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2008年03月28日(金) ルクス・ペイン冒頭雑感

 タイムホロウが微妙に消化不良だったので衝動買いしてしまった。
 他所でも書いたけど、こちらにも一応。


 まず、説明書が厚くてビビる。
 睡眠時間を削って2話くらいまで進行。
 中二病後遺症の私には非常にビンビンくる内容。
 基本的に主要登場人物が美形で天才ばっかりなのはマーケティングの結果もあるだろうな。
 最近の小中学生には、最初弱い主人公が苦難を乗り越えて成長、ってシチュが理解できない人も増えているらしい。

 他人の隠した本音を探ったりして、心の闇にとりついた化け物を倒す能力者達の話。
 見た目が清くても黒い本音を持ってたりする。
 本音の部分ははっきり文章になってるわけじゃなくて、単文がずらっと並んでる感じ。
 妙に詩的な恥ずかしい台詞が多い。
(印象として深淵やNHDに通じるものがある)
 演出がV系の感性に近いので、15歳までにやってたら完全にハマったかも。

 システムもDSの機能(2画面、タッチペン)をしっかり活かしている感じで好感触。
 独特過ぎる部分が多いので、理解するまで多少時間がかかった。
 情報項目を見つけだしていって、更に他の人に当たって新たな情報を……というのはN◎VA的。
 つまりTRPGのノリに近いのも、自分的に気に入ったポイントのひとつ。
 まだ判断つかないけど、シナリオ次第で良作以上傑作未満になる予感。


 惜しむらくは肝心のシナリオ。
 暗いとか詩的過剰とか誤字は置いといて、ライターの一般知識不足から来る肩透かしがちらほら。
 代表的なのがスーパーハッカー(笑)
 この学園のネット(メール)の仕組みはどうなってんだよってくらい意味がわからない。
 しかもそれがシナリオのキーポイント。
 人によってはここでクソゲー認定するかもしれない。
 これは誰か突っ込んであげるべきだったろうなあ。

 でも私は好きな感じの作品なので、ぼちぼち進めます。
 ヒャホーイ。