雑記。

2002年07月10日(水) 夏コミ1册目終わり。

原稿はね。編集&入稿作業は人任せ〜。はははラクちん。
そしてすぐ二冊目突入しなくちゃなのに、仕事半分で映画の試写会に。
「トータル・フィアーズ」観た。以下ネタバレなので注意。

■トータル・フィアーズ
ベン・アフレック、モーガン・フリーマンと結構好き系俳優主演で、原作・製作総指揮トム・クランシー。「パトリオットゲーム「レッドオクトーバーを追え」とかの“ジョン・ライアンシリーズ”らしーんだけど、前作観てないからそのへんはわからん。

【いいかげんなあらすじ】
チェチェン独立問題を巡って意見対立中のアメリカとロシア。ある日突然チェチェンが毒ガス兵器の攻撃を受けた。世界のヒーローになりたがりのアメリカはすぐに主導権を握ってチェチェンに平和維持軍を派遣する。ロシアの代替わりしたばかりの新大統領は、今回の攻撃はロシア軍内の不満分子の仕業で、自分はやってないけど「きっとアメリカはうちがやったと思ってるんだわ!」とか思って、それでも“内部を仕切れないヘタレと思われるよりは悪役のがマシ”という論理でこちらも戦闘態勢。一方、第4次中東戦争の時に余った核弾頭の不発弾を見つけたパレスチナの貧乏人が、武器商人にそれを闇売りしちゃって、そいつが毒ガス攻撃を仕掛けたロシアの不満分子=ネオナチ一派の手に渡り、キチガイなネオナチの大富豪が、科学者かっさらって、タバコの自販機型リサイクル原爆をこさえて、アメリカ大統領が観戦中のフットボールの試合会場で爆発させてしまった。大統領は危機一髪無事だったんだけど「ムキー、ロシアに報復じゃい!」というムードになって、戦闘態勢に突入。ロシアもこれを受けて立つ。そこでタイミングよく、ロ軍内部にいたネオナチ一派が誤情報を部下に与えてロシアの戦闘機を出撃させ、米空母を撃沈。あわや米ロ核戦争!?てな中で、CIAの情報分析官の主人公が、「あの原爆はロシアじゃないんだあ〜」と米大統領んとこにかけつける。そして主人公の舌先三寸でまるめこまれた両国大統領が戦闘中止命令をくだしてめでたしめでたし。…とまあそんな筋。
いや、主人公はもっと活躍してるんだけどイロイロ。でもひよわなの(笑)。「オレは頭脳派なんだ!レポート係なんだ!」って一緒に調べていたCIAの工作員(この役者はイイ!)に泣きそうな顔で抗議したり、何があっても「力づく」という行動パターンはしないとか、あくまで頭脳労働官。ブルース・ウィリスにはなってない。「正しい情報を伝えるのが役目」てのを徹底してて、役職的にはそれでいいんだが、全然ヒーローではないので、映画的にはどうなんだろう。
全体的にちょっと散漫なかんじで、ハラハラドキドキしないんだよね。観ている側は犯人わかってるのに、空回ってる米ロ大統領はわかってないから馬鹿丸出しなかんじだし。ひょっとしてこの映画は「国のトップに立つ者は意固地な馬鹿である」というのが隠しテーマ????
アタイ的にはちょろちょろ好きなかんじの設定がちりばめられてるから退屈はしないんだけど(「ブラックホークダウン」ほどは…)、何かダイジェスト版を観ているような気がしていた。あれもこれもと欲張って入れたせいかなー。原作者=指揮者ってあんま良くないかもね。きっとエピソードとか削りたくなかったんだろうな。でも薄めたせいでずいぶん薄味に…。
リアリティを持たせようとしたことで、華やかさがなくなったのかな。
渋い出来、かな。700円なら映画館で観てもいい。


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amaru