ラヴシック☆

     


[mail] [photo] [memo] [characters]

2002年10月03日(木) 思い出は真っ白

今日は4時間目に体育があった。
体育が苦手な私は今日もミスしてばかり。
クラスに友達もいなくてのびのびと動けない姿はやる気がないと思われても仕方ないだろう。
ミスするたびに周りで嘲笑や悪口のようなものが聞こえてきた。
それは、試合前の円陣パスでも。試合のときにも。

試合中、私がセッターの位置にいてミスした直後だった。
後ろから故意としか思えないような勢いのあるボールが足に当たった。
いたたまらなくて私は
試合中だったにも関わらず、ボールが自分の方に向かって飛んできていたにも関わらず
コートを出て泣き出した。

授業が終わって、体操服から制服に着替えて教室に帰ろうとしていたら
更衣室の入り口のあたりで、同じクラスの4人組が待ち伏せをしていた。

「なんでコート出たん?」

「…それは、ごめんなさい」

「謝るんだったら最初からそんなことせんといて!!
 今年のバレーの授業、今日が最後だったのに、そんなことされてすごく不快にされて
 試合の雰囲気やって悪くなったんやから!!!!!」


「…私は、独りになってから
 クラスにも馴染めなくて、ずっと独りだと思ってきました!
 疎外感も味わって、どう仲良くしろって言うんですか!!」


「そんなん、修学旅行にやって来んかったし
 自分から馴染もうとしてないんちゃうん?!」


「体育だって出たくないのに出てるんです!」

「じゃあ、見学すればいいんで!」

「それじゃ単位が取れないから出てるんです!」

「じゃあ、学校辞めれば?」

「…この学校は卒業します!」

「は?矛盾してない?」

「なんで、あんたにそんなこと言われんとあかんのよ!」

「『あんた』って言われる筋合いないわ!」

などなど…。
会話はまだまだ続くのですが…。
1対4でのバトル。
1人の私の方が圧倒的に不利なのは当たり前。

向こうの人たちは「一度話し合いがしたい」と言ってきた。
でも私は「話し合いなんかしたくない」と言い張った。
だって、話し合いなんてしても何も変わらないと思ったから。
その気持ちを伝えると「してみないと判らない」と言ってきた。
それはそうかもしれない。
だけど、今の私には無理だった。
肉体的にも精神的にも彼女たちを受け入れることは…。

昼休みに彼女たちが言いたいことだけ言って立ち去った直後
私は泣きながら職員室へ行った。
役立たずの担任と、学校で一番の生徒の良き理解者である体育のE先生とで話をすることになった。
話を30分くらいして、本当は教室へ行くのが怖くて行きたくなかったけれど
先生に授業へ行くように言われ、5時間目の授業を30分遅れで受けた。
30分遅れて行ったから、残り時間は少なかったものの
私は泣いてばかりで授業に全然集中できなかった。
教室にいることも堪えきれなくて
5時間目が終わってすぐ、また職員室に駆け込んだ。
泣いている私の周りに大勢の先生が寄ってきた。
結局、6時間目の授業は受けずに、ずっと職員室で泣きっぱなしだった。
泣いているといろんな先生にじろじろ見られたけれど、そんなことは気にしていられなかった。

確かに、試合中にコートを出たのは悪かったと思う。
こういう風に待ち伏せをされたことも自業自得だと思う。
だけど私は独りでいたい。
今は独りがいいの。独りが楽だから。






↑もし、よければボチッと押してやってください。コメントが変わります。
偉そうにそんな事を言ったY。
Yの言葉に私は、声に出して返事はしなかったけれど…。

「『ありがたさ』も何も、私があなたにとって友達ではなかったように
 私にとってもあなたは私の友達ではなかった。
 私にはもぅあなたとの思い出は真っ白です…。
 独りでいることが、こんなにも楽だなんて思いもしませんでした。」


実は今日は、塾で個人懇談がありました。
先生と母との30分の懇談で何が話されていたのか…?!
今日は色々とあったので、この事はまた後日ということでお願いします m(_ _)m


 < past  index  future >




My追加