++ ジーザス・クライスト ++
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2005年05月09日(月) 拝啓、

作監殿。

この度は貴方様が沢山お仕事されていることは、こちらに届いている原稿カット数からして想像が出来る次第でございます。

半パートをお一人で描かれているのか!!腕は平気か!!!、と思われるくらいに、毎回原稿欄に書かれてある貴方様のお名前は、私共のスタジオでもとても高く評価されております。

でも、そんな優秀な作監様にお願いがございます。



・・・・・主要キャラクターの眉毛、原稿によって線が消えるのはやめてくださいませ。

原トレ(原画トレス)作業で、動き方によってはどちらにあわせたらいいのかと毎回少ない脳ミソで考えている有様で、ちぃーっとも作業が進まないこと多々ございます。

前回は、50周年パーティーという人もテーブルもごっちゃになった原稿を私が担当することになりました。

・・・大判原稿な上に、超!!激細かい作業で正直泣きました。

ええ、テーブルの上のコップやお皿はなんとなく形からして解読することが出来たのですが、・・・なんと申しましょうか。

テーブルの真ん中にあった物体は、一体なんだったのかさっぱりわかりませんでした。

こちらの現場では、誰一人として解読することが出来ず、

「これはもう見たまんま描け!!」

というチェッカーIさんの指示の元、私が見えるままに描かせて頂きました。


・・・ぞうさん如雨露にナースキャップ被っているものや、密かにウッド○トックの笑い顔、カエルの正面から見た顔なんかを描いたとは口が裂けてもいえません。

仕上げさんがとても悩みながら色彩されていることと思われます。

話数からして多分秋頃であろう放送が、今から別の意味でドキドキしてなりません。


まぁ、これは序の口といたしまして、本題はこちらです。



バカでも読める日本語で指示書きしてくださいませ。





私をはじめ、新人のY君は貴方様がとても達筆でいらっしゃった為、「歯」という文字を解読するのに5分は費やす羽目になりました。

学校でも、

「大勢の人が作品にかかわっています。字などはわかりやすく丁寧に書きましょう」

と一応指導しております。

大変なのは重々承知しているつもりです。

しかし解読するこちらはもっと大変だということを、すこーーーーーーしばかりご理解頂けたら幸いでございます。



面と向かっては絶対いえないであろう事なので、自己満日記にて愚痴らせて頂いた次第です。

お気に障られたのであれば、それは申し訳ございません。



・・・でも正直、毎回解読大変なんです。








・・・・言いたい。でも言えない・・・。









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