みゆきの日記
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2013年02月28日(木) ものおもいに耽る

少し湿って暖かい宵。
春の匂いがする。
こんな夜は柴田さんのことをまたまた考えてしまう。

柴田さんは私を愛している。
私も、きっと柴田さんを愛している。
でも私たちにはそれぞれに幸せな家庭があって、柴田さんはともかく、私は絶対にそれを壊したくない。
柴田さんもたぶん、子供たちが巣立つまではと思っているはず。
柴田さんのお子さんたちはもう大きいし、それほど長いことではなく、
奥様との間にはもうずっと前から愛はないようだ。
私の場合は、そうはいかないわ。
子供たちはまだみんな小さいし、夫との仲もうまくいっている。
ただ、友達みたいなだけだ。

15年前は、もう少しシンプルだった。
たぶん私たちはどこにもいけない。
そして抜き差しならない羽目に陥ることを私はとても恐れているし、
柴田さんもそのことを考えてくれていることを感じる。

それでもお互いを想っている。
たぶん、柴田さんも私のことを想ってくれている。
たとえ、一年か二年に一度か二度くらいそれも数時間しか会えなくても、
その間ほとんど連絡すらとらなくてもね。
そして会えたとしても手も握らなくてもね。。
こんな風に会い続けていても辛くなるだけなのかな。
わからない。
忍耐強い私たち・・大人だものね。
でもどこかにつながっているのかな、この道は。
わからない。


2013年02月20日(水) ひきずってる・・

ひきずってるなぁ・・・。

柴田さんに会いたいよ。
どうしたらいいの?

送れなかったメールは私の下書きボックスの中に保存されたまま。
絶対に誰にもみられてはいけないのに、消すことができない。

柴田さんが大好き。
大好き大好き。
どうしよう??

こんなメール送れないよね・・。
どうしようって・・。
どうしようもないのよ。
わかっているのにね。

こんなに幸せなのに。
罰あたるよ。。


2013年02月04日(月) 想い出の中で。

今まで柴田さんに会えたとしてもすんなり日常に戻れたのに、
今回はなぜか引きずるのが長引いている。

まる2日間柴田さんのことばかり考えて過ごしてしまった。
あの9月のバンコクで恋に落ちた日のこと。
初めて結ばれた2月の夜・・・。

柴田さんが、私の中に初めて入ってきたときすごく「ぴったり」な感じがしたんだ。

「やっと入れた」って柴田さんが言って、
私は「うれしい」って言った。

そうしたら、柴田さんは「俺も」と言って私にキスした。

鮮明に覚えているその日のことを何度も何度も思い出す。
もう15年くらいも前のことなのにね。

一日中、胸を熱くさせていた。柴田さんの肌の感触をずっと思い出していた。
柴田さんに会い続けている限り、いつかこういう日がくることが私にはわかっていた気がする。
私は柴田さんを忘れられない。
柴田さんと一緒に生きていく人生がもしかしたらあったのかもしれないと思う。
今となってはもう遅すぎるわ。
私は不幸になる。

いつかきっとずーっと一緒にいられる日がくるって柴田さんは言った。
そんなことはまったく不可能なのに、なぜかそうなったらいいなと思う。
まったくありえないことなのにね。
そんな可能性を考えてみることもできないくらいに・・。


2013年02月02日(土) 欲情

約半年ぶりの逢瀬。

ちょっと出かけられそうになったので少し強引なスケジュールだったけど誘ってしまい、
柴田さんは優しく合わせてくれる。

週末だったのに私の家の近くまで来てくれて、私は柴田さんの会いたいっていう気持ちを感じる。

でも、会うまではずっと逡巡・・誘うまでも、誘ってしまってからも、
やっぱり会うべきではないのでは?一体何を求めて会うの?トモユキに嘘をついてまで・・という考えが私を支配して、気持ちが晴れない。

だけど、、久しぶりに会った柴田さんはやっぱり素敵で、私は柴田さんのことがなんて好きなんだろう、と思う。
今回、私は昔の話をいろいろしながら、柴田さんに欲情している自分を感じていた。
柴田さんに、触れたい。
柴田さんと、したい・・・。

それでも、私たちはお行儀よく11時にはお店を出て、そのまま別れる。
別れ際、別れがたくて軽いハグ。
これくらいが今の私たちには精いっぱいね・・。

来週からはまた忙しい日々が始まる。
つかの間の休息・・。
きっと柴田さんにはしばらく会えないだろう。
もしかしたら、もう二度と・・・。

いつもそういう気持ちを抱いている。


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