2009年01月02日(金)
クロワッサン、ひみつの呪文


明けましておめでとうございます。
正月らしくない正月は、もはや我が家の慣例ですが、それでも元旦早々、初売りなるものに出かける気合いを見せる、
実に健康的に変貌を果たしたアサミンジャーです。今年もどうかひとつ。

車で10分とないところにできたモールの初売りに出かけたのはいいけれど、
ときめく福袋に出会うことができず、そのままあちこちをはしごして、午前中に帰還。
計3か所のモールをはしご・・・・どうなってんの、あたくし( ̄▽ ̄;)
しかも、傍らにクロワさんを抱えて(爆)。
この月末にもかかるであろう冬物セールで、クロワさんの来シーズン衣類はまとめて買おうと決心。
福袋で欲しくないまで手に入れるよりも、確実に欲しいものを安価で手に入れる方が賢かろうと、自分のものまで見送った。
物欲がなくなったわけではなく、あれこれ欲しいものはあるにはあるのだけど、
別に欲しくないものまで勢いに任せて買ってしまえるほどの経済力はあたくしにはないので、そこは冷静に。
ただ、あたくしの本当に欲しいものと、世の物流の傾向には幾許かのギャップみたいなものも存在するので、
何とかこう納得する一品を手に入れるための一考を案じて、一月一日という日は過ぎていった。


昨年の総括・・・・というか、クロワさんの成長メモも少し。


いやぁ・・・・実によく喋るようになりまして。
元々、言葉は早くてその語彙も多く、展開もめまぐるしいスピードだったので、
それが普通かと思っていたんですが。
ただ、周囲の様子を見ていると、小生意気なことを言ったりやったりというのはどうも少なめの模様。
なので語彙が多いといっても、度肝を抜くようなことはまだ言いません。かわいいもんです、ホントに。

彼女の語彙の蓄積に一役買っているのは、歌とテレビ。

テレビ・・・・といっても、1つの番組を食い入るように視聴したり、何時間もずっと画面にかじりついたりというのでもなく、
たとえばCMの一節であったり、お気に入りのDVDの一部分であったりと、これもかわいいレベル。

あとは、企業名や商品名、店名を大絶叫するのにハマっているみたい。


「ドコモーーーーーーっっ」

「えねほすーーーーーーーーっっ」
 (注:エネオス・・・・ENEOS)

「まっすくばりゅーーーーーーーーっっ」 (注:マックスバリュー・・・・Max Value)

「しゅじゅきのくりゅまっっ♪」 (注:スズキの車)

「あ、ばりょー、ばりょーってかいてあるっっ!」 (注:あ、バロー、valorって書いてある)

「いよん、じゃしゅこ、いよんいこ、いよん」 (注:イオン、ジャスコ イオン行こ、イオン)


車や自転車に乗せて街を走ると、目に入った看板や表示、自分が知っているものや見覚えのあるモノには全て律儀に反応し、
こんな感じで、同乗者のあたくしに逐一報告。
特に自転車の時はこの報告も派手で(笑)、道行く人が振り返ったりも(苦笑)。


と、こういうのが始まってしばらくしたころ、すっかり見事なばあちゃんになった母・サヨコがしみじみとこう言った。


「やっぱりクロワはあんたの子やわ。あんたもさぁ、言葉が早くてさぁ。
一番びっくりしたのは、アレ。いきなり『全薬興業』が読めた時よっ!」



( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)


「それが、手書きだとダメなのよ。ちゃんと活字のロゴになっている奴じゃないとダメでね。
大人からすれば、『全薬興業』なんて難しい漢字、よくもまぁ覚えられたなぁって感じだけど、
絵とか記号の1つみたいなもんだったのかもね(笑)。
あんたは漢字だったけど、この子はアルファベット表記に傾倒してるわ(笑)。」



蛙の子は蛙・・・・。
というのか? こういうのも( ̄▽ ̄;)
企業ロゴに興味を示すのは、きっと誰もが通る道なのでしょう。

あと、うちの子がやたらと興味を示すのは車・・・・それも主に「軽自動車」です(笑)。
女の子なのにね。
ダイハツやスズキの車がそばを通ると、母ちゃんに逐一車種を報告してくれます( ̄▽ ̄;)
しかも、例えばテールを見ればロゴが大概表示されているから、大人ならわかるんだけど、
サイドやフロントから見ると、似たような形の車はなかなか判別しがたい。
よっぽどの車好きなら、少々のフォルムやラインの違いでもって、車種が何だかというのがわかったりするのかもしれないのだけど、
普通に暮らしている中で、なかなか全ての車の形を覚えようと思っても難しいものがある。

同じアパートに住んでいる、仲良しの子のおうちの車からまずは覚えたようで、
要するに子持ち世帯なんかに人気でよく売れている、ムーブ、ムーブ・ラテ、タント、ワゴンR、パレットは
新型だろうが旧型だろうが、ほぼ100%の確率で言い当てる。
軽自動車ではないけれど、ホンダのフィットもほぼ完璧にわかるらしい。
あたくしなんか、ホンダのフィットとトヨタのヴィッツはフロントから見ると、俄かには判別できなかったりする(苦笑)。
で、会社のロゴを見て、

「あぁ、あれはトヨタだから、多分ヴィッツ」

と、こんな具合でようやくわかるのである。
先日も、


「あ、ねえねえ、くうちゃん、あれ、フィットじゃない?」


と、わざわざ水を向けたのに


「ちがうよ( ̄^ ̄)」


と、あっさり否定されてしまった(笑)。で、テールから見て確認すると、どどーんとヴィッツのロゴがあったりする。
ちびの洞察力は侮れんな。。。
母ちゃんはクロワさんの興味の向きが今一つ把握しきれないまま、今日も、フィットとヴィッツの違いに頭を悩ませるのであった。


そして歌。
そりゃもう激しく歌い上げる。
大熱唱である。
お気に入りは「タンポポ団にはいろう」byおかあさんといっしょ
彼女が生まれる前に放送が終了したはずの、とっとこハム太郎まで元気に歌う(笑)。
そして、最もハマっているのは、今年の顔(笑)「羞恥心」をはじめとする、ヘキサゴン関係の曲。

彼女の食いつく曲を聴いていると、ある共通点を見出すことができる。

おそらくどんな童謡もそういうものなのだと思うのだけど、とにかくメロディーラインがキャッチーなのである。
この年になって思うのもなんだけど、童謡作曲家といのは相当にすごい才能を持っているのかもしれない。
子供が楽に口ずさめるメロディラインをきちんとセオリーにのっとって織りなすというのは、
なかなか難しいことだと思うのだ。
譜割が子供にとっては複雑で、なかなか難しいはずの「陽は、また昇る」(アラジン)も、
歌詞がぐっちゃぐちゃになりながらも元気に歌っている。
さすが未だに印税を貰っている、元祖アラジンの高原氏。作る曲が相当キャッチー。
そして、まだ未知なる底力を秘めていそうな島田氏・・・・侮れません。


「ぼくらのなまえはー たんぽこらんっ♪ はるのなかまをーさしょいなすー♪」
(正:ぼくらの名前はタンポポ団 春の仲間を誘います)


たんぽこらん・・・・プププッ(* ̄m ̄)
単語では「たんぽぽ」ってちゃんと言えるのに、たんぽこらん(爆)。謎です。


「がーんがーれにっぽーん♪ しゅーごいーぞにっぽーん♪ あたなないーくににっぽーーーんーー♪」 
(正:がんばれニッポン すごいぞニッポン 頭のいい国ニッポン)


活字にすると立派な呪文です。
しかも振り付きで歌います。単純なあの踊りが相当良いみたい(笑)。
ちなみに彼女の「羞恥心」「陽は、また昇る」「弱虫サンタ」の振り付けは、初対面の人が見ればほぼ一緒(爆)。
ちょっと驚きなのは、一人前にボックスステップまで真似ようとする心意気。
短い脚がちょこまか動くのが愛らしくて、親バカ承知で何度もやらせていました。バカだなー、あたくし。




彼女を見ていると、実況進化論でも見ているみたいで、ホントに興味深い。
生後1年までの驚異的な変化とはまた違うのだけど、ある日突然、新しいことを自分で見つけ出して始めている、
そのパイオニア精神に、逐一脱帽している。
実は今日も、新しいことを始めていた。

↑誰もがやった卓袱台オンステージを思い出す(笑)


嗚呼。あたくし、自分がそうとう年とったことを痛感するね。。。(ノд-。*)
平成生まれが成人式を迎えている昨今、昭和40年代というのは歴史の教科書の中だぜ。
しかし、クロワさんを見ていると、誰が教えたわけでもないのに、おたまを片手に歌のお姉さんを真似しながら、
歌って踊って、楽しそう。
こんなことに昭和も平成もないのね、と、妙に慰められた平成21年の正月。
アラフォーに片足突っ込みかけたアラサーアサミンジャーは、加齢の波と戦うことも忘れずにいたい。

うん。
今年ものんびりやろう。
頑張るとロクなことがないから(笑)、自分のできる範囲のことをクロワさんと楽しみながらやっていこう^^ 


あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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