始まりの終わり

続ける楽しさに
こだわる苦しさに

ただ考えるだけで

暴力　噂　恨み　渦巻く
自由　影　苦しみ　取り巻き

破壊は進み
テロは続く

新しい世紀に
変わらない精神に

自由自在
理由不在

大国のおごり
小国の誇り

期待から希望へ
終りから始まりへ

バランス感覚
バラバラな間隔

勝ち残るのか
生き残るのか

成長していく
成功していく

流されながら
かわされながら

転がり続ける
変わり続ける

一年の終わりに
一年の始まりに

一生の終りに
一生の始まりに

そこまで届くように
聞こえるように
見えるように
伝わるように


しみわたる
響きわたる

マイクをペンに
持ち替えて

勇気を武器に
理論武装

記号としてでなく
意味も含めて
言葉で伝える
共通の言語で

音に乗せて
脳の奥まで

一方的な報道

映像がある事により
納得してしまう
させられてしまう

それが情報社会
それが情報操作

感情は　いらない
感情入らない

映像のトリック
映像の裏側

あたかもソレが
正しいような

あたかもソレが
全てのような

少し考えてみる
理由は幾つも
あっても
真実は一つ

フレームの外の現実は
何なのか

見極める
見定める

会話としての言葉と
記録する言葉と

微妙に違う
意識をかえる

構造より意識

そこには気付かない
そこは変えられない

管理できない管理者
仕事できないサラリーマン

いくら不況を実況しても

何が変わる？
何が分かる？

責任はどう取る

どうすれば
なにをすれば

2001年の終りに....

じっくり考えて
ゆっくり構えて
言葉の端々に
気になる想いを

青い空の下で
形にならない思いを

それぞれの
これまでの
とにかく
ともかく
情報は山積みで
方法は計算済みで

プレッシャーを力にかえて
表と裏と
両方の言い分
一方の言い訳

次から次へと
言葉尻を捕まえて

言葉を重ねていく
追いかけるように...

もう少し
もうこのまま

目を閉じて
心を開いて

思い浮かぶ
言葉は　映像は

少しだけ時間を止めて

ゆっくりと歩いてみる

じっくりと考えてみる

今できる事

長い長い道を歩く
どこまでも続く長い道

答えを探さなくても
向こうからやってくる

希望　現実　未来

青い空　白い雲

楽しい事　悲しい事

自然体で　夢の中で

比較ではなくて
自信があるようで　なくて

人生は加えられていく
寿命は減っていく

力と権力
自由と不自由

建物を破壊し
国を人を破滅に追い込む

憎しみから暴力へ
暴力から暴力を生み出し
くり返される悲惨な状況

電波を使い
情報を操作し
騙すのは簡単

暴力を正当化する
ただ、理由が欲しいだけ
悲劇は悲劇を生み

繰り返される

基準はどこに
判断は

どうすればいい

ただ見ているだけなのか
戦争に参加しなければいけないのか

戦争しない理由

戦争しない自由

戦争を知らない世代

戦争の起らない世界

破滅への第一歩
何かに取り付かれて
何かに縛られて

根本的理由は何か

ブラウン管に映る
雨のように飛んでいく
ミサイル群
まるでゲームのように

リアルタイムなのか
そうでないのか

決してここまで届かない

次に狙うのは
同じ事を繰り返して

自分は...
もちろんNoである

戦争もテロも
Game over!

非暴力主義

現実は...終わらない。

スローな物と
ファストな物と
良い物と
悪いものと

違いはどこに
偏った情報
誤った行動

選ぶ自由
使う自由

理由は何でもよかった
自由なんて何処にもなかった

考えすぎか

生まれ変わる

回る　転がる　広がる　軽々
知る　見る

次から次へと
加速する毎日

だから　それから

言い訳する毎日

意識する事から始めよう

組み合わせを
その幸せを

順番通りに

言葉の暴力
音の暴力

心を切り裂き
耳を切り裂き

脳をかき混ぜ
押し進める力

内側と外側と
新しいものと古いものと

時間を切り取る

狂った物達
再インストール

求めている物は
かけ離れた所で

まっすぐな心で
フィルターを通して
エフェクトを掛けて

本質よりも
表面的な

聞き取れない言葉
理解出来ない言葉

やわらかい日の光

いつか語られる
いつも見ている

固いイメージ
丸いイメージ

見えない現実
消えない幻想

前からも後ろからも
列車が揺れるたび

体重移動
時には片足で立って

新聞を読む
勉強する
メールをチェック
漫画を読む
音楽を聞く

人それぞれ

いくら狭くても
いくら苦しくても

足と腕を使ってブロック
無理な体勢
窮屈な姿勢

肩を入れ
足を開き

今日も列車は人を運ぶ

満員電車
苦しい通勤

体力勝負

吹きかかる息
クサイ息

背中を押す
太鼓腹

鼻をつく香水

薄くなる酸素

ビバ満員電車

分っていてもやめられない

口から溢れる言葉を
カバンにつめこみ

列車に乗り込もう

行くあても無く
聞くすべも無く

理由は一つ
自由はいくつ

行き着く所は

窓に広がる景色を
地図に無い道を

夢を追い求め
神経の奥深く

進む　進め
広がる　広がる
増殖し続ける
誰も気付かない

流行の影に隠れて
確実に　進む

人目を避けるように

勢い余って

一方通行　一方方向

煽動する民衆
抑圧する民衆

後戻りは出来ない
前に進むだけ

日々是精進

本当の自分はどこに
さらに続く

いつまでも...

節するか脱するか　大きな違い

税に対する考え

金に目がくらみ　犯罪に手を染める

金の魔力、魅力、威力

これが生きざま

ぎりぎりのハザマ