スナックおのれ
毛。



 秋の反逆スタイル

 「秋の定番スタイル」ということで、トレンチコートを試着してみました。値段も頃合い、形も素敵、素材も上々。こりゃあいい!と思ったものの、鏡を見てびっくり仰天。ちっとも似合ってません。一応、世に言う女優トレンチ的なスタイルとか想像していたのに、鏡の中にいたのはかわいそうな人。なんかとてもみじめそう。お金なさそう。お腹すいてそう。
 他に似合わない服として、ジャージやパーカ、スウェット、トレーナーがあげられますが、それはだらしない部屋着っぽくなるからという理由。トレンチはまた違います。自分の一面を発見。絶対にトレンチは着れない・・・。肝に銘じながら顔で笑って心で泣いて、店員さんにトレンチを返しました。

2006年10月31日(火)



 誘拐された記憶。

 大人計画の「まとまったお金の唄」がWOWWOWで再放送されるらしいですね。宅では視聴かなわないので、うらやましがって紹介文を読んでいると、太陽の塔からおちるお父さん、にしきのあきら・・・なにやら見たことがある。もしや、私、この公演見に行ったっけ??と思いかえしても、観劇した記憶なし。いよいよ私にもヤキがまわったかしら、これが噂の若年性痴呆?とあやぶんでいると、なんてこたない、戯曲本を読んだだけでした。にしても、記憶がごそっとなくて、観劇したかどうかを思い出そうとしてしまうとは・・・。もちろん、そんなわけですから話のあらすじは、さっぱり覚えていません。お母さんがなにやら金〜金〜って言ってた気はするんだけれども。それすら、あやしいです。

2006年10月30日(月)



 読書感想文の履歴書。

 小学校の頃、読書感想文の本を首尾良く選ぶことができませんでした。そんな困り果てた本の中でも、特に書きにくかったのが「やさしいたんぽぽ」。物語は、子猫を捨てるよう言われた女の子が光るたんぽぽと出会い、子猫を捨てられた動物たちが住む光の国へと見送る話。当時の私は、ページ数が少ないから楽に読めるとか、絵がきれい、とかそんな単純な理由で選んだんでしょう。そんなぐうたらだから、困り果てるわけです。
 困った私。しかも読書感想文が大の苦手。そうなると、変だなあ、と思いながらもあらすじで3枚をうめるわけです。そもそも当時の私は気づいていたはず。身の回りにあふれている動物を捨てる殺す話から、光の国のあやしさに。笑顔で子猫を見送った女の子に。実は「?」なたんぽぽに。それをそのままわからないと書けず、良い子ぶろうとした私。今もそれが続いているような気がしてなりません。

2006年10月29日(日)



 御朱印帳の決意。

浅草寺でかった御朱印調を持っています。随分前のこと、なにげなく一人で出かけた浅草寺で、なんとなく立ち寄った窓口。それが御朱印帳の窓口でした。窓口の姉さんは同じくらいの年の人で、御朱印帳窓口というくらいだからたいそう達筆な方でした。その姉さんが、私もやってるけど、案外いいよ、というすすめのもと、なにげにかった御朱印帳。ぺらりとめくってみると、関東の御朱印寺が記載されています。しかし、よくよく見てみると、東京23区は浅草寺のみ。あとは八王子の奥地だとか千葉の奥地、茨城、栃木、神奈川など四方八方にとびとびの様子。まあ、長い目でやってみよう、スタンプラリー。そんな風に思っていました。
ところが、先日、御朱印帳は棺桶に一緒にいれるものであることを聞きました。なんでも、えんま様に地獄の沙汰の時に、ご覧にいれる献上品らしいです。そんなこと、窓口の姉さん、一言たりとも言ってなかった・・・。と思いながら、今度からちょっと本気になって集めてみようと思っています。

2006年10月20日(金)
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