2001年12月20日(木) 雲


しばらくぶりの日記です。
17日から20日まで恋人の所へ一人旅してきました。
彼は「十五才 学校��」の主役の金井勇太と、
武田真治の中間みたいな顔をした人です。
彼が住んでいる所は鳥取県。
私が住んでいる東京とは700km離れています。

飛行機で約1時間後、
窓ごしに雲の隙間から見た鳥取は、
田んぼの緑に赤や青の屋根とカラフルでした。
降り立ってから見上げた空は、
雲が低くてのんびりした気持ちになれました。
彼がこぐ自転車の後ろは、
ガタガタ揺れるとお尻がちょっと痛くて、
腕を回して抱きついた背中はあったかくて。
裸で布団にくるまって眠って、
朝目覚めると彼が隣で寝ている。
内緒で彼の家に上がって、
おばあちゃんに見つかりそうになって大笑い。
彼の家へ行くまでのあぜ道のネギ臭さとか、
東京に比べて電灯が少なくて暗い道とか、
そんなひとつひとつが、一瞬一瞬が、しあわせ。

そして、また1時間かけて、私は東京に帰りました。
窓ごしに雲の隙間から見た東京は、
灰色に近い白っぽい建物ばかりで、
なんだかゴミみたいでした。
カラフルな場所を思いながら、
私はゴミの上に広がる遠い雲を眺めました。



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