りゃんりゃん堂ときたま日誌
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2001年01月19日(金) ちょっと沖縄まで。

北国で育ったせいか、青い海と白い砂浜のある暖かい島には人一倍
憧れが強い。
故郷にも綺麗な海はたくさんあり、わたしは10代の終わりまで
毎日その海を見て育ったのだが、北海道の海は夏以外ほとんど
暗青色をしていて、どうも「津軽海峡冬景色」的なイメージが
ついてまわってしまう。
その点、暖かいところの海はどこまでも青く明るく、わたしたちの
心を癒してくれる。そんな海を見て育った人たちには悪い人はいな
いような感じがするし、実際どうかはわからないが、そこでは時間
すらゆっくりと流れているような気がする。
南の島は常にわたしのイメージする楽園の姿である。

街で唯一「全国共通百貨店商品券」が使える百貨店でいま
【沖縄・奄美物産展】が開かれている。
会社の同僚に「一人だと試食しづらいから、一緒に行かない?」と
誘われ、試食要員として同行した。
(これが言いたいばかりに大仰な前説をぶちかましてみた)

2人連れである強みで、ここぞとばかり試食に精を出す。
 
 ★チョコ餅・・・米粉とチョコレートをこねて蒸したもの。
         蒸しパンみたい。

 ★ミミガー・・・「沖縄」と聞くと真っ先に思いつく豚の耳。
        初めて食べたが、キクラゲのようで
        不思議な食感だった。

 ★豚角煮・・・・・文句なしに美味しい一品。スパイスがきいてる〜

 ★豚の顔・・・・・見た目に驚くが、ゼラチン質で美味しい。
        肌によさそう。

 ★ソーキ・・・・・豚のあばらを煮込んだもの。ソーキそばが有名。
        軟骨もぷるぷるで食べられる。

 ★黒糖・・・・・・知らない人はいない特産品。
       ミネラルが豊富で体に良し。

 ★ソフトクリーム・・・・・
       これはお買いあげ。定番の紅イモの他にマンゴーも
       あり、わたしはマンゴーを注文。
       なんともトロピカルな香り♪

 ★黒糖焼酎・・・ソフトクリームで冷えた身体を温めるために試飲。
       (↑計画的犯行とでも言っておこうかね)
        20度もあるのに飲みやすい。でもさすが20度も
       あるだけあって、スプーン1杯ほどで足が温まる
       効き具合。
       さすが酒豪天国だわ。

思う存分名物を堪能し、さて帰ろうかと言うときにふと目に留まった
のが漢方薬店のコーナーにあった冬虫夏草。
虫のさなぎに生える謎のキノコである。
10cmくらいのミミズをまっすぐにして乾かしたような不気味な
姿につい見入ってしまった。
そんなわたしたちに気がついた店の「先生」に半分捕まったような
形で、漢方薬の話を有り難く拝聴することとなり、帰宅が大幅に遅れ
ることに。
彼はわたしたちの関係を「母娘」とみたようで、
同行の彼女を「お母さん」わたしを「お嬢さん」と呼ぶ。
わたしたちはそれが可笑しくてたまらず、ずっとニヤニヤしていた
からだろうか、先生に気に入られてしまったようだ。
「先生」は漢方薬の他に心理学の先生でもあるそうで、さすがに話が
とても上手い。
流れるような話術の合間に袋に次から次と色々詰めて、気前よく
プレゼントしてくれた。
フロアを出てから彼女に

「あーゆー時は独身って言っておいた方がいいよ。
 きっともう少しいろいろもらえたと思うの」

とアドバイスされ、一つお利口になった。

家に帰って「ソーキうどん」を食べながら、教えてもらったことを
そのままにいちゃんに伝えると、彼もその気になってもらったお茶
を飲んでいた。
「うーん、美味しくないけどなんか効きそうな気がする〜」
だそうだ。

なかなか面白い経験だった。
今度別の物産展があったら、また彼女と一緒に行ってみようと思う。
「まだ独身なんですぅ〜」なんちゃって・・・。


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