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呆れかえっていいスか? - 2003年06月18日(水)
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今日は凄いですよ。 13:00から22:30までバイト。 がっつり働きすぎの感あり。
で、がっつり働いてたら素晴らしい出会いがありました。 入口付近のカウンターに座っていたところ、 背が低めの男の子がつかつかと歩き寄ってきました。
彼(ぶ然と)「あの、スイマセン」 僕「はい」 彼(入り口の傘立てを指しながら)「僕の傘持ってかれちゃったみたいなんスけど」 僕「はあ」 彼「他の取ってっていいスか?」
・・・何言ってんだコイツは。
僕「駄目ですよ」 彼(キレながら)「じゃあどうすればいいんスか?」 僕「は?」
・・・唖然というか呆然というか。
彼「どうすればいいんスか?」 僕「どうすればと言われても・・・」 <沈黙> 彼「ああ、じゃあもういいっス」
・・・なんか僕が悪いみたいな展開(笑
彼が去ってからしばらく、 腹立たしいような、空しいような、悲しいような、可笑しいような、 よく分からない感情に支配されてしまった。
彼をして「他の取ってっていいスか」っていう発想を、 全く悪びれず(むしろそれを当然の権利であるかのように振る舞い)、 平気で口にできるような人間にしてしまったのは誰なのか。 「じゃあどうすればいいんスか」と言って僕に食ってかかる時の、 あの自分のこと以外は何一つとして考えられないような思考方法は、 彼にいつ、どうやって植え付けられてしまったのか。 「俺がここで他人の傘を持っていったら、その持ち主は、俺がそうなったように、不快になるだろう」 という至極単純明快な想像がどうして彼にはできないのだろうか。 (それができていて、「でも見ず知らずの奴が不快になっても俺には関係ない」と思っているのだとしたら、もっと絶望的だ。)
確かに、彼も全然悪かないんだよね。 雨降ってるのに自分の傘パクられたんだから。 腹が立つのも分かる。 けれど、 「俺一人はなんも悪くない。俺って不幸」→「だから何やっても何言っても許されなくちゃいけない」 っていう壮大に飛躍した思考方法(こういう考えがなかったら、あの「じゃあどうすればいいんスか」発言は出てこないだろう)も、 その感情を近くにいる他人に剥き出しでぶつけてくる行動も余りに幼稚。 とても大学生がすることじゃない。
結局彼はどうしたのだろうか。 僕の「許可」が得られなかったことに憤慨しながら、他人の傘を持っていったのだろうか。
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