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今朝は寒かった。 薔薇職人が起きたのを知っていたのだが 敢えて、階下に降りなかった。 ヤツはヒーターをつけても寒いと知っていたからだ。 そこで、MILETのベッドに潜り込んで 階下が暖かくなるのを待っていた。 ところが、薔薇職人がそんな俺様を心配し 「もしかして、具合悪いのか?」 と言ったものである。 MILETは 「まさか。寒いからよ」 とまたもや俺様の心を読んで答えた。 すると薔薇職人は寝室のヒーターをつけた。 薔薇職人が出かけて、しばらくすると 俺様はヒーターの前に行って 体を温めた。 俺様が起きなかったのはわざとであって 体の具合が悪くて寝ていたのではない、と アピールするためだった。 ところが、突然吐き気に襲われてしまった。 毛玉が喉から飛び出した。 MILETに怒られると思った俺様は 素早くベッドの下に潜り込んだ。 最近、吐き戻しでの失敗が多いので 条件反射である。 しかし、MILETはさっさと後始末をして 「可哀想にー。吐いちゃったのね」 とだけ、呟いていた。 …もしかして、俺様が年寄りになったと思って 同情しているのか?
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