雑記。

2002年02月28日(木) 『ブラックホークダウン』

とゆー映画の試写を観た。
ソマリア紛争の時の米軍のハナシなんだけど、ほんとーにうんざりするアメリカ軍のいやらしさというか、驕りというか、そういうトコがよく出ていたざんす。狙ってたんなら合格ってカンジで。監督リドリー・スコットなんだけど。『ブレードランナー』すっごい好きで、でもそれしか好きじゃない監督…。
要はソマリア戦で、アメリカ軍が1時間でかんたんプーに終わらせようとした作戦行動が、相次ぐ誤算で15時間かかって死者多数の惨敗に終わったってハナシなのだけど、主人公はじめ各キャラの存在感というか、個別の肉付けが、わざとなのか薄くて「優秀なアメリカ軍最新鋭部隊(おまぬけ)」てな10羽ひとからげっぽい。それはそれで滑稽で気に入ったりしたんだが、途中10分ほど寝ました。ええ。大袈裟なお涙頂戴シーンもないかわりに、あんまりインパクトもない映画だな。その中でひときわ心に残った台詞が、敵のソマリア民兵に捕まったアメリカ兵捕虜がそのソマリア兵に言われた「俺達は殺しあいが交渉だ」というようなやつ。アメリカ軍は、指導者を倒せば降伏するだろうって考えてるだろうが、それは大間違いで、民主主義には屈しないぞということらしいんだけど、根本的に何か思想があって闘っている民間人と、上からの作戦命令で動く軍人との決定的な違いみたいなものがはっきり出ていておもしろいシーンだった。でね、戦闘シーンでも、最新ヘリとか機関銃とか持ってるアメリカ軍が、古い機関銃とか持った民兵に負けるという図式が、下克上てーか百姓一揆てーか、とにかく良かったなあ。


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amaru