出発前最後の日

日記を書こう書こうと思っていたんだけれど
ここ1週間あまりにも忙しい日々を送っていて、なかなか書けませんでした。
気がつけばもう明日にはここを去ってしまいます。
まだ後2日間帰ってくるけれど、その時は日本のお母さんも一緒だし、
2日ともパーティーがあったりして凄い忙しいし。
きっと多分それでも何時もと変わらない日を過ごせるだろうけれど・・・

ソフィアさんっていう、ホストパパさんの娘さんが
日本での1年の交換留学を終えて、19日帰ってきました。
会ったのは20日。お母さんの家に住んではるのです。
会う前はすーーーっごい不安で、もうどうしようかと思ってました。
だって、彼女がここにいない間、私がずっとここに住んでいて、
彼女の場所に落ち着いてしまったわけだし、彼女は帰ってきて
私に追い出されるような結果になって、
彼女のお母さんの家に住むことになったのかと一人で思って。
だけど会ってみたらそんなことは全然なくって、
凄い凄い優しくて、楽しくて、もっと一緒にいたかったって思った。

今日も彼女に会いました。朝から街に行って、スーパーにも行って、
みんなでバーベキューをして、お酒を飲んで(私以外の皆が)
一杯一杯話しました。
彼女の日本での英語の先生も一緒に来ていて、一緒に過ごしました。
ホストパパさんが酔ってきて、あんまりにたくさんの事を話しはじめて、
その中で話題がギリシャのになって、
私も連れていくべきだったかなとか言いはじめて、
「でもストックホルムでも楽しかったよね」って聞かれた時に
初めてホントの気持ちを言ってしまいました。
ギリシャに連れていって貰えなかったのは、
私がなにかしたからとか、毎日大変だから1週間くらい休みたいとか
私はそういうことだとずっと思っていて、
だけど話し始めたらそんなことはなかったのでした。
ここ1週間2週間、私はすっごい涙もろくなってしまって、
些細なことでぼろぼろ泣いていたんですが、
今日もパパさんに
「いなくなるとさみしくなる」とか言われるたびに
涙をこぼしてしまっていて、
その話を始めた時に、胸の中に詰まってたもやもやが涙になって出てきてしまって
またぼろぼろ涙してしまいました。
だけど結局、それは私の所為じゃなくって、毎年そうなんだって、
ソフィアさんも一度も連れていってもらったことがないし、
パパさんママさんが子供たちから休暇を取るための旅行なんだって、
必死になって伝えてくれて、何度も何度もちゃんと理由を言わなかったことを
謝ってくれました。
ソフィアさんはまだ3回しか会ってないのに
私の事を妹みたいだって言ってくれて、
私も凄い彼女の事、初めて会った人じゃなく接することが出来て、
もっと早くに会いたかった・・・

泣いている間に時間は過ぎてしまって、夜中の1時になって
皆おうちに帰りました。
部屋もほぼ片付いて、ほとんどなんにも無い状態。
ヨーロッパ旅行に行ってきます。また1ヶ月後ね、スウェーデン。
2002年06月25日(火)

友達と海水浴v

クラスの友達たち6人で海水浴に行ってきました。
水がかなり冷たくて遊んだだけで終わってしまったけれども・・・
砂浜に1時間程ねっころがってうとうとしてたら
強烈な日差しに、白さをキープ!と思っていた肌が
たった1日でこんがりしてしまいました。。
しかも皆が何か食べに行く度についていって
結局私が一番食べているという・・・
おんなじ身長の子より体重がXkgも多いのです。
・・・こっちに来る前の私の体重とおんなじ・・・・
その子がベジタリアンだってこともあるだろうけれど(というか願ってます)

夜、皆は次の日バイトがあるというので家に帰って
私だけその子のおうちにお泊りしてきました。
日本vsトルコ戦を見て
(スウェーデンでは生放送やってなくて(!)結果知らなかった)
時間差で一人悔しがってました。
スウェーデンに来てから今日が一番たくさん喋ったってくらい、
日本の友達とおんなじくらい、一杯おしゃべりして、
「卒業式に私が見に来て、その後皆で一緒に日本に!」ってプランを
語ってもらって、うんうん〜ってうなずいてました。
実現するには勉強とバイト三昧だけれど・・・・><
2002年06月19日(水)

さよならの季節とラジオ出演

遠足は雨で結局屋内で絵を描いてました。
バーベキューするはずのホットドッグもおなべでぐつぐつ茹でるだけだったし。
私はコークトコルブ(茹でた方)のが好きなので良かったですが。
友達2人は遅れて来て、その顔を見るなり元気になる私。
クラスメイトの前ではほとんど喋らなかったのに、
その子達を見たとたんペラペラとしゃべりまくり、
持ってきたお菓子を広げだし、とにかく上機嫌になったのです。
日本の漫画絵を描いて欲しいといわれてたので
それを描いてたら、日本語書いてと言ってきて、即席通訳さん。
「今日は良い天気だ。」とか「ソーセージは美味しい。とシシィは思う。」とか
書き連ね、彼女が思い付かなくなってきたみたいなので
横にお絵描き開始。
「私はシシィが好きです、スウェーデンが好きです、みんな大好きです」て
メッセージを入れたけれど、それはスウェーデン語に訳さなかったら
その子が凄い気になって何回も聞いてきた。
もう一人の子にも絵を描いて、「私にも秘密のメッセージ書いて」って言われて
日本語で書いたら、その子が言ってきたのに「知りたい〜!」って言われて
凄い可愛らしかった。
その後、写真を一杯撮って、1時間現像に出して、待っている間に
「今から私たち秘密のことするから!」っていわれて
そこで別れた。

次の日は1時間しか授業がなかったんだけれど、
ちょうど最後のロータリーランチが入ってて、授業に出られず。
ホストパパさんもいっしょに来てくれて、ジャケットも持ってレストランへ。
何時もの様に前に出て、カウンセラーさんといっしょにご挨拶。
ロータリーのバナーも貰って、
貰えると思ってなかったヨーロッパツアーのお小遣い(40000円程も)も
貰ってしまって、カウンセラーさんが私へのメッセージをくれました。
真剣に話をしながら、カウンセラーさんの目が涙目になっているのを見て
何か言いたいことある?って言われた時に、話し始めたら
涙が出てきてそんなに喋れませんでした。
「帰りたくないよ!」って言ってしまって、みんな優しく笑ってくれて
ホントに楽しかった、ありがとう、とだけ言って
カウンセラーさんに抱きしめてもらいながら席に戻りました。

その日は友達の家に泊まりました。
場所を聞き間違えて、4時間すれ違うと言うトラブルもあったものの
ちゃんと到着して犬の熱烈な歓迎と馬二頭の鼻息歓迎を受けました。
ドイツから引越ししてきたという家族だけあって
会話は全てドイツ語で私はただ格好いぃなぁとボンヤリ見つめるのみ。
すごく良くしてもらって、朝、終業式の日です。

浴衣をその子の家で着付けて、車で送って貰って、学校へ。
スウェーデンの伝統衣装を着ている先生生徒や
何時もより良い服を着ている人達で
学校はいつもと空気が少し違っていました。
教室に入るともうみんながいて、ケーキタイム。
先生が後ろ手で何か持ちながら、私に向かって話しはじめて
またそれを聞いているとお別れなんだなぁ、もう会えないんだなぁと思い
とても悲しくなってきて。
そして先生は私に名前入りのファイルを渡してくれました。
それを貰った瞬間、開けてもいないのに泣き出してしまって。
友達に開けてみな、って言われて開けてみると
この間撮った写真が綺麗に貼られて、メッセージがついていました。
これが秘密の事だったんだ、って凄い嬉しくなって。
ふと横を見ると一番仲の良かった友達も泣いてくれてました。
なんだかすごく嬉しくなって、別れるのがさみしいのは私だけじゃなくて
その子も私と別れるのがさみしいって思ってくれたんだと思って。
写真も一杯撮って、持っていったのスウェーデンの旗に
メッセージを書いてもらって、みんなとハグをして。
もうこれ以上は泣かないね、って言われてうんと言って
今度は卒業生の卒業式を見にいきました。
スウェーデンらしい、かなり明るい〜自由な卒業式で、
ロックを演奏してみんなはお酒を飲んで騒ぎまくってました。
後には酒瓶がごろごろ転がっていたり。
交換学生で卒業生のイナキ君がスピーチしているのを見ると
自分も何か言わなきゃ!と思い立ち、前に言って校長先生を見つけると
校長先生の方から「前に出てなんか言おうよ」と言ってくれたので
これ幸いと壇上に立ってスピーチをしてきました。
前の私だったら絶対に緊張してつっかえつっかえだっただろうけれど
何も考えてなかったけれどすらすら出てきたことにびっくり。
ふぅ、やっと終わった、と思って壇上から降りると
ラジオ局の人が「インタビューさせてもらっていいですか?」と来る。
生放送で電波にのってしまいました。
1〜2分位だったけれど歌ったりスウェーデンの男の子は格好良いと言ってみたり
なんだか色々と大変でした。
しかもその放送を聞いていた人に後で会ってしまいました。
私の次のホストになる予定だった夫婦に会い、プレゼントを貰った時に
「聞いてたよ、歌ってたところ」といわれてしまい^^;;

なんだかちょっと変わったなぁと自分でも思えたことが嬉しいです。
2002年06月14日(金)

日記書

こうと思ったけど明日は遠足なので寝ますおやすみなさい♪
2002年06月12日(水)

日本勝った!

ブームに漏れず私もワールドカップ観戦。
日本対ロシア、日本勝利!
思わず机の周りを一周してしまうほど喜んだそんな私に対し周囲の冷たい反応。
テレビですらハーフタイム中日本の悪口を言いまくるという有り様。
(「日本はラッキーだ!」とか)
それでも無理矢理テンションをあげ(「やったよニッポンはッ!」)
勝利の余韻に少しでも浸ろうとネットを立ち上げたら
メッセンジャーに現れた親が。
「チケットなんとか確保出来ない?」
半年遅いんですお父さん締め切りは2月10日なんですいくらヨーロッパでチケットがあまっているとはいえ言葉の不自由な私に入手方法などどうやって知る事が出来ましょうか大体皆がこんなに騒がなかったら貴方もワールドカップなんて見てないでしょうにブームに乗ってその気になって今更言われてもこっちが困るんですけども1週間後のチケット何それって感じなんですけど。
もうため息つくしかありません。テンション急下降。

さて、私は今必死で何をしているかというと鶴を折っているのです。
その数なんと一千羽!
千羽鶴を作って1年間お世話になったホストさんに渡そうという目論見です。
現在400羽までこぎつけました。昨日今日で100羽です、凄いぞ自分!(w
有意義な1日が鶴折りで暮れて行くのに一抹の空しさは感じずにいられませんが・・・・
2002年06月10日(月)

ひなたぼっこ

あんまりに天気が良かったので椅子を陰にひっぱってきて
外でひなたぼっこ。うとうとしてたら太陽の位置が変わって
焦げるような熱さに起こされる。スウェーデンの太陽おそるべし。

夕方はまたバーベキュー。恒例となったヘラジカフィレ肉。
(もう慣れっこである。なんせさばいた事あるし。トナカイも食べたし。)
新じゃがは普通のじゃがいもとは比べ物にならないくらい美味しい。
これが1年中続くんだったらじゃがいも主食でもまだ許せる、まだ。

夜、いきなり電話があって交換学生で集まる。
なにって事もなく映画を見る。アメリカンスウィートなんとか(多分)ていう
ジュリアロバーツが出てるヤツ。
声が小さかったのか言葉のやり取りで進む映画だからか
とにかく難しくて何も理解できない様子。

帰り際、私の後ろ姿を見たイナキが苦笑。
「なんでそんなに背が高いんだよ」
エィミィも同調。
「どうやってそんなに高くなれたの?日本人なのに」
自分でも知りたい。
スウェーデンの平均身長も超す位なんて。
2002年06月08日(土)

パーティパーティー♪

バーベキューパーティをしました。
そして思いの限り飲みました。(私じゃないけど)
皆あまりに酔ってて、見ててかなり楽しかったです。
「ソニーはスウェーデンのメーカーだ!みちゅびぃーすぃもすぐにそうなる!」
「三菱って言えてないよ」
「みちゅびーちぃ」
「スウェーデンのメーカーになったらみちゅびーしぃでいいんだ!
我らが決めるんだ!」

「ホラ、見て!蚊一匹潰したよ!」

「このギター良くないよ!」
「えっとね、これ弦がきれちゃってるの」
「このギター良くないって!!」
「だから――」
「上手く弾けないって!」

「飲むんだ!」
「要らない要らない!」
「ここに座ってるんだったら飲まなきゃいけないの!」
「じゃあ他の人達見てこようかな・・・?」
「駄目!選択の余地は無い!飲むしかないんだって!」

見てるだけで楽しいです、これって。
・・・お酒飲むのはもうこりごりなんですけどねw

ホストママさん達(3人)は12時前になって街にくりだし、
パパさん達と子供たちはお休みの時間。
12時前なのにまだ外は少しばかり明るく、
これを書き終えた12時半になってようやく外は夜になったのでした。
で、1時半頃にはもう明るくなりはじめる、とw
2002年06月01日(土)

雑文気分 / aqua

My追加