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今日は冬至である。 一年でもっとも日が短い一日だ。 この日を境に、俺様の薔薇園には朝日が射し込むようになる。 冬至には南瓜を食す習慣が 日本にあるらしい。 毎年MILETが南瓜を煮る。 去年はMILETの父親に南瓜を切って貰ったものを煮ていた。 実を言うと、 一昨年の冬至に南瓜を切ったとき、 MILETは自分の指まで切ってしまったのだ。 しかもどうやったか分からないが、 右手で包丁を持って、右手を切ったのである。 それ以来、南瓜を切るのはMILETの父親か あるいは薔薇職人の仕事になった。 今年は流石のMILETも知恵が付いたらしい。 電子レンジに南瓜を丸ごと入れて 5分ほど温めた後に切り始めた。 「おお。簡単に切れる。文明の利器だねぇ」 と自己満足に浸っていた。 南瓜は甘く煮るのだろう。 それにしても、沢山の量である。 二人で食べきれるのか、俺様もいささか心配になってきた。 さて。題名とは関係のない話を長々としてしまった。 賛美歌の話をしよう。 俺様はグレゴリオ聖歌が好きである。 とはいえ、俺様の家にはグレゴリオ聖歌のCDがない。 テレビやあるいはとあるCDに使われている グレゴリオ聖歌を聴くと 思わず聞き惚れてしまうのだ。 賛美歌というのは基督教徒が神やイエスを讃えるために 作ったらしい。 宗教というのは凄い力を発揮するものだ。 芸術を作り出すのだから。 戦争も作り出すが。 今日、MILETがピアノでクリスマスキャロルを 練習していた。 毎年この時期になると思い出したように 弾き始める。 普段はピアノの練習が始まると逃げ出す俺様だが、 今日は大人しく聴くことにした。 今年のクリスマスにはグレゴリオ聖歌のCDを MILETに買ってきて貰うとしよう。
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