梅雨時期に電車に乗ってあちこちへ出かけるのはマジ危険! というのがここ数年の定石だったのだが、最近は、気にさえしなければ、そして電車が空いてさえいれば平気になった。どこかへ出かけるといっても、所詮、名古屋あたりが関の山で、電車に乗っている時間も、都合30分くらいにしかならないし。電車に乗っている間、音楽を聴くもよし、本を読むのもよし、なんだけど、あたくしは、常々メモ帳を片時も離さず持っているので、電車に乗っている間、果たして何首の歌が詠めるか!?という、限界に挑戦したりする。コレをやっていると、大垣−名古屋間が非常に短く感じられ、本当はもっと詠めたかもしれないのにといった、未練みたいなのも残るので、この方法があたくしを電車のある生活に戻してくれる引鉄になったのかもしれない。今ではたった30分間とはいえ、電車が動き出してから徐にメモ帳を取り出し、さぁ〜て・・・・といったタイムロスを含め、10首以上詠める時もあるのだ。それでもって今回は、ただ闇雲に詠むのではなく、兼題を意識して詠むように心がける。中途半端だけど、名古屋に到着するまでに9首出来上がった。それを載せようと思う。兼題は、「この日の色」褪せすぎたセピアのスティール日に翳し明るいあなたを取り戻してみようまめしぼり粋に肩先ぶら下げて藍染浴衣のよく似合う背よ薔薇のあか纏う潔さの上に素直のベールを纏う覚悟を太腿にぎゅっと力を込めて立つ黒髪なびくおんなは侍大空をひたすら目指す向日葵の逞しい幹あざやかなる黄道すがら赤い電車が走る街そこでわたしは育ちましたこの緑くれてやるぞと山がいふ葉緑素のない人はかなしいすれちがう人の手にあるバッグには薄紫の淡いコサージュ情熱の茶碗に見合う炉の湯から生まれる翡翠の薫り高さよ車窓からは、本当にカラフルで色んな色が目に飛び込んでくる。その色をヒントに、車内にはない風景をワンクッションおいたところで詠みこんでみた。茶室の様子など、電車の中から見えるわけでもなく、況してやまだ浴衣を着ている人などはなく、向日葵だって、まだまだ成長期で花をつけているものはない。けれど、それによく似た色というのは、流れる景色のほんの一瞬につかみとることができるのだ。この日。名古屋の繁華街ド真ん中にあるショップで、ドレスの試着をした。↑別のところでも試してみよう♪奇しくも、色をあれこれ意識した歌を何首も詠んだ後で、そこには登場しない色が自分の真髄にあったということが凄く新鮮だった。式場と日取りを決めた。これから忙しくなるなぁ・・・・。(歌なんか悠長に詠んでられるかしら?(苦笑))