以前、『ゴザンス』のテーマ・・・・【正しい●●のやり方】というのが上がってきた時に、あたくしは、【正しい演劇のやり方】と銘打って、自分なりに計40ヶ条を書き記したことがある。それがピックアップで取り上げられたので、当時は嬉しかったものの、日が迫るにつれて、どうも自分で書いたこの【正しい演劇のやり方】が自分に対して上手に通用していないような、そんな気がしてきた( ̄∇ ̄;)まぁ・・・・普通では考えられないような「謀反」が次々と巻き起こり、船頭多くして、今、正に山を登らんとしているこの船・・・・一体どうなってしまうんだろう?と些か・・・・っつうか、かなり不安なわけで(苦笑)。そうか! だから、「正しい・・・・」が通用しないんだな♪何だ、そうか♪ そういうことか♪(・・・・と、納得しておかないことには話が前に進まない( ̄∇ ̄;))だったらいいや♪ とりあえずは(爆)。本日・・・・。まず、見事に寝坊をかます・・・・。9:30入りの小屋に、ギリギリで間に合いました。化粧と髪の土台も作って、出勤・・・・嗚呼、あたくしもやればできるじゃないの♪とはいえ・・・・何だかなぁ・・・・と興が乗らない。それに逸早く気付いたのは、志保さんだった。抜き稽古をしている途中、袖に捌けてきたあたくしに、彼女は心配そうに声をかけてきてくれた。「日野さん、大丈夫ですか? 何だか今日、調子悪そうですけど・・・・」「いえいえ、ちょっと寝坊しただけで、まだボーっとしてるのかもしれないです(苦笑)。大丈夫ですよ♪ 最近、少しずつ薬の量も減らすことができてますし・・・・。」「そうですか? いやぁ・・・・いつもの調子と違う気がしたんで、ちょっと心配になって・・・・。体調悪いのに、無理なさってるんだったら大変だし。」看護士でもある志保さんには、実は今の自分の状況を話してある。あたくしの本当の状況をあの現場で誰よりも詳しく知っているのは彼女だけ。「私はこうなんです!」と主張したところで、「だったら大人しく家で休んでろ!」と言われるのが関の山なので、絶対に誰にも言っていない。ただ・・・・専門知識のある人はそれなりに理解してくれる上、仲良くなってくると今、処方されている薬のこんな作用がこういう状態に繋がってるのではないか・・・・?と現場ですぐさまアドバイスしてくれるので、良かれと思って、あたくしはヘルス面での相談相手に志保さんを選んだ。実は、日が迫るにつれて熱も少しずつだけど下がってきているし、その分、ロキソニンを飲まなくてもいい日というのが格段に増えたので、身体の中は少しずつ薬の半減期が短くなってきて、早寝早起きもできるようになってきているのだ。芝居をやろう!と思わなかったら、こんなふうに改善されてこなかったかもしれない。志保さんは、あたくしの相談を快く受け容れてくださり、あたくしより常に奥位置で、いつも、よりあたくしの状態が見える場所に立っているので、よくわかってくださるのかもしれない・・・・非常に心強くてありがたい人に出会えたんだ、あたくしは。全部を秘密にして、ひた隠しにしているのというのは、結構、我慢が強いられて、それが半年も続く環境となると、新しいストレスになりかねない。でも、途中からあたくしの興が乗り始めたのは、全部志保さんに話を聞いてもらってからだ。秘密がひとつ減ったことで、あたくしの精神的プレスは格段に緩和されたというわけ。そのお礼というわけではないけれど、あたくしは志保さんに靴や練習用チュチュを提供し、少しでも稽古が便利になればと奔走した。あたくしにできる範囲内のことでしかご恩返しはできないのだけど、それで志保さんが喜んでくださるのであれば、是非、そうしたかったのだ。ヒトミ先生からのダメだしに対して、辛抱強く稽古につきあってくれるのはトモコさん。彼女には何もしてあげられないのだけど、彼女から言われる振り付けのダメだしは、きちんと聞いて、次に持ち越さないようにしよう・・・・それだけ心に決めた。ストレートプレイにおける経験値はあたくしの方が豊富かもしれないが、如何せん、休暇が長すぎた。彼女はその間、ダンスとはいえちゃんと人様に身体をさらし続けている人なので、その彼女の言うことは、それこそきちんと聞こう・・・・そう思った。本日。楽屋が振り分けられ、何となしに女官ばかりが1つの部屋を占領し、悠々自適に支度をしていた。午前中の抜き稽古が終わった頃、閑散としていた我々の楽屋に、段々なかったはずの荷物が増えてきた(笑)。子供たちにもみくちゃにされた、ユキちゃん、多田ちゃん、カオリちゃん、涼子ちゃんがこっそりと避難してきたのであった(爆)。大人チーム婦女子楽屋、これにて完全完成(爆笑)。<数名、役柄の関係上別室。昼食の時はかなりまったりとしていたのに、夕食時はこれはこれで面白く、姦しいのだけど、子供がいない分、吐く毒吐く毒に刃物のような鋭さがあり、あたくしの嫌いな「女オンナ」した人が1人もいないので、すごくラクな楽屋になりそうだ。正に読んで字の如し(爆)。で、ここが楽しそうだから・・・・というまたすごく単純な理由で、ヒトミ先生もこの部屋に拠点を置く(爆)。夕飯に支給された弁当をつつきながら、それぞれが溜まっていた鬱憤を吐き出す。それぞれ自分が良かれと思ってやったことに、いちいち難癖を付けられたり、デリカシーのない人間に浴びせられた、本当に失礼な一言についてが、どば〜〜〜っと、それぞれの口から次々に出てくる(笑)。あたくしも本日、別に演出家や振付師の方からはダメ出しが出ていなかったのにも拘らず、あれやこれやという人がいたので、これは真正面から見ていたヒトミ先生に聞いてみるのが一番確実と思い恐る恐る聞いてみる。今まで、一度だってダメ出しがでなかったテンポを要求されるシーンだったのだ。「ヒトミ先生、あのシーンなんですけど、あたし、どっかおかしいトコあります??」「え? あそこすごくいいよ♪ 間もあのくらいで丁度いいと思うし。悟朗さん、何も言ってないでしょ??」「そうなんですけどね・・・・あれこれとね・・・・言ってくる人がいるんですよっっ!!」「え〜!? あのシーンはまとまってて、面白いと思うのに〜。ねぇ、皆、あのシーン、どう思う??」わざわざ居合わせていた人間全員に、確認をとってくれるヒトミ先生・・・・今日は神様に見えるぜ(笑)。「え〜? あのシーンはすごく面白いと思いますけどぉ・・・・」「特に問題ないと思いますよ?? テンポもいいし♪」ユキちゃん、多田ちゃん・・・・キミらは天使だ〜!!あたくしは弁当のご飯の部分を、箸でガツガツ突きながら思いのたけを述べたので、とりあえずスッキリ(爆)。「ほらな・・・・こういうところに今、影響がきとるんやて。少し前は侍従長で、次は女官長・・・・(爆)」「色々言う人は、まずその言葉を自分で噛み締めてもらいたいもんですよ!!・・・・云々」「そう!そう! もうあの『白い人』勘弁してほしいですよ〜!!」ハイ・・・・今度は斉藤ちゃんの番で〜す(●⌒∇⌒●)そんな具合に、楽屋の外に声が洩れても大丈夫なように、特製隠語(『白い人』等)炸裂トークが楽屋では為されます(爆)。<【正しい演劇のやり方】第20条参照(笑)本音の裏側には必ず建前というものがございまして・・・・。本日、実は、岐阜放送のテレビカメラが取材で入ってきていて、通し稽古も舞台だけではなく袖での様子までみっちり撮られ、その様子は、皆して「エースをねらえ!」ごっこをしている有様だったり自分の振付さえ怪しいのに、何でか子鬼の振付を真似をしている有様だったりもうハチャメチャだったのだけど(爆)、マイクが入ってきていないことをいいことに、真剣な表情で、誰かの悪口を言っていたり、スコアや台本を見ながら関係ない鼻歌を歌っていたり取材のことは予てから伝えられていたのいうのに、こういうことをする人たち、あたくしは個人的に、メチャクチャ大好きです(爆)。その代わり、マイク入りの撮影の時は、すごく慎重に言葉を選び、局の人の 「じゃあ、和んでいる雰囲気でお願いします♪」 というヤラセ満載なワンカットのためにあたくしは別の楽屋に借り出されて、そこで、誰かが作ってきたケーキをご馳走になっている「フリ」をそこはかとなくこなし(爆)、如何にも「仲がいいで〜す♪ うちら♪」みたいなことを平気でやったりする。それに借り出されてきたメンバーは、ほとんどがガッツリ舞台経験者で、皆それぞれ 「誰が普段、こんな雰囲気なものか!!」 というのを心の中で叫んでおり、それでも、笑顔を作り出し、本当に笑ってみたりはしゃいでみせたりできる「役者」だ。「役者」・・・・超好きです(爆)。こんな長文を書いておりますが、実は本当にヘトヘトです。9:30開始の21:00上がりってどうよっっ!!??まぁ、かつて、ちょっと狂ったプランを出す某養成所にいた時は、13:00入り、翌8:00明けとかいう、わけのわからないタイムスクラムが組まれたこともあったので、朝起きて、夜寝る・・・・という、人権を尊重している部分ではまだまともかもしれないけれど、それでも、12時間・・・・。一市民として、市を訴えたい気分です(自爆)。休憩時間ごとに、あたくしは不安そうな顔をしてヒトミ先生の顔色を窺うのがクセになってしまっている。しかし、板の上での稽古が始まって、少し修正が為された時点で、ダメらしいダメはほとんどなくなった。スイトピアで稽古していた時は、それこそ蹴られることも常習だったけれど(爆)本日、珍しく、褒められて帰ってこられた。「今日はすごく綺麗だったわよ〜♪ ちゃんと女官に見えた! あたし、感動したもん!!」身内の意見とはいえ、やっとここまでこられたんだなぁ・・・・そう思うと、こっちも感慨深い。稽古はあと3回しかない。あと3回で、あたくしたちは完璧を目指さなければならないのだ。↑練習、練習! 一緒に向上していきましょう♪久し振りに本物のハープを見て、ちょっとした興奮を覚える(笑)。プロでもアマでも、なかなかハープに挑戦してみよう! という人には出会わないので、ちと新鮮♪あと、中国・・・・という設定ですので、オケピに銅鑼も入っていました。何か、打楽器というか鳴り物を見ると、わけのわからぬ興奮を覚えるアサミンジャーなのです(爆)。