2008年01月11日(金)
松も明けたが、状況は・・・・


あけて本日11日。今さらながらおめでとうございます。
今年も、せいぜい、ちょこちょこ更新。でもよろしくね♪


はぁ・・・・。
年末、ウィルス性腸炎にやられて、このあたくし、文字通り寝込む羽目になってしまったことを
今さらながらにお伝えして何になるのやら( ̄∇ ̄;)
つわりの時ですら吐けなかったこのあたくしが、熱発&嘔吐&下痢、下痢、下痢。。。
ひからびたよ(笑)。
その症状も治まるかどうかで正月がきちゃって、ご馳走を前にしても大して食べられないまま。
おぅ♪ ある意味では正月太りを心配しなくていいから、ストレスにならずにそれはよかったかも。


ところがどっこい。


名古屋の実家にお邪魔して、興奮と疲労が重なったのか、どうもクロワさんの様子もおかしくなってきた。
向こうにいる間に、ちょっと派手めに戻し、うむ・・・・このまま調子が悪くならなければいいなと
危惧していたら、案の定、彼女の体調はがたがたに崩れていってしまった。
翌日には酷い下痢になってしまい、まだ、機嫌よく遊んでくれていたからよかったけれど
親としては心配な状況になってきた。
あたくしが寝込む数日前、彼女も少し風邪気味だったので小児科にお世話になってはいたのだ。
こりゃ、小児科が開くのを待って、再診だな・・・・と、4日の朝、医者に連れて行った。

熱は平熱に毛が生えた程度の微熱で、それほど心配する状況ではないけれど、
明らかにこの日の彼女はぐったりしていた。
(それでも、立派な食欲はあった(笑))
受付を済ませて待合で待っていたら、何だかいよいよ様子が変になってきた。
体がぶるぶると震えだすので、ひょっとしたら吐きたくなったのかなと思って、
背中をさすろうとしたんだけど、クロワさんはあごが上がってしまい、そのままぶるぶる・・・・
隣に座っていた人に 「言いに行った方がいいですよ。」 と言われ、ようやくそこで我に返ったあたくし。


「様子が変なんです!」

「!!! お母さん、ちょっとそのまま連れてこっちにきてください!!!」


あたくしが思っていたよりも事態は大変なことになっていたらしい。
受付の看護師さんが血相を変えて、先生を呼びに走っていった。


ご夫婦で開業しているこの小児科には、男先生と女先生と2人いて、
いつも2つの診察室でやっているのだけれど、男先生がまずは診察室から飛び出してきた。
処置室にクロワさんを寝かせるとあたくしはあっという間に部屋から出された。
すぐに女先生も診察室から飛び出してきて、何だか処置室は一気に緊迫した状況になってきた。
とんでもない状況になっているのを目の当たりにして、
しっかりしなければ!!と思う反面、もう、今にも泣きそうになってしまって、
あたくしはがたがた震えた。
あれだけの知らない大人に囲まれて、色々されているのに、クロワさんの泣き声が聞こえない。
いつもだったら絶対に泣くのに。
これだけでもう、彼女が今、ただ事ではないことになっているのが具にわかった。

やがて、ようやく彼女の泣き声が聞こえて、あたくしにも入室を許可された。
すごく長い間に思えたけれど、ほんの数分の出来事だったらしい。

いつも診てもらっている女先生から、状況の説明を受ける。


「けいれんです。お熱もないので、いわゆる熱性けいれんではないので、
群発する恐れがありますから、これから救急車で市民病院に行って、詳しく診てもらうことにします。
時間は2分ほどでしたが、チアノーゼも出ていました。
下痢が酷いということでしたが、症状について教えてください。」



色々とここ数日の様子を先生に話しながら、あたくしの頭の中はパニック寸前。
けいれん・・・・チアノーゼ・・・・救急車・・・・
嗚呼、あたくしの腸炎がうつっちゃったのかなぁ・・・・こんな小さい子には相当大変だろうに。
ちゃんと治らないうちに、色々と動いたのが悪かったのかなぁ・・・・嗚呼、あたくしのバカぁ(T_T)


程なくして、救急車がクリニックに到着し、あたくしは彼女を抱っこしたままそれに乗り込んだ。
けいれんを起こした直後というのは、眠ってしまうことが多いらしい。

ずっしりと重い体を抱えて、あたくしはさっき先生に聞かれたのとほぼ同じことを
車内でもう一度話した。
クロワさんひとりの急変に、大人の男の人が4人も駆けつけたという現実が
まるで夢の中で起こっているような出来事に見えた。
救急車をタクシー代わりに使う人がいるというニュースのことを思い出して、無性に腹が立った。
あたくしはまだ自力で病院に行くことができる立場だけれど、
本当に困っている人たちのことを妨害する人が世の中にいるというのが、許せない・・・・
救急車の中で、4人の隊員の人に感謝しつつ、うっすらとそんなことを考えていた。


初めて乗った救急車の中で、そんなことを考えていたなんて( ̄∇ ̄;)
本当に大変な状況におかれていると、ぼんやりして、あんまり関係のないことに思考が向いちゃうんだな。


クロワさんはぐっすりと眠り込んでいて、ずっしりと重い。
来慣れたはずの大病院の、初めて入る入り口・・・・救命救急。
そこの先生に、また同じことを話して、クロワさんを診察してもらう。
傾眠状態であるのを確認するために、先生は大きな声で 「クロワちゃん、クロワちゃん!!」 と
名前を呼んだ。
それに反応して、彼女は少しだけ目を開けたけれど、またすぐに目を閉じて眠ってしまった。


入院が決定。
けいれんの群発対策と、熱性ではなかったのでCT、MRI、脳波を検査して、
後遺症に繋がる異常がないかをきちんと調べる意味での、事実上は精査入院。


・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・。


この入院。
あたくしは2〜3日で出てこられるものとばかり思っていたのだけど、
ほとんど1週間、軟禁状態に(苦笑)。
そして、当のクロワさんはどうだったかというと、けいれんの群発はおろか、
熱さえ出ない(爆)。
相変わらずの食欲で、入院中に確実に太った(爆笑)。
まぁ、ただ、本当の病因である下痢がしばらく治まらなかったので、
なかなか退院の許可が下りなかったのは仕方がないことなんだけど、
あんなにも元気なのに病室に閉じ込めておくのが、却ってかわいそうな気がして。
ベッドの位置がよろしくなくて、日中もほとんど日が差し込まないような部屋だったし、
加えて病棟内には他のウィルス性の病気で入院してきている子もいるとのことで、
そんな部屋からもなるべく出るなといわれる始末・・・・。
狭いベッドの上でつまらなそうにしている彼女を見ていると、何だかやりきれなくなってしまった。


検査の結果も全て問題なく、下痢も治まったところでやっと退院。
嬉しそうに家路に着いたのですが。。。

↑年始早々、大変だわ

退院した翌日にすぐさま外来へとんぼ返り。
主治医の先生の診察室に通された時に

「あれ? クロワちゃん?? え??? 入院してなかったっけ? あ、昨日退院してたか。
( ̄□ ̄;)!! え??? 何で戻ってきちゃった????」


とかなり当惑させてしまいました(笑)。

「う〜む・・・・あの部屋には胃腸炎の子しか入れてなかったはずなんだけどなぁ。
クロワちゃんよぉ、どこでもらってきちゃったんだぁ??
(喉を見て)うぉぉ・・・・1日でこんなに腫れてしまって。。。 あぁ、何だかがっかりしちゃうよぉ。」


「(苦笑) ほら、クロワさん。。。先生、がっかりしちゃったよ。」

「いや、実は別件でちょっとがっかりすることがありまして(苦笑)。」


恐らくは・・・・。
うちのように退院をフライングした子が再入院しちゃったとか、そういう感じなのかも(苦笑)。
若き小児科の先生、色々大変だよね。子供の体調の変化って、大人の予想を遥かに凌駕するし。


そんなこんなで、せっかく病院から帰ってきても、うちの嬢ちゃんはまだ寝込んだままです。
あたくしも、下痢が完全に治らないまま彼女の入院の付き添い生活に突入したので、
未だに何だか調子が( ̄∇ ̄;)
加えて、彼女が入院した日はぷよ2も酷い胃腸風邪でダウンしていて、
わが家は、とんだ年明けを迎えていたのでありました。


まぁ、コレを全部水に流した後は、すっきりさっぱりリセットして、また元気にやっていけたらと♪
まずはクロワさんの風邪が完治するまで、がんばるぞぃ!!

あさみ


投票ボタンです。押すとアサミンジャーがはしゃぎます♪


あなたの毎日にずぅむいん・・・・

My追加




めーるはこちら♪

宿帖直通(BBS)