| 2009年02月08日(日) |
今日は、文楽「敵討襤褸錦」 |
初文楽!!人形浄瑠璃デビューだぁ〜〜!!! 3部構成の公演で、私は2部の「敵討襤褸錦 (かたきうちつづれのにしき)」を観賞。 ちなみに、1部は「鑓の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら)」、3部は「女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく)」 ・・・実は近松門左衛門作品の女殺油地獄が見たかったんだけど、ま、ご縁だからなこういうのって。
さて、久々の国立劇場(小劇場は初めて)だったんで早めに出発して早めに到着。 う〜ん、歌舞伎より若い層のお客さん率がちょっと低いかな? 4列目のセンターブロックでの観劇だったんでオペラグラスいらず♪ よく見えて嬉しい♪
物語はタイトル通り、敵討ちモノ。 舞台では人形1体につき3人の人形遣い、上手には物語りセリフを言う太夫と三味線が1人づつ。 鳴り物が三味線だけ!!しゃべるのは太夫だけ!!わ〜シンプル!!
隣り合った仲のいい武家屋敷の三男坊と娘は恋仲。そろそろ婚儀を・・という頃。 父親が隣家の息子に殺されたと知った次男と三男は、そしてその場にいながら何も出来なかった阿呆な長男をそれでも押し立てて敵討ちに出立しようとする。 このままでは阿呆の長男が足手まといになる・・・そう案じた母親が長男を刀で刺す。 「先立った父親の冥途の供を」と言う母親に「では早く追いつかなくては」と腹に刺さった刀を引き回す長男(T_T)(T_T) 阿呆な子が初めてまともなことを言ったと泣きながら褒め喜ぶ母親。
・・・なんともヒドイ場面なんだけど泣けるんだな〜。 長男の人形遣いが人間国宝 吉田蓑助。アホっぽい芝居が上手かったー!!
以前見た歌舞伎「伽羅先代萩」にも似たような場面があって、幼い主君を守るため不審な食べ物を食べろと言い聞かせていた我が子が言いつけを守って菓子を食べる。 毒が入ってることを知られたくなかった敵が主君の菓子を食べたと無礼討ちしてしまう。 幼い主君を抱き守り、我が子の死にも動揺しなかった母親。 しかし1人になったときに我が子の亡骸を抱いて「でかしゃった」と涙に暮れるっていうシーン。 これがもう号泣モノなんだよね〜!!
そして、隣の家ではコトを知った娘が自害。 仇の家の娘じゃもう結婚できないから死んであの世で結ばれたいという女心。 最期に一目恋しい相手の顔が見たいと苦しい息で願い出るけど垣根を越えることはかなわない。 両家の間にある井戸の水面に映る互いの顔を見て娘が絶命して1段目が終了。
あとは兄弟が敵討ちのために苦労していく展開で盛り上がりがナイ(苦笑) 1段目でクライマックス迎えちゃってるジャン!!って個人的に思っちゃったよ☆
さてさて、私の文楽デビューの感想。 舞台に隣り合った屋敷に4人の人形がいるシーン、人形遣いの黒子が12人!!! 多い!!多すぎるよ黒子!! うようよ黒人間がいる状況は、文楽デビューの私の目に違和感バリバリすぎ。 横向いて歩くときも黒子がかぶっちゃって見えないし、後ろを向いて去るシーンは黒子しか見えないし。 そういうモンなんだろうけど、最後まで慣れなかったな私。 でも、巧みな人形の操作や表情、太夫の豊かな表現力に感動した。 そして私は人間が板の上で何かを表現してる姿を見てるのが好きなんだなと再確認。 それで衣装でも表現でも派手だったりすると好き度が上がるんだなと(笑) やっぱ派手好きなミーハーだね私ってば(笑)
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