにしろ初の機内食だから残さず食べたい!
というか単に食い意地が張っているだけ・・・食後のコーヒーもしっかり貰う。

その後、スッチーさんがなにやら紙を持って歩いていたがあまり気にしなかった。
これが悲劇の始まりとも知らない私たちは喋りまくる。
一緒に旅行した友人も初の海外旅行だった・・・・。

あっちゅうまに金浦空港に降り立ち、海外に来たと実感する。アンニョンハセヨォォォ!
正確には入国審査が済んでいないのでまだ韓国ではない。
くどいようだが初の海外なのだ!もう、胸がいっぱい。お腹もいっぱい。

そうそう、私は小心者である。入国審査で何か聞かれたらどうしよう!!
旅行前にはこれしか頭になかった。もうそのことだけで頭がいっぱいいっぱいなのだ。
海外旅行経験者にもこのことばかり聞いて回った。「ねぇ、何を聞かれるの?」
ガイドブックも入国審査の文字しか目に入らなかった。

どきどきの入国審査の列に加わったが、なぜかみんな見慣れない紙を持っている。
さらには後ろの方で一生懸命記入している人たちがいる。何だろう???
「入国カードを機内で書かないなんてマヌケだよなぁ」と言う声まで聞こえてきた。

うげっ!そんな書類が必要なのか!!聞いてないぞ!!
そう!私たちは入国カードの存在を知らなかったのだ!!
スッチーさんが持っていた紙は入国カードだったらしい・・・。

マヌケと呼ばれた方々よりさらに大マヌケな私たちはそそくさと列を出て
入国カードを記入することになった。おそらく顔は真っ赤っか。
恥ずかしいやら慌ただしいやらで頭はパニック。

韓国語は当然判らないので、英語バージョンに書き込んでいく。
その英語もよく解らないので他の人たちのカードを覗き込む。
書き込んだ後に裏を見ると日本語の欄があった・・・・・。あぁ、脱力。

入国審査官が早く早くと最後になった私たちを手招きをする。急がなくては!
あんなに頭を悩ませた、と言うか勝手に悩んでいただけなのだが、
どきどきの入国審査はあっけなく終了。何も聞かれなかった・・・・。さらに脱力。

さぁ、荷物をピックアップして・・・・といきたいところだが、そうは問屋が・・である。

長くなってしまったので次回に回そう。

あれ?韓国のすばらしさを伝えるはずだったのに、これでは珍道中???

<教訓>初の海外旅行者には入国カードの存在を教えてあげよう


2000年09月07日(木) 天使と悪魔

あ〜、部屋が汚い・・・・。片づけなよ、自分。

まぁ、ケガをしていてあまり動き回れないから仕方がないけどね。
と言いながらフローリングに落ちた髪の毛を見つめる。
「少々汚い方が免疫ができていいじゃん!ケケケ」悪魔が右肩に。
「だめよ!せめて手が届く範囲の髪の毛は拾ったら?」天使は左肩に。
・・・・・そんな話はどうでもいいのだ。

最近の日本人は神経質になりすぎてない?
除菌、抗菌なんて当たり前、今は部屋や服の臭いまで取る時代になった。
そういえば、O-157が私の大好きなレバ刺しを焼き肉屋から消したときもあったっけ。
でも、その前から抗菌製品ってあったような・・・

私が覚えているのは家庭用の電話。
なぜ、こんなモノに抗菌作用が必要なんだ?
家庭用の電話なんて家族しか使わないのに・・・。
お父さんの洗濯物は別に洗おう的な発想なんだろうか?

どうせなら、公衆電話に抗菌作用を施すべきだ!と当時は思ったが
予算を確保する前に携帯電話の時代になってしまった。
それとも今は抗菌公衆電話が存在するのかな?

もしあったとしても「お!これは抗菌の電話だから使おう!」と考える人は
少ないのかもしれない。抗菌じゃなくても必要ならば使うしかないからだ。
もしNTT以外の会社の公衆電話が置かれるようになったら
抗菌作用付きの電話を選ぶ人も増えるだろうな。

そもそも当時(10年くらい前)の「抗菌」はイメージが優先していた。
きちんとした基準はなかったらしい。まぁ、当社比ってカンジ。
今は基準があるのかもしれないが調べてないから判らない。

抗菌シャツ、抗菌靴下なんて書いてあれば臭くならないような商品に聞こえるから
これはこれで恐ろしい。何日間も着る人が出てきたらどうするんだ。
しかも、衣類は洗濯機でガシガシ洗うから、抗菌作用くんとさよならする日だって
いつかはやってくる。おそらくシャツの首周りが伸びる前にね。

絶対勘違いしてる人がいると思うけど「抗菌」って殺菌や滅菌とは違うのだ。
菌を増やさないだけで菌がなくなるわけではない。
抗菌まな板だって使った後はきれいに洗わなくちゃいけないのだ。
「抗菌」という言葉を過信して掃除や手入れをさぼる人もいるんじゃないのかな?

そうそう、部屋の臭いや服の臭いを取るシュッシュッって商品。
結構売れてるんだね。そんなに臭うのかなぁ。私、鼻悪いの?
私は部屋の臭いより靴の臭いの方が気になるけど。

少々汚い部屋でも立派に生きてきた私。
おかげさまで?アトピーでもなく花粉症にもなっていない。
ということで、ケガが治るまで掃除は我慢しよう。うんうん。


2000年09月06日(水) なつ。

今年の夏にやりたかったこと・・・

かき氷を食べたかった。
白玉宇治金時なんて贅沢は言わない。
赤色何号とかいう合成着色料が入っているだろうがこの際気にしない。
かき氷の定番「イチゴ氷」でよかった・・・。

場所は喫茶店ではダメだ。
冷房ガンガンの喫茶店に限って、それはそれはとても立派なかき氷メニューが
置いてある。はたしてどれだけ売れているのだろう?
炎天下を歩いてきた人が砂漠にオアシスを見つけたかのように注文?

しかし、かき氷がテーブルに置かれた頃には体に火照りすら残っていない。
なぜなら、それはそれはとても立派なかき氷だから作るのにも時間がかかるのだ。
おまけに食べるのにも時間がかかる。
フルーツやアイスが絶妙なバランスで乗っけられているのでシャクシャクできない。
シャクシャクできないなんて、かき氷じゃなぁぁぁぁぁぁい!

話がそれてしまったが、これは私の体験談。もちろん、制覇できなかった。

ということで、かき氷を食べるにはロケーションにもこだわりたい。
これでもか!と言うほどギラギラ照りつける太陽の下で
絵に描いたような入道雲を背にするのが理想的。
ふと後ろを振り返ってポソッと「夏だよねぇ」と会話する。

ココでの効果音はやっぱりセミ。この場合うるさくても構わない。
何種類もの鳴き声を聞き、家では聞けないセミの鳴き声を堪能する。
「ツクツクボーシ」なんて聞こえたら「ぼくのなつやすみ(ゲーム)」気分。

ペンキの剥げかけた鉄製のズシンとしたかき氷作り器だったらもう最高!
このタイプだったらちょっと上等の氷で口に入れたらすぐ溶けるヤツに違いない。
そのハンドルらしきモノを汗だくになったおじさんがクルクルと回し、
フワフワな氷を手で押さえつける。
2,3回繰り返しシロップをかければ、おじさんの汗と手垢の・・・・
じゃなくて、「おじさんの汗と涙の結晶」イチゴ氷のできあがり。

食べる前に必ずシャクシャクする。これお約束。
暑くてすぐに溶けちゃうからガツガツ食べる。ガツガツ食べるから頭がキンキン!
すかさず、頭をトントンとたたく。
っくぅぅぅぅぅぅぅ!
頭痛に阻まれ無惨にも氷水と化した赤い液体を一気の飲み干す。
そして赤くなった舌を見せあいっこする。

「ね、ね!舌赤い?」

そんなに難しいことではないのに、私は今年の夏、これすらできなかった。


2000年09月04日(月) 完敗。

私はちびっこい。おまけに童顔。ということで実年齢に見られることは少ない。

10代の頃はもっと大人に見られてイケナイお店にもすんなりと入りたかった。
イケナイお店って・・・・今で言う「クラブ」のことですな。
18歳に相当する干支を頭にたたき込んで即答の構えを取ってたっけ。

いつの日かそれは逆になった。
「若く見えるねぇ。○○歳には見えないよぉぉ」
「え〜〜〜。やだぁ。そんなに頼りなさそうに見えますぅ?」
と言いながらも、内心ニヤリくん。

それだけ歳を重ねたということだ。

数年前、繁華街を1人で歩いていたところ、アンケートに参加して欲しいと頼まれた。
この人にもノルマがあるのだろう、取りあえず承諾。

「あそこにある美容院○×なんだけどぉ」
ん?美容院?カットモデルなら断ろう。先走る私。 
                                ・・・・・・・ちょっと身構える。

「え〜と、歳は幾つかな?18?」
じゅうはちぃ???いくら何でもそんなに若く見えるはずはない。
アヤシイと思いながらも、顔がほころぶ。
                                ・・・・・・・・・リラックス状態。

「え〜、だって10代のお肌に見えるわよぉ」
おかしいなぁ。毛穴開いちゃってるのになぁ。
お化粧をほとんどしないから逆に肌にいいのかにゃぁ?
                                ・・・・・もう、へにゃへにゃ。
  ・
  ・
「ふ〜ん。お勤めしてるのね。」
  ・
  ・
「あのね、エステのイメージを聞かせてくれない?」
やや!エステの勧誘か?こういう場合は「お金がない!」的なアピールに限る。
「料金がメチャメチャ高い!」と、私。
                                ・・・・・・・・・再び身構える。

「じゃあ、低料金だったら試してみたいと思うのかな?」
しまった!予期せぬ反撃だ。えーと、えーと・・・・。
「興味がないから。」
                               ・・・・・・・・・臨戦態勢に入る。

「えー!女性だったらキレイになりたいとか、若く見られたいって思うでしょ?」
お、大きなお世話だ!エステに興味が無い女性はいないと言わんばかり。
「す、すみません。待ち合わせがありますから・・・」
                                     ・・・・・・・・・逃げる。

アブナイ!アブナイ!立派なエステの勧誘ではないか。
こういう場合はさっさと逃げるに限る。
知らない人に誉められたら何かあると疑うべきだと私は心に刻んだ。

女性がこうした勧誘や訪問販売などで被害にあってしまうのは
「若さや美しさ」が引き金になることが多いのではないだろうか?
商品の目的にしろ、ただの誉め言葉にしろ男性にはあまり使えない。

それにしても18歳に見えるとか、
肌がキレイなんて言葉に気をよくした私がバカだった・・・・。
ったく、今よりも若かったのに・・・ぶつぶつ。

・・・・・・っは!私は最大のミスに気づいた。

「エステ関係者の目から見て肌がキレイな18歳の私にエステは必要ない!」

こう答えれば私の完全勝利だったではないか!!


2000年09月02日(土) 好き。

最近、本屋で絵本をよく見かける。
と言ってもお子ちゃま向けではなく大人が読む本である。
癒し系の絵本て言うのかな?

その横には「自分を好きになる」や「元気出して」
といったカンジのタイトルの本も並んでいる。
表紙もかわいくてショートポエムが書かれていた。
悩んでる人が多いのかな?

かくいう私も今までにいっぱいいっぱい悩んで落ち込んできた。
当時はこんな癒し系の本はなく、「悩んでいるのはあなただけじゃない」、
「人生を明るく生きる方法」のような、何とも堅苦しいタイトルの本ばかりだった。

私の人生本デビューは中学生の時。
昔の私はどうも本に頼りがちだったらしい。<優先順位2
購入時に「2000円で、このどん底からはい上がれるなら!」と
思ったかどうかは記憶していない。おそらく、そんな余裕はなかったであろう。

何を悩んでいたのかを覚えていないのだから、大した悩みではなっかたのだろうが、
当時の私は本に救いを求め購入したのだと思う。
そして、その本はタイトルだけでなく中身も堅苦しかった・・・。
とてもじゃないけど読破できなかった。

読み終わる前に悩みが解決したのか、理解力が追いつかなかったのかは
覚えていない。ただ、最後まで読まなかった事だけが記憶に残っている。
それなのに、数年後には懲りずに2冊目を買った。学習能力が無いヤツである。

今思えば、書いてあった内容は「前向きに考えよう」や
「人生捨てたものではない」的なことが長々と書かれていたのではないだろうか。
前向きに考えられる精神状態ならこの手の本は読まないんじゃないのか!!!
自分のこのイヤな×3性格を変える方法を伝授してくれる本を買ったつもりなのに。

・・・・・結局の所こうなる。つまり、無駄に終わる。
私が読んだ本が悪かったのだろうか?
しかし、本のおかげで立ち直ったとしたても今の自分はココにいないだろう。

「占い」も同じ事だが、人に頼っていい結果が出たとしてもそれは自分の力では
ないような気がするのだ。これは失敗すれば本や占いのせいにできてしまうことの
裏返しでもある。

時間がかかってもなんとか自分の力で乗り越えてきたから今の私があるのだと思う。
思春期に悩みが多かったのは、今の自分を作るために必要だったからだ。
そう思えば過去の情けない自分もなんだか愛おしくなるではないか!

今までの悩みや失敗を点にして繋げて線にする。
これは自分だけの歴史の線。

私の線はぐにゃぐにゃ曲がっているかもしれないけど、そんな自分が好きなのだ。
ぐうたらだけど、だらしないけど、なんとなく好き・・・・・。

変なヤツかもしれないなぁ・・・。


彩紀 |HomePage

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