毎日の独り言

2012年04月29日(日) 「ロミオ&ジュリエット」プレビュー公演初日

佐藤健と石原さとみのW主演舞台「ロミオ&ジュリエット」スタートです!!
佐藤健の初舞台!!!ぜひともいかねば!!!!
ってことで、赤坂ACTシアターですよ!!!




気合入りすぎたというか、完全に勘違いして1時間早く到着しちゃったよw
「開場時間なのになんでこんなに閑散としてるの!?」「なんで開場しないの??」と疑問符を頭につけたまま10分くらいボケーっとしてた私☆
あ!チケット見ればいいのか!!って・・・早く気づこうよ(爆)

入場して、いつもならズラっと並ぶ階段の祝い花が1つもなくてビビった。
そっか!だって今日はプレビュー公演だからナイのか!!と・・・これまた気づくのが遅いな(苦笑)

珍しく物販でお買い物しましたよw
とはいえ、キャンディー500円だけだけどww





さて舞台!!
配役

ロミオ      佐藤健
ジュリエット  石原さとみ

マキューシオ    菅田将暉
ティボルト     賀来賢人
神父        橋本さとし
ばあや       キムラ緑子
キャピュレット   長谷川初範
キャピュレット夫人 石野真子
パリス       姜暢雄



ランダムに垂れ下がる電球が、オペラ座の湖面に浮かぶろうそくの炎のようにも見える舞台。
まずはロミジュリ原典のままに主演2人が口上。
出演者全員がこの物語を紡ぎだす・・・・ってことで、初お目見え。
衣装は現代風で、シェイクスピアの時代を彷彿とさせるものはほぼ見当たらず。

イギリスの若手演出家 ジョナサン・マンビィの手腕はいかに??ってトコも楽しみの1つだったんだけど、徹底的に現代風。というか、ちょっと昔のアメリカ風かな。
モンタビューとキャピュレットの抗争が描かれる冒頭の背景は、アジアンロックテイストな竜虎!!流れる音楽はロック!!
そこで暴れるシルバーウォレットを付けた革ジャン姿の若者の身軽なアクションとダンス!!

ウエストサイドストーリーか、劇団新感線か!?って雰囲気ですよ!!w

つかさ、モンタビューとキャピュレットの両夫妻がマフィアのドンって感じだったんだけど!!w
ボスはダブルのスーツにコートを肩にかけて葉巻って感じでさぁ!!w
姐さんはビタっとしたボディーコンシャスなハデな色のスーツ(でも古き良きアメリカ風)でさ!
手下ともはチンピラって感じで、若者たちはウエストサイド・・・うん、50年代アメリカだよ!!
ま、ウエストサイドストーリーは、もともとがロミジュリを下敷きにした話だから、それを逆手に取った演出なんだなと納得。

セリフは、シェイクスピア原典を松岡和子翻訳のまま抜粋して使用し、より物語をわかりやすくしていた。
私は松岡和子訳がとても好きなのであの美しい文章を堪能できると喜んでいたんだけど・・・やはり客層なのか、原典まんまの言葉なのに客席にかなりの笑いが起こるんだよね〜(^^;)
いや、ここは笑うところじゃないだろう??って客席の反応に戸惑うこともしばしばで、そこは個人的にとっても残念。
そして抜粋だからやはり物足らない。
シェイクスピアって飾りまくった盛りだくさんのセリフを堪能するのも楽しみ方の1つだったりするからさ。

キャピュレット家のパーティーに忍び込むロミオ。
悪友マキューシオらとのダンス・・・仮面をかぶっての登場なので一瞬気づかなくて・・・ちょっと悔しい私。シルバーのスーツ姿がロミオなんだよね☆
この時のジュリエットは白いワンピース、背中に白い天使のような羽の飾り姿。映画のディカプリオ版のジュリエットっぽい可憐な姿。

そして2人は恋に落ちる。
恋の熱病に侵されて目がジュリエットに吸い寄せられるロミオはとってもステキ。
巡礼様のシーンは、ロマンティックな初キスシーン。
なのに!!!ここで会場に響き渡る緊急地震速報音!!!!!!

あ〜り〜え〜な〜いぃぃ〜〜〜〜!!!!Σ(□ ̄; )Σ( )Σ( ; ̄□)Σ( ̄□ ̄;)

あまりにも腹立ちすぎて絶対にそんなもんに負けるもんかとオペラグラス目に引っ付けて集中しまくってやったぜこのやろう!!
ロミオもジュリエットも音や地震の揺れなどに一切心を乱さず、相手のことだけを見つめて演技に集中してました!

そして、高い塀を「恋の翼」で飛び越えるロミオ。
4〜5メートルはある壁を2段の補助のみで軽々と乗り越える。身体能力を問われるのはロミオ役者の宿命なのねw
軽々と飛び越えて客席の感嘆をさらっていくロミオはやっぱり素敵♪

バルコニーのシーンは、これまたオペラ座か!?ってくらい舞台をぶった切る長い橋になってて。
キャピュレット家のバルコニーってデカイな・・・と心中で笑いが抑えきれんw

あの有名な「ロミオ。あなたはなぜロミオなの」というシーン。
恋に浮かれるロミオは情熱的で、そしてその姿はとても滑稽なわけでww
ピョンピョン飛んで、ジュリエットの言葉に一喜一憂してコロコロと表情が変わる。その直情的な情熱は上手く演じられてて・・・うん、笑っちゃうなww
でも、ちっさいロミオがジャンプして、バルコニーに寝そべるようにして差し出したジュリエットの手にタッチしたときはその身体能力の高さに驚いた!!

そして2人の気持ちを確かめ合って1人になったときのロミオの「幸せだ〜!!幸せな夜」ってセリフが大好きなんだけど、佐藤ロミオはゴロゴロ寝転がってて、可愛くてタマランよww
石原ジュリエットも可愛いし♪
そして結婚式の2人の幸せそうな顔もみててホンワカする♪
つかさ、キスの回数が多くて長くて笑っちゃうんだけど!!ww

なのに、ここから悲劇が始まる。
ティボルトらとマキューシオらがぶつかり合うシーンに、佐藤健、菅田将暉、賀来賢人の目の保養の3ショット♪
うん、見てて楽しい♪
乱闘シーンは、途中でよくつかわれる演出方法ではあるんだけどスローモーションになっててちょっと面白い。
柄の短いナイフを使ってるので、止めようとしたロミオの脇をくぐってマキューシオが刺されるのがわかりにくいかも。

マキューシオは口の達者な役者じゃないとできない役なんだけど、菅田は好演。
ばあやと一緒に下品な下ネタを言いまくる役どころなんだけど、腰をグイングイン振りまくってノリノリだよw
ラストもたっぷり時間を取って目いっぱい魅力を振りまいて死んでくれて素敵!

そして、親友を殺された怒りに燃えるロミオはティボルトに報復。
あっけなく殺されちゃうティボルト。
パーティーでも怒ってるだけで、ティボルトとしての見せ場ってあったっけ?って勢いになって。
え〜と、せっかくの賀来賢人の無駄使いに思えてならないんだけど・・・。
せっかくかっくん使ってるんだからもうちょっとなんかあるでしょ?ティボルトってこんなもんだっけ??違ったよね??
なんだか残念な感じだったなぁと。

追放に決まったロミオが駄々っ子のように泣きじゃくる。
これは可愛かった♪
ま、ファンなんで、とりあえず目にウロコがたっくさん付いてるってのもあるかね?

2幕目は、2人の初夜。朝の別れのシーンから。
ロミオはボクサータイプの黒パンツ一丁でシーツから抜け出してパンツを履いて。
ちゃんと素肌をさらして情事の後って感じのちょっと気だるげな感じがイイ♪
マンチュアへ旅立とうとするロミオに取りすがるジュリエットが白いちゃんとしたワンピ姿。
なにこの色気のない姿は☆
シーツ1枚でいろとは言わないけど、もうちょっとなんとかならなかったのかね?
行きたくないのに行く決心をしたロミオを止めて、止めたら命取りになると気づいて一瞬で言葉を翻すジュリエットなんだけど、あまりにも笑いの要素が多すぎて個人的にはちょっとイヤかも。
それに振り回されてるロミオがアホの子すぎて。
ロミオがアホで間抜けキャラだってことは周知してるけど、このシーンではやめてほしかったかなぁと。

パリスとの結婚を迫られ、ジュリエットが毒薬を飲むシーンには、この行為が死へのプロローグを示すように死んだティボルトとマキューシオが登場!
2人がドラマティックに盛り上げる中、ロミオも登場して心情を語っていてさらに盛り上がる。
毒薬を飲み干したジュリエットを両脇から支え、十字に掲げた菅田と賀来の背丈がほぼ同じなので、上にいるジュリエットがとってもキレイ!!
このシーンはロマンテックでドラマテック!この作品の屈指の名シーンだよ!

傍らで悲しんでいたパリスを殺し、ジュリエットに寄り添って服毒して死ぬロミオ。
ロミオの死に悲しんで短剣で胸を突いて後を追うジュリエット。
う〜ん、なんか軽い(^^;)
なんだろうな〜、このライトな感想☆
なんか、ライトノベルズ版のロミジュリを読みました・・・みたいな感想になっちゃうんだよね。

でも、モンタギュー夫人は可愛そうなくらい悲しんでて。
たしかに、あんな可愛い息子が死んだら悲しいわよね〜!!
ものすごくモンタギュー夫人に共感しちゃいましたよ!!w

やっぱシェイクスピア劇って、しつこいほどに飾られたセリフを仰々しく演じるところに生まれる悲劇の重さってもんがあるんだなって感じました。
関係性や物語は、とってもわかりやすくなっている演出でいいなとも思うんだけど。


佐藤健のロミオは熱病に浮かされて恋を走り抜ける情熱と子犬のような可愛さを取りあわせたステキなロミオでした。
ま、ロミオってそんなに失敗するキャラじゃないから安全牌だってことも承知してるけどね。

石原ジュリエットは、安定してるんで安心して見てられる。
相手役には良かったんじゃないかなと。
ただ、彼女のせいじゃないだろうけど、ベッドシーンの色気のなさはありえないかも。

菅田マキューシオは好演♪
ちょっと空回りしちゃうくらいやりすぎだけど、そういう役回りだから。
これから成長するだろうし、かなり楽しみだなと!

賀来ティボルトは、もったいない。本当にもったいない使い方されちゃったかなと。
もともとあんまり見せ場のないティボルトだけど、それにしてもあんまりだよ。
・・・ロミオにばかり気を取られてて私がわかってないだけかなぁ??

橋本神父は、さすがにカッコいいし、ビシっと演じてくれてる。
ラストシーンの悲劇を語る熱弁も素晴らしい!

あと、パリスの姜暢雄がなにげにイイ!
ジュリエットにいちずに恋するパリス様だよ〜〜〜!!
途中でロミオじゃなくてパリスと結婚した方が幸せになれるよね?ってマジメに思っちゃうパリス様だよぉ!!
ただジュリエットの死を悼んでいただけなのにロミオに殺されちゃって、とってももったいなくて気の毒な気がしちゃう色男のパリス様でした。


んでもな〜、やっぱ作品にアッサリ感がありすぎるような気がするんだよな〜。
今回はプレビューだから・・・かなぁ?
んでも、役者はイイ味出してて楽しい作品になってる!
シェイクスピアに敷居の高さを感じる人にもとってもわかりやすいし、とっかかりやすくなってるし。
この作品のチケットが3枚あるけど、もうちょっと見てもいいかな・・・って思っちゃったw
たけるん可愛いもん!たまらんよね♪期待も裏切りませんよ!
千秋楽まで事故なく怪我なく病気なく、元気に駆け抜けてほしいなと願ってます。


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