日々の呟き

うちの娘は、どちらかというと元気ハツラツなチョロ（要するに落ち着きのない子）なんですが、先日、リビングの椅子で口を強打して、前歯を固定するハメになりました。歯は折れてなかったのですが、上前歯の上にある筋（上唇小帯）をざっくり切ってしまい、スプラッターな娘を抱えて、かかりつけの歯医者へ駆け込みましたら、先生に、

『痛いだろうからかわいそうだけど、リィちゃんの場合は、むしろ切れてよかったですよ〜』

と言われ、私も

『そうですね。』

と同意しました。

と、言うのも、娘の上唇小帯はちょっと強力すぎて、このままだと高い確率で出っ歯になると言われていたのです・・・
いやほんと、見事にざっくりと切れちゃってますが、これで懸念が一つ減ったと思えば、怪我の功名ですよ。（苦笑）
まぁ、一か月、歯医者通いなんですけどね・・・（遠い目）


怪我の功名と言えば、うちのママンもそうでして、急性胆嚢炎になって緊急入院したら、その時撮ったＭＲＩで偶然、ほんとーに偶然、超初期の肺がんが見つかり、切除手術を受けることに。肺がんは『サイレントキラー』と呼ばれるガンで、自覚症状が出た時には殆ど手遅れなのだそうで、口々に、手術できるのはラッキーだと言われました。
本当に腫瘍マーカーも反応しないくらいの超初期の初期だったようで、転移なし、切除した後の抗がん剤治療も必要なしと言われ、胸をなで下ろしました。
それでも、やはり親ががんの手術を受けるというのは、相当なストレスだったようで、手術日当日の夜、手足にストレス性の発疹がぶわぁーーっと出てました。


私は、骨折脱臼裂傷大火傷と、大きな怪我をフルコースでやってきているのですが、その時の親の心中を想うと、ほんとゴメンナサイ・・・と、土下座したい心境になります。

まぁ、そんな私の怪我の功名は、大概の怪我の初期対処方法を実践済みって事でしょうかねぇ・・・（苦笑）

秋山まり