2009年07月29日(水)
熟成:3年物のクロワッサン


夫婦揃って感慨深く「この日」を思い起こしていたりした。

クロワさんが外界に登場して3年。

あっという間だった。


ここ2、3日で、46ピースあるアンパンマンのひらがなパズルをひとりで完成させるようになって、
母はそのハイスピードな進化に、言葉が出ないくらい驚いている。
だって、1日前までは、ピースの場所を逐一聞いて、どこに置くかこっちが指示しないとできていなかったのが、
放っておいて、ちょっと家事をしている間目を離すと、完成していたりする。
どうなってんの??


たった3、4回、車の中で聞いただけの「WINDING ROAD」(綾香×コブクロでおなじみ)をいきなり家の中で上機嫌で歌い出す。
その歌が流れていたわけではなく、ただなんとなく歌っているようなんだけれど、
大人にとっても難しいであろうあの手の曲を、あっという間に覚えてしまうその脳みそが不思議で不思議で。
マジで、どうなってんのよっ??


大人が何となく過ごしてしまう3年という歳月を、この子はホントに全力で生きてるんだというのを思い知らされると、
何とも言えない気持ちになる。
全力でやれよと教えたわけでも、1日1日を大切にせぇよと諭したわけでもないのに、
彼女たちの年代というのは、まるで生まれる前からわかっているかのように全力なのだ。


3年もののクロワッサン、いい味に仕上がっています。


「日野クロワさ〜ん♪」

「はいっっ!」

「何歳ですか?」

「さんさい♪ (*´ー^`)ゞ」

「好きな食べ物は何ですか?」

「えっとね、ごはんがすきです。」

(と、言うほど好きではなく(笑)、本当は麺類に目がないのだけど)

「じゃあ、好きな果物は何ですか?」

「えっとね、さくらんぼがすき〜」

(コレは絵本の影響(笑)。本当は今、旬のブドウが大好き)

「好きな飲み物は何ですか?」

「ヤクルト〜〜〜〜!!」

「じゃあ、好きな色は?」

「えっとねぇ、くぅちゃんはねぇ、ぴんくいろとおれんじいろがすきです♪」

「じゃあ、どんなテレビが好きですか?」

「おっきいてべりー!!」



ヾ(∇^〃)キャハハハo(_ _)ノ彡_☆バンバン!!
け・・・・傑作(* ̄m ̄)ノ彡☆ばんばん!!
母ちゃんは、好きなテレビ番組を聞いたつもりだったんだが、そうか・・・・大きいテレビが好きであったか。納得。


「うん、そうじゃなくて、好きなテレビは何ですか? テレビで何がやるのが好き?」

「モジモジ(。_。*))) へきさごん。」

「そうか〜^^ ヘキサゴンが好きなのね。じゃぁね、好きなお歌はなに?」

「からおけーーーーっっ!!♪。゚+.o((◕ฺ∀ ◕✿ฺ))o。゚+.♪」

「( ̄▽ ̄;)(笑) カラオケで何歌うのが好き?」

「う〜んとねぇ、『がんばれにっぽん』と〜、『ちきゅう〜はま〜わ〜る〜』と〜、『しんけんじゃ』」

(訳:「陽は、また昇る」と「きみをのせて(ラピュタの主題歌)」と「シンケンジャー」)


親が思っている以上に、カラオケが大好きな模様。ちゃんちゃんばら、ちゃんばらら〜♪
ホントは、これの他にも色々聞いてみたりした。
たくさんの質問にも、1つ1つ考えて自分で答えが出せるようになったので、あたくし自身、彼女との会話が楽しい。
上記のやり取りは答えを仕込んだことは1度もなく、今回初めて質問してみた。
3歳ともなりゃ、教えなくてもできるようになるんだな・・・・。感動する、ホント。
そんな感動も束の間、これら質問をたくさんしたその翌日、このような応酬が待っていた。


「かあちゃんは、なにいろがすきーーー??」

「かあちゃんは、どんなたべものがすきーーーー?」

「かあちゃん、おうたすきーーーー?」



( ̄▽ ̄;)
その質問に、億劫がらず1つ1つ丁寧に答えていると、


「ふぅ〜ん、そぉか〜。みやざきいろがすきなのかぁ〜、そぉかぁ。」


と、いちいち納得してみせる(笑)。
この、模倣と応用・発展の一連が面白くてしかたない(爆)。
あ、ちなみに「みやざきいろ」というのは、前述しましたが「むらさきいろ」のことです(笑)。

この質問攻めから、もう少しするとまた色々考えられるようになり、いわゆる「ナゼナゼ攻撃」が始まるのかなぁ・・・・
なんて思ってもみたり。その日が来るのが怖かったり、やっぱり楽しみでもあったり。


こんなふうに、ハイスピードの進化を目の当たりにしている手前、やっぱりどうしても釈然としないポイントがあったり。


2歳の誕生日に決行した断乳(卒乳)があまりにうまくいったので、
誕生日ケーキ&チョコレートでできたネームプレートを食べたことで、おむつはずしも加速するかと思いきや、
こっちが全くといっていいほどダメダメ(苦笑)。
優しく、お姉ちゃんパンツにしてみようよ^^ と促しても断固拒否( ̄▽ ̄;)
最近では、トイレに促してもなかなか行ってくれなかったりもして、トレーニングは難航中なのである。
別方面で、上手にできたことをそれはそれは大々的にほめそやして「お姉ちゃんは違うなぁ♪」「さすが3歳!!」と
雲の彼方まで持ち上げても、トイレだけできない(笑)。
きっと彼女の中で何かきっかけとタイミングが別に存在するのかもしれない。
3歳であっても、他のことが上手にできても、ここの部分だけはまだ「赤ちゃん」でいたいという
小さな主張が隠れているようにも思えて、あたくしもそれ以上は強く言えないでいる。
おまけに、東海地方はまだ梅雨が明けきっていなくて、それでなくても洗濯が停滞する状況下、
大人の事情もあいまって、強引に「おねえちゃんパンツ」へ移行できないでいるというのもあったり(苦笑)。

最近、色んなことが上手にできると、決まって彼女の方から

「ほいくえん、はいれるー?」

と確認が入る(笑)。
彼女の中で、「色んなことが上手にできる」=「保育園に入るに十分なお姉ちゃん」という方程式が存在するらしく、
その最後の砦が「トイレ」だったりする。
まぁ、大人の見地から行くと、幼稚園はともかく保育園なんてのは、このあたりでは生後2か月から預かってくれるところもあるし、
いつでも行けるわけなんだけど、大人の事情で「そういうこと」にしてある。
きっと彼女の中でどちらかへの入園準備が本格的になってきた頃、腹を決めてくれるのかもしれない。
だから少なくとも、あと1ヶ月はのんびりと待とうと思う。
いつも行っているサロンで、お盆過ぎに入園相談みたいなのが持たれるらしいので、そこで話を聞いてから、
彼女にもわかりやすく説明してみようと思う。
とはいえ。。。。
いくら子供とはいえ、そういう難しい話をしているのを傍から眺めつつ、半分くらいは状況を理解していそうな部分もあるので、
ひょっとしたら、入園相談を受けるだけで何かが変わっていくかもしれないなぁ。
できるだけピリピリしないように・・・・のんびりすぎると言われようとも、ネックはここだけなんだし、
何とかこの夏が終わるまでに完了できれば御の字だから、親のうちらも頑張ろうと思うけど。


そんなこんなで、うちら父ちゃん、母ちゃんたちも満3歳。
まだまだ若輩者ですが、うちらも彼女に負けずに全力で・・・・とはいえ、
彼女と同じようにはいかないので、たまにぼちぼち休みながら(笑)、
次の区切りに向けて奔走したいと思います。

↑30年、よくもったなぁ・・・・

娘の晴れ姿はもちろんだけど、物持ちの良さの方に感慨深くなった(爆)。
さすがだ、サヨコ!!

あさみ


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