| 2002年10月03日(木)
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基本的には独りが好きなんだよな |
幼少の時代から今に至るまで、あたくしは基本的に「独り」の方が好きであった。
独りで物語を書いたり、独りでお人形遊びをしたり、 独りで散歩をしたり、独りで買い物に出かけたり、 独りで映画を観に行ったり、独りでドライブしたり、 独りで企画を打ち立てたり、独りで統括したり・・・・。
そうね。 いうなら、「社長には向かない」タイプ(笑)。
ただ、独りが許されない場合もある。 学校に通っていれば、そこでは色々なコミュニティが既に存在していて、 例えばクラスであるとか、その中でさらに細かく分類された班であるとか、 部活であるとか、生徒会であるとか、各種委員会であるとか・・・・ そういうものに、半ば強制的に所属しなければならない。
あたくしは「独り」が好きなクセして、 そういうものに積極的に取り組んでいるようにハタからは見えたようで、 自分の知らないところで「お山の頭領」みたいな扱いをされてきた。<屈辱的よね お勤めは、バイトくらいしかしたことがないのでわからないけれど、 ちゃんとしたカタギの仕事をしていたら、きっと、学校の延長みたいな感じに なっているんだろうなぁ・・・・と自分でも容易く予想がつく。
今も原稿を書いていたりするんだけど、 これだって誰にも邪魔されることなく出来る作業だから、こなしきれている。 「好きこそものの上手なれ」「三つ子の魂、百まで」とはよく言ったもので、 「独り」が好きだったあたくしは、こうやって原点に戻れる時、一番ホッとする。
実はね・・・・。 今日は本当はおデート日だったんだけど、折からの熱とだるさ、 オマケに昨日、あんなに薬を飲んだのに朝の5時まで眠れなくて ヘロヘロになっていた。ので、ぷよ2には悪いけれど お休みということにしてもらった。 でも、そう言っているわりには元気だったのだ。 庭に出て、壁紙にでも加工するかと花の写真をデジカメで撮影したり、 久々にオンラインクイズで雑学を蓄えたり、 独りでしか出来ないことを選ぶようにしてやりまくっていた。
滞りがちだった新作(多分連載になる小説)には今日はまだ手を加えていない。 余裕があるわけではないけれど、本当にあたくしは「独り」が好きなんだな・・・・。 そう思った。
2人がいいな・・・・と思ったことはあんまりない。 どんなに自分が好きで好きで、惚れ込んだオトコがいた時でも、 「独り」の方を大事にした。 あたくしは、誰かに凭れかかって生きている自分より、 「孤独」に苛まれている自分のほうが好きだった。どんなに辛くても。 いや、辛い事なんかなかったな。
発作やひきこもり系うつの時・・・・
こんなあたくし、友達少ないように見えますが、 実際、少ないです(爆)。多くないです。 そのわりには、男に不自由したことがあんまりないな・・・・。 寂しい時だけ、都合よく立ち回っていたからかもしれない。 ただ、信頼をおいている友達は、男にも女にもいます。 そいつらは、「独り」のあたくしと「集団の中」にいるあたくしの両方を よく知っているわりには、決して憐れんだり、同情することがないから、 好きなんです。
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