碧の雑記帳

2019年07月12日(金) 満足した感。

取り合えずSガンダムを読み切って満足。終わってないのに満足。



終盤は逆になくて正解かもしれない。バンバンバンバン戦死するしな……。

もう何年も読んでなかったんで久々に読んで自画自賛じゃないけど面白かったんで非常に満足しました。
出だしをもう少し面白くできたらかなり良い話になりそうというか。

いま連載してる連載は自分では面白いのか否かわかんないですからね。頭に情報がありすぎて。


連載していた当時、たぶん一番人気があったキャラクターがフレイなんですよね。そしてクルーゼ。

私も一番「再構築」的に成功したキャラクターがフレイとイザークだと思っているのでそのあたりは読む人とリンクしたんだな、と嬉しかったのを覚えています。
ただ、フレイは最初から「ヒロイン」枠として書いていたけどイザークはガチで序盤で退場させる気だったのに本当にどうしてああなったのか……。


あの話をあれだけ書いたことを思えば他の連載も終わらせられそうな希望が出てきました。
ただもう二度とガンダムは書かない。相当に軍オタを自覚している私をもってしても非常にめんどくさい。
ただ数々の戦闘を書ききったからこそスラダンの試合とかも書く気になったんだろうなーと思うと、Sガンダムはサイトのマイルストーンでした。いまも書くことをそんなに苦にしてないのもSガンダムのおかげだろうな、と思います。


ところで、裏サイトを読みたいと言ってくださった方は日本語の感じからおそらく海外の方だと思うんですが……。Sガンダムの文章はいまに輪をかけて稚拙なうえ非常に非常に複雑な話で文章もかなり複雑なので大丈夫なのかちょっと心配してます。
主役も二ホンの軍人だし……。書いた時は他国のかたが読むかもしれないと想定しておらず……あえて「アジアのジパング」的に誤魔化さず日本にしたんですよね。元になったSEEDの世界も西暦から続いている世界だし。
かといって日本(SEEDの設定で)は「東アジア共和国」の一部で首都がよりによってピョンヤン……(北京だったかも)。

別に東アジア共和国のアジア人でも良かったんですが、ザフト側の話を書きたかったので……。連合側はキラたちがいるんで代わりを用意する必要もないし。


終盤はキャラがたくさん戦死するのもあれだけど、とても書きたかったフレイやイザークの話が片付いて、アラスカ戦で特尉の物語としての役割もピークに達してあとは話を〆るだけになったのがやる気が減った要因かもしれない。
ニコルがヒーローから転落した時点で私は終盤に興味がほぼなくなったしな、というか。書きたい戦闘もほぼ書ききって満足してしまったし。
私自身がクルーゼの行く末をあまり書きたくないというのもある。
でもあの人が生き延びて主人公と幸せに暮らしました、だったらズコーだしなーという。終盤で得られるだろう最大限のハッピーエンドを得るのは巻き込まれた少年少女だけであとは無理なんですよね……。

いまだに私がなぜニコルをヒーローにしようと思ったか思い出せないんですが、私は歴代ガンダムの中でも相当にブリッツが好きなので(プラモも数体持ってる)ブリッツ贔屓からかな……ニコルはブリッツに乗る大切なパイロットだから……。
ただクルーゼと特尉は非常にビジュアル的にお似合いだと思うので、私の中で違和感がなかったのも大きいかも。私が意図せずキャラクター同士が惹かれ合っていったという意味では、キャラが生きている感じがしてとても印象に残っています。やっぱり私にとっては創作のマイルストーンですね。

ただ、クルーゼの気持ちは……理解しがたい。もちろん理解して書いているけど、私は同意しがたい。
逆に特尉の気持ちは終盤になって非常によく分かる。彼女は私の求めていた「使命感のみで戦う戦士」という枠を外れてクルーゼと生きていきたいと(叶わない)希望を持ったので、人間としてはそっちは分かるんだけど。
まあクルーゼの歪んだ感じはキャラとしては面白いんですが……、主役陣のプライベートな面から見たらハッピーエンドにはなり得ないんで、気が重いというか。

しかし私ブリッツ大好きなんですが、ブリッツって真面目に使うと強すぎるんですよね。そしてニコルは賢い子なのでまともに話を書いたら彼一人で終わっちゃう。
そういう意味でも序盤は苦労しました。たぶん50話以降その手の縛りもなくなって書きたいように書けるようになったのが跳ねた要因だろうな、と。
戦闘に関しては本当に魚雷戦とか砂漠戦とか自分で満足に書けたので良かったです。

もちろん最後まで話が続いていれば良かったんですが。
こればっかりは誰かに「書いて」と丸投げしたくないし、せっかくだから一か月に1話を目標に書いてみようかな。そしたら数年後には完結できそう。自己満足だけど。


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光夜 碧 [MAIL] [HOMEPAGE]