Noir/ Rouge noir
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2006年08月29日(火) 独白するユニバーサル横メルカトル/世都セレナ

昨日、平山夢明のファースト短編集 「独白するユニバーサル横メルカトル」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334925103/sr=1-2/qid=1155977347/
が届いた。ホラー小説集ですが、 所謂「心霊物」ではなくて、何やらわけのわからない怖さ。
人間の意識というか…人間の狂気というか…
ある種童話のようであり、 ホラーなのにエレガンスすら漂うまでの狂気。
(まあ、良質なホラーはエレガントであること が不可欠ですが)
今読んでいる「ヒストリアン」を投げ出して 昨日今日で一気に読みました。
「C16H14N2(ニコチン)と少年ー乞食と老婆」 「Ω(オメガ)の聖餐」
「無垢の祈り」 「すまじき熱帯」「独白するユニバーサル横メルカトル」
「怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男」が
面白かったけれど、ベストは「Ω(オメガ)の聖餐」かな。
「無垢の祈り」のラストの感動も棄て難いけれど…。
「Ωの聖餐」の世界観がたまらない。

初めてホラーオムニバス「異形コレクション」で
「独白するユニバーサル横メルカトル」を読んだときの
驚愕は忘れられない。
 
読み終わったので、また「ヒストリアン」を読んでいます。
ドラキュラ伝説のもとになったヴラド公をテーマにした 歴史ミステリーです。
あと、同時進行でヘンリー・ジェイムズの「ねじの回転」
(スティーヴン・キングに絶賛された怪奇小説の一冊)を 読んでいます。

今日アマゾンから届いた中世ヨーロッパの歴史についての 資料三冊はどれも文体が読みにくい…


荒井慶騎と世都セレナ