取材先で「雪の結晶」写真集をもろた。わーい。 旭川の「雪の美術館」に行ってきたのでいす。そこに雪の結晶の顕微鏡写真がずらーっとあって壮観!キレイでしたわ。雪の結晶大好きなので。 しかし雪の結晶と言えば、江戸時代の「雪華図説」と同時に赤江曝の「雪華葬刺し」を思い出してしまうのが何ともいえませんが、さらに映画化されて主演が京本“もみあげ”政樹でまた思いっきり笑った記憶が蘇り。そして赤江曝の本で一番好きなのは、実は小説ではなくて「海峡」というエッセイというか散文というか、何かそういうカンジのヤツなのであります。文庫本しかないけど、上を空けた1段組で、活字が青インクで、字の並び加減とか、行間の空き具合とか、活字の太さとか、エディトリアルな面も含めてバランスがすごい好きな本。いや、中身も好きだけど。思えば私の歌舞伎好きとか血天井マニアとか、入れ墨好きとか能面好きは多分に赤江曝によるもので、作品を一個読んで全作読むといういわゆる“作家読み”をはじめたきっかけも赤江曝だったような気がするわけで。その割にずいぶんハナシは忘れてるんだけどね。救い用のない暗い結末もかなり多かった気がするけど、十代のアタイはその救いようのなさが救い、みたいなデカダンスによっぱけていたので。むかーし描いてたド暗い漫画とかには、ずいぶんとその影響が出ておりましたなあ。 題名忘れたけど、若い能面打ちの子が、「孫次郎」の面しか打てなくなって、憧れの能役者に言われたひとことがトラウマで葛藤して自分を傷つけたあげくに死んじゃう話があって、それが大好きだったなあ。あと新婚旅行で出かけた先でアオカンってたら現地のオトコにめっかって、最初は嫁を守ろうと戦っていたのに、だんだんホモっぽくなっちゃうハナシにはドチドチしたなあ。そういえば、血天井のハナシはそれからイメージをパクって勝手に漫画描いたなあ。 赤江曝本は前の引っ越しの時にほとんど売っ払ったんだけど、また好きなのは読みたくなってきた。でも売ってないんだよね。古本屋にすら…。おまけにタイトルとか筋とかごっちゃになってるし。ああこれだからトリ頭は。どうして好きな本の題名ぐらい覚えないのかしらねえー?…やっぱ図書館いくか。
PS:マイジョー読み返してますが、丸雄と二郎がかなり好きです。どうしたものか。
|