ガラケー族を貫いていた私がiPhoneにかえてはや2年弱。 世界は便利になりました。
しかし!!! スラダンの世界は1992年(花道一年時)なんです。
これ、もはや平安時代を書いている人に「いやそれは(時代考証が)違うよ」と突っ込みたくなる歴史警察的な側面で突っ込みたい「時代物」になっているんですよね。
スラダンの世界はあの時代ではないと成立しない世界観なので、あの時代にはなかった言葉遣いや文明の機器をキャラが持っていると途端に世界観が崩壊して偽物感が出てくるので……そのあたりは私は気を付けています。
気にしないーという人もいるとは思いますが、スラダンの彼らが高校生の時にスマホはあり得ないので、スラダンの世界観が好きだったら「あり得ない」ことです。パラレルでもない限り。
というかそういう縛りってほんとうに運命を決定づけると思うんだけど。 スラダンの世界に携帯スマホやLINEありまくりだったらもうみんな彼女いるべ? とか身も蓋もないこと思ったりね……。
スターバックスなどももちろん存在していない世界です。
10年後のAce of Acesの世界でも牧ちゃんが「流川くんがいまだにコーチって呼ぶ」と言っていたので、アラサーになった流川をちょっと見てみたいな。なんて思って考えてたんですが。
終章の次の週末は流川と花道が仙道達の家に来るらしいじゃん?→その日はどういう感じだったんだろう。 そもそも終章の数時間後に牧さん来る予定じゃん?→その日は略
終章は仙道の台詞からアテネオリンピックの前年だと分かるので、2003年ですよね。
しかし! インターネットが今の形というかwifiが急速に世界に普及したのは2011年です。なので2011年以後の話(及川連載)は2018年感覚とほぼ同じですが2003年は遠い遠い昔です。
スカイプで世界を繋ぐなんて2003年じゃありえない。 いやスカイプ自体は開発されていたけど、とても私たちの知っているスカイプではなかった。
というような「縛り」がキツくてやれる事が狭まってしまう。
及川連載がやりやすいのは一番現代に近いからかもなー……。 それでも日々「昔」になっていっている。2018年だと及川さんは20代前半か。もっと先の話を書いて現代を追い越したいんだけど……。笑。
しかし。時代は違うけど。 仙道と及川さん比べると(驚くことに仙道が年下)、仙道の手の早さって脅威ですよね……。 仙道と牧ちゃんがつき合い始めたのって国体のあと(10月)で、元旦には牧さんの実家で牧さん諸星がいるなか牧ちゃんの部屋に以下略だし付き合って速攻で手出してるよな……と逆算して遠い目になりますね。 仙道的にはずっと片思いだったんだろうけど、この辺、牧ちゃんの気持ちは全然追いついてなかったんじゃないかなーと思っているので……ちょっとその辺りが表面化する部分は書いてみたいな、と思ってます。
及川さんとヒューマンヒロインは健全にリア充してますよね。 仙道は一人暮らしという場所があったという事もありますが……元にあの2人も上京してすぐお泊まりしてるし。 でも場所があってもあの2人はお互いの気持ちの充実をちゃんと待ったんじゃないかなーと思います。 鳳は一人で拗らせてるのでまた別の話だけど。あ、淡白な黒羽さんは論外で。 こうして考えると三者三様でそれぞれ個性が違いますよね。
牧さんのお母さんが「もっと便利な世の中になればいいのに」と言ってましたが、あれから20年。彼女の夢(?)は叶ったんじゃないかなー。
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