逆サバ・・・・。
東京に出てきて、私が身につけた小技のひとつである。
薬を流し込んで、妙にハイテンションを装いつつ、 やっぱり呼吸が浅いままで、さてどうしたものかと思いきや、 今日はお客も少なくて、却ってそれが助かった。 天気が悪かったせいでしょう。 今日はちゃんと仕事にいけました。 やっぱり電車はダメっぽいですけど、 そうばかりも言ってられません。 こちとら、稼ぎがなければ、即、野垂れ死にですから。
天候は水商売の客足を左右するというのは、どうやら本当のようで、 おねえの計らいでいつもより30分早く 店を上がらせてもらったのにも拘わらず、 私はコマ劇場付近で、とんでもないメに遭ってしまった。
キャッチである。 ホストクラブもこのような天候では大変なのでしょうか? σ( ̄∇ ̄)のような輩にもこういう日はやたらとお声がかかる。 ピーカンの金曜は絶対にかからないのだけど(爆笑)
ホストクラブのキャッチを逃れるのに、私は3つのネタを常に用意している。
�〇匐�orダンナが待っていると、嘘をつく。 子供どころか、ダンナもいないくせに(-。-) ボソッ �△海譴�ら仕事だ! と嘘をつく。 今ようやく解放されてホッとしてるくせに(-。-) ボソッ ��35歳です、と嘘をつく。 27才になったばっかだろ、お前(-。-) ボソッ
大体、これらのネタを1つ使えば、どんなホストも切り抜けられる。 特に�△鮖藩僂垢襪函�覿面である。<こらこら・・・・・
が・・・!!
今日のは強敵であった。 サンクチュアリ勤務カオル。 やつにはこの3つともが通用しないのであった。 う〜む・・・・よっぽど困っていたのだろう(同情)。ちなみに、もちろん初対面である。
腕をぐいぐい引っ張るのでとっても鬱陶しいのだが、 何せこっちは、安定剤にどっぷり浸っているので そんな攻撃をされると、足取りもヤバい。 おまけに、いつもならねじ伏せるだけの体力を残して家路につくのであるが、 今日の場合は、またもやまっすぐ歩くのがやっとで、 男相手に、一戦かますほどの元気など、どこをぶっちゃけてもないのである。
もうこっちは、薬の力を借りたハイテンションの残りカスで、 彼の話を聞いてやり、 嘘で固めた経歴を並べ立て、 何とか逃げ帰ってきたものの、 せっかく乗れるはずだった電車を1本逃がしてしまい、 ホームでえらいブルーになってしまった( ̄∇ ̄;)
私はこれから帰って寝るだけだけど 彼はこれから、客をゲットしないことには 店にも帰れない。 過酷である。
ネオンの逆光の中で 必死に戦わなければならない彼に同情はするが、 協力なんかはいたしません( ̄^ ̄) 私は今、自分の体が何より大切ですから。
母・サヨコが観光で上京した際には、彼がくれた割引券をもって、サンクチュアリに乗り込もうではないか(爆)。そういう遊興もたまには必要だろう♪ 私にとっても、母・サヨコにとっても(爆)
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