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515の追憶 - 2003年05月15日(木)
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5月15日。 515。
昔住んでたマンションの515号室には、ミヤガワというおばちゃんが住んでいた。
300戸近くあるマンモスマンション(略してマンマン)だったので、 僕が小学生だった10数年前には、それはもうたくさんのガキがいて、 毎日毎日遊びまくっていた。
今考えれば、相当やんちゃだったガキ集団は、 野球をしては人の家の廊下に面した窓にボールをぶつけたり、 水をためっぱなしのプールにザリガニやフナを放流したり、 ケイドロで奇声を上げながら廊下を走りまくったり、 エレベーターに十数人で乗って揺らしまくって止めたり、 悪事の限りを尽くしていたものだった。
そんなガキどもに決まって怒鳴り声を浴びせるのが、515のミヤガワの役割だった。
悪いのはこっちなのに、怒鳴られれば、当然敵意を持つのがガキというもの。 ミヤガワは志村けんよろしく「ヘンなオバサン」の称号を受け、 日々熱き戦いが繰り広げられていたのである。
そんなある日、我らが大将の「こまっちゃん」(当然本名は小松)がとんでもない攻撃を計画した。
<計画の概要> ・今日は515(ゴーイチゴーと発音されていた)にピンポンダッシュする ・しかしただのピンポンダッシュではつまらない ・そこで我々は、世界初の「ピンポン閉じこめ」作戦を敢行する ・作戦部隊の1人が515の呼び鈴を押しまくり、「ヘンなオバサーーーン」と叫ぶ ・通常のピンポンダッシュではここで退却するが ・本作戦においては、呼び鈴押しまくり要員以外の隊員がスクラムを組んで515のドアを押さえつけ、外側から封鎖する ・ミヤガワは怒鳴りたくても外に出られない
今思うとなんと残酷で卑劣な攻撃であろうか。
作戦は見事に成功。 内側から自分の家のドアをどんどん叩き「アケローーー!」って叫んでいたミヤガワが印象的。 それからどうやって逃げたかは覚えていない。
しかし、酷いコトしてたな・・・ よくケーサツに通報されなかったよ。
こんなクソガキぶりも、メンバーが次々に中学校に上がるに連れて消滅。 マンションは平和を取り戻したのだった。
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