Noir/ Rouge noir
diary index|pathos*|eros*
| 2006年01月12日(木) |
荒井慶騎君の御化粧講座 |
俺は、女性に御化粧をするのが好きだ。 化粧は独学で学んだ。特別な学校に通ったことはない。 それでも一応一通りのことはできる。
俺が好きな化粧は、「女優」だ。 ラインを強調し、光を添えて、色味をあまり使わない化粧を、 俺は「女優メイク」を呼ぶ。
下地と共に、ファンデーションは現在とても進化している。 できたての仕上がりを保てるこの機能性には驚くばかり。 マックスファクターのファンデーションは仕上がりも持ちも良い。 しっとりタイプのベースを丁寧に塗り込んだら、 リキッドファンデーション。毛穴が気になるようなら、 コンシーラを使うと良い。コンシーラは固いものより、 練り状ファンデーションのようなものがよい。 これならば肌が乾燥しない。 俺の御薦めはレブロンのエイジディファイングコンシーラーだ。 気になる部分によくのばし、その後固形ファンデーションと ルーセントフィニッシュパウダー(白粉)で仕上げる。
眉をクラシカルに、角をつけて描く。 昔は眉は濃い目に描いたものだが、今は淡い色味が良い。 形よりは、手入れして余分な毛をカットしてあることのほうが重要だ。
アイカラーは大きく変わった。 以前はブラウンだけを2色自然に入れていたものだが、 今は4色は使う。眉下にハイライトとして繊細なパールの 白っぽい色(白さは透明感が欲しいところ)を入れ、 目蓋に微かな色味を添える。こちらも繊細なパール感が必要だ。 上目蓋の目の際に、黒に近いグレー、茶色など濃いめの色を丁寧に 二重にそって入れる。目蓋の色とリンクしていることが重要だ。 ごく微かにラメが入っているものがモダンで良いだろう。 下目蓋の目の際に、2色使う。目尻側に、上目蓋の際に入れた色を もう一度。ごく僅か、丁寧に細く入れる。これは黒目の中央までの 長さに入れる。最も丁寧なぼかしが必要な場所だろう。 どのくらいの量をぼかし入れるか、見極めも必要だ。 入れすぎれば下品になるし、細過ぎても効果はない。 目頭側の目の際には、明るい色をラインのように入れる。 繊細で粒感の際立つものが良いだろう。 勿論全体を調和させる色味であることを大前提として、 御薦めはゴールドか白パールである。 ごく細いチップ、或は綿棒で細く入れるのが成功の秘訣だろう。
アイラインは最も重要で効果的なアイテムである。 是非取り入れて戴きたい。 御薦めはリキッドタイプ。最も効果的だと思う。 練習して綺麗に入れられるようになってほしい。 上目蓋の目の際に、繊細かつ大胆に入れよう。 ルミナスのリキッドアイラインは滲まない。 色としてはグレイッシュパープルが上品で現代的 かつクラシカルなので御薦めだが、 アイカラーとリンクした色であることが前提なので、 基本色である黒と茶も抑えておきたいところ。 グレイッシュパープルは、シルバー系やパープル系のアイカラーに 合わせて使ってほしい。
下目蓋の際、濃いアイカラーを入れた部分を強調するように、 ペンシルのアイラインを使おう。 こちらもアイカラーとリンクした色が良い。 いわゆるチープコスメだが、Kissのデュアルアイペンシルは 黒と茶のセットなので使い易いだろう。
マスカラは必要最低限のアイテムの一つに数えられる。 睫毛を上にあげて固定させれば、表情が明るく見える。 是非取り入れて戴きたい。 アナスイのスーパーウォータープルーフマスカラは ドラマティックな仕上がりとパーフェクトな持ちを実現する。 カールは崩れないし、ダマにならないし(ゴキブリの足のようには 仕上がらず、綺麗に仕上がる)、持ちも完璧で下目蓋を綺麗に保つ。 上下の睫毛に、丁寧に入れておくこと。
ファンデーションだけ塗った肌は、本来の色味を失っているので 補正しておく必要がある。 頬紅で血色を、ハイライトで太陽光が当たっている部分を演出する。 頬紅は肌色によるが、色白なら逆に少し黄色味のあるピンクが良い。 大きなブラシをつかって、頬の中央にまるくぼかし入れる。 大きなブラシをつかうのが成功の秘訣だ。 ちいさなブラシだと、力が一点に集中するので、「おてもやん」になる。 くれぐれも入れすぎに注意して戴きたい。 ハイライトは額の中央、鼻の頭、頬の上側(目の下)、あごの中央など 出っ張った部分に入れること。
最後に、唇を仕上げよう。 アイカラ同様、余り色味を感じないものがよいだろう。 それでも自分の肌色に合わせた色選びが必要になる。 色白ならば、微かに色づくピンクベージュかローズベージュが御薦めだ。 また、最近はあまりグロスを多用するのも考えものだ。 あまりてかりのあるものよりも、すこしツヤ感がある程度が良いだろう。 また、微かな極小ラメがきらめく程度に入っているのも美しいと思う。 しっかりメイクに仕上げたい場合はリップペンシルでラインを ていねいにとってからリップブラシで色を入れるのが良いだろう。 ナチュラルにしたい場合は直づけでも良いかもしれない。 最後にリップブラシで或る程度ラインを直して欲しい。
思うまま自己満足に挙げたけれど、 愛する女性にはこのくらいしてほしいところ。 逆に、俺はあまり女性の素顔の造作には余り厳しくない筈だ。 御化粧は楽しいことだ。男性には余りできない御楽しみだ。 女性たちにはその特権を存分に使ってもらいたい。
荒井慶騎と世都セレナ
|