| 藤沢とSPのお話 |
仕事帰りに藤沢に行ってみたんですよ。 なんか、ムトスが出来たとかで。
てなわけで、今日が給料日だったので、以前から企んでいた事を実行。
いやー、一度乗ってみたかったんですよ、グリーン車。
というわけで、東京から藤沢まで950円というグリーン券を購入。 うう、高ぇ・・・。 2階建てグリーン車の2階部分に陣取り、外を眺める。 うーん。快適。ゆったりでき・・・
ドスン
・・・隣にえらい太い人が座ってきた('A`) 他にも席は空いてるだろうに、なんでわざわざ太い私が座ってるとなりに座るのだ・・・
太いのが二人並んでギュウギュウに。 これじゃ普通の車両とかわんNEEEEEEEEEEE!!!
オマケに隣の人、テーブルをおろして駅弁をむさぼっている。 鼻息荒い。 おもっくそ肘がこっちの座席に侵入してきとる。 常にガサゴソと動くので、体が触れ合ってくすぐったいし落ち着かない。
結局、窓にぴったりくっつくようにして、窮屈な状態で50分。
あたりに漂う酒の匂い、響き渡るいびきのハーモニー、効きすぎる暖房。
結論:グリーン車は地獄
いや、ちょっと考えれば分かる事なんですよ。 グリーン車に乗っている人ってのは、「金さえ払えばこの座席は俺様の席」とか「金払ってるんだから何してもいい」っていう考えの人が多いって事くらい・・・
もう二度と乗らねぇ。サラリーマンなんて嫌いだ!ウワァン!
藤沢にて、同じく仕事帰りのネコさんと合流して、ムトスに向かってみる。 トントンから、「フンフンの目の前だよ」と聞いていたので、フンフンの目の前を探してみる。
んん?怪しげなビルしかないぞ?
と思ったら手前のアドアーズの前にありました。ムトス。 気づけよ。
入ってみると、新築っぽいニオイ。ペンキだかなんだかの化学薬品チックなかほり。 ああ、シックハウス症候群。
見てみると、階段の踊場みたいなところに音ゲーが。 ふむふむ、芋もあるし、ポプもIIDXもあるのね。IIDXは旧モニターなのがちと痛いけども。
混んでそうな時間帯だけど、1人しかいない。 早速プレイ。
むほ、ギタフリのピックがカタめで、私のダウンピックでも空ピックが出ない! オマケにアップピック終了でも空ピックでない! 1P側のネックボタンはちょっと硬いけど、2P側はやわやわでいい感じ。 ギターはいいね、ここ。通常4-2だし。芋あるし。
ドラムは少し音が小さい事と、映り込みが激しい事が難点だけど、4-2なのでかなり○。
セッションするならかなりいい環境だね。 ただし、踊場からのアクセスは最悪だけど('A`)
片道430円て。
あちこちでSP談義に花が咲いていましたので、5歩くらい遅れて主観を述べてみよう。 というか、読み返したら愚痴になっていた。プギャー
一つだけ前置きをさせてもらうならば、この手の議論って個人の考え方や価値観の話なので、そこに「真か偽か」ってのは存在しないと思ってます。 それぞれの価値観から、共感できるか出来ないかの違いがあるだけで、正解か不正解かを導き出そうとする議論に持ち込むのはナンセンスだなと思う次第であります。
というわけで、これはあくまでも個人的な意見であり価値観である事を理解したうえで読んで下さい。
私個人としては、SPは「自己満足値」だと思ってます。
SPシステムを楽しむ人の中にも、結構沢山の楽しみ方を持った人達がいるんですよね。 とにかく上を目指す人、 ゾロ目や語呂合わせ数値で止める人、 数値そのものよりネームカラーにこだわる人、 様々なオプションや制約をつけた上でどこまでいけるか挑戦する人。
この他にも多分色々な楽しみ方があると思います。
どれもこれも、「他人がどうなのか」よりも「いかに自分が満足のいく数字に近づけるか」って事でやってると思うんですよ。 トップランカーともなれば、他人との競争になるので、ちょっと違ってくるのかな、と思いますが、そういう人たちは全プレイヤーの中でもごくわずかなので、むしろ特殊な部類に入るのではないかな、と。 もちろん、パっと見てその人がどれくらいの上手さなのかを判断する「目安」にはなるけど、あくまで「目安」でしかないと思ってます。
確かに、あまりにも必死にスキル上げをしている人ってのは見苦しい部分が多々あります。 ずーっと同じ曲ばかり粘着してたり、コンボが切れると捨てゲーしたり、筐体にあたったり。 でも、ゲームに限らず、どんな分野でも「必死な姿」ってのは大抵が見苦しいもんだし、そりゃ仕方ないでしょう(笑)
スキル厨が見苦しいと思われたり嫌われたりされる一つの原因って、この「必死さ」ってのがあるんでしょうね。
この「スキル厨」という表現についても、個人的には「スキルを必死にあげている人」っていう考えではなく。 皆さんの周りにもいるかどうか分からないんですが、この「SP」という数値を高める事を他人に強要する人ってのがいるんですね。 ぶっちゃけ、そりゃありえねーべと思うんですが。
のんびり自分の好きな曲をプレイして楽しんでいる人に、 「お前SP低いなー。そんなんじゃダメだよ、もっと頑張れよ。稼ぎ曲やってないじゃん。やれよ。」 みたいな事を言う人。 SPを上げをやることが当然であり、SPを上げない人は何のためにギタドラやってんのかわからん、っていう考えの人。
もっと言ってしまえば、「SP上げしない奴はギタドラやる資格なし」とか言っちゃってる人。
アイタタタタと思います。実際いるんですよねぇ、こういう人。 個人的に、こういう人たちを「スキル厨」だと考えてたりします。 いや、スキル中(毒)でもいいかもしれない、とか(笑)
あと、自分のSPを基準にして他人をはかる人ね。 自分より上手ければヘコヘコするし、自分よりヘタなら馬鹿にした態度をとるとか。 あくまで常に変動する「自分のスキル」を基準にしてるあたりが笑えるんですが。 ある意味では、究極の「自己満足指数」としての捉え方ではありますけどね(笑)
つまり、私個人としては、SPの値というのは、自分が自分のスキルを判断するための数値であって、他人を判断する時にはたんなる目安にしかならないものであり、絶対的な数値ではない、と思ってます。 リアルスキルがどうだとか、プレイスタイルがどうだとか、そういう事はこの際関係なしで。
SPが高い事を誇りに思うのはもちろんかまわないのですが、それをネタに人を見下してちゃオシマイだろ、と。 そういう人ばっかりで、純粋にゲームを楽しむ事すら出来ないですよ。 気にしなきゃいいってのはわかっちゃいますけど、流石にこうも多いと、ねぇ・・・。
ちなみに、スキルシステム自体を否定する気は全くないですが、個人的には好きじゃないです。 もちろん、SPシステムのおかげで著しく上達した、というメリットはありますが、その他のデメリットの方が私にとっては大きすぎるので。 せめて、選ばせて欲しかった。 カードを使う時、スキルシステムを適用して遊ぶか、単なるオプションやプレイ記録のみを保存するために使うか。 表示したくないんですよ、プレイ中とかプレイの前後に。名前の色や数値。 でもプレイ履歴やオプションは残したいのでカードは使いたいし。
ヒットチャートランキングとか見ても、どう考えてもSPに関係のないような曲や、いわゆる「厨曲」と呼ばれる人気曲が上位にきてますね。 天体観測なんて、相変わらずヒットチャートに常駐してますし。 もちろん、スキル上げに必須なお馴染みの稼ぎ曲もわりとヒットチャートに顔を出してたりしますね。 これは私の勝手な憶測でしかないんですけど、ヒットチャートとかを見る限りだと、SP上げ派<SP関係ない派に見えるんです。 でも、カードを使用した時点で、SPシステムが強制的に適用されますよね。 SPシステム適用されたくなければカードを使わなければいい、ってだけの話なんですが、やっぱプレイ履歴やオプションが保存できるのは非常に便利なので、どうしてもカードを使いたい。 そういう人も結構沢山いると思うんですよ。 そういったプレイヤーが、好んで上げようともしていないSPで他のプレイヤーに勝手に格付けされてしまう状況が悲しいです。
でも、仕方ないですよね。SPシステムをひっくるめて、「ギタドラ」というゲームになってしまってますから。 郷に入り手は郷に従え、じゃないですけど、SPによってバカにされたり他プレイヤーに格付けされるのを気にしないでいられないのなら、必死にSPを上げるか、カードを使わないようにするしか道はないわけです。 なんだかなぁ。
純粋に「自己満足指数」として自分の中で完結させている人でも、それなりSPが高くなるとちょっとした弊害(?)も出てきたりします。 一部の格付け厨のおかげで、「スキルの高い人間は、自分よりスキルの低い人間をバカにしているに決まってる」という考えが初級・中級レベルのSPの人たちの間に広がりつつある現実があったり。 「SPが高い人がいるとプレイしにくい」とか「SP高いからって見せつけウザい」とか。 たまったもんじゃないですよね、これ。 自分が楽しんでるのに、遊んでるだけで疎まれるとかありえない。
突き詰めていくと、集団心理とか低年齢化とか社会的な問題の話に発展してしまうので、このあたりでやめておきますが、一言で言えば「ゲームなんだから個人の好きなようにやって何が悪いのさ」ってな事です。 他人のSPにいちいちケチつけてんじゃねーよバーカ。
同じ曲ばかり粘着プレイしようが、高難易度の曲しかプレイしなかろうが、必死にプレイしてアイタタだろうが、そんなことはぶっちゃけどうでもいいんです。 本人が楽しければ。他人に実害を与えてなければ。筐体壊したりしなければ。
ただ、SPの数値だけでその人の「人間性」まで何故か判断するわけのわからんスキル厨や、 他人に自分のSPに対する価値観を強要する奴ぁ、3回くらい死んで来い、ってのが本音であります。
つーかなんでアンタらは他人のプレイ中、「数字」しか見えないの? プレイ中に表示されるネームカラーとか、プレイ前後に表示されるSPなんて、プレイしてる本人と比べたらすんげぇちっちゃいじゃん。 普通、誰かがギタドラをプレイしてたら、名前とか数字とかネームカラーなんかより、プレイスタイルのが目につくんじゃないの?
スキル厨や格付け厨の目って、不思議。 数字だけで全てが分かるなんてエスパーですか、と。
そんなんだから、他人にSP上げを強要したり、数字しか見えない人は、いくらSPが高くてもみっともねぇプレイしか出来ないんだよ。 クラッシャーなんて、SPが高ければ高いほど修正不可能だもんね。 その迷惑極まりないプレイスタイルでもSPだけは高くなっちゃうもの。
もっとさぁ、同じ他人のプレイを見たり気にしたりするならさぁ、プレイしてる本人を見た方がプラスになるしおもしろいんじゃないですかねぇ。 マジで。
一番信じられないのが、「女のクセにSPが〜」とかいうアホ男。 なんじゃそりゃ。わけわからん。 なんちゅーちっぽけなプライドだよ('A`) いくらSPが高くてもモテるわけじゃないからね?(笑)
・・・やっぱただの愚痴になった('A`)
あ、それから、「なんでSPのためにやりたくもない曲をやるの?」という意見をよく聞きます。 これはもう仕方ないんですよね。SP上げなきゃ遊べない曲が存在する以上は。 自分の目標とする数値に達するためってのも大きいでしょうけどね。1000という数字がキリがいいから、なんとしてでも1000目指す、とか。
SPによる曲解禁っていうシステム自体はいいと思うんですよ。 今回はチケットも手に入って、「一度もプレイできない」って事はとりあえずなくなりましたし。
ただ、チケットなくなったらそれで終わりですからねぇ。 いつもいつも全曲解禁してる人を捕まえてセッションするわけにもいきませんし。
そういうわけで、やりたいときにやりたい曲をやるために、仕方なくSPを上げる、って人も多いんじゃないですかね。 だから、やりたくなくても稼ぎ曲を詰める。稼ぎ曲ってのは、リアルスキルに関係なく、SPの数値を上げるのには必須ですし。
私も、今回のプレアン、ドラムでプレイしたくて仕方ないんですけど、まだチケットでないし、1200なんて到底無理だし。 ぶっちゃけフェアリーテイルとかどうでもいいから魔笛やらせろ!ってな感じです。
フェアリーテイルのチケット3枚と魔笛のチケット1枚を交換、とかどうですか?
話がズレてきたのでこの辺で。
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2005年03月15日(火)
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