りゃんりゃん堂ときたま日誌
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今日はお里から自宅へ帰る日。 羽田行きの始発便に乗り、羽田から浅草橋へ直行して ビーズを買った。 残り少ないお小遣いはもう新幹線代しか残っていない。
半ばぐったりしながらも新しいビーズを買った嬉しさ で少々うきうきしながら自宅へ戻ると、 羽田でごきげんようしたにいちゃんがこたつで「がー」 と寝ており、わたしの帰宅にも気づいていなかった。 それをいいことに荷物を放り投げてメールチェックを すると、ネット関連の知人友人から数十通のメールが 届いていた。 一度にこんなにたくさんのメールをもらったのは 初めてだったのでとても嬉しい。 皆さんエエ人ばかりです、大感謝です。
夕食は簡単に済ませ、さすがに疲れてきたので あとはダラダラする。 もう寝ようと洗面所で顔を洗っていると、リビングから 人の転ぶようなものすごい音がした。 慌てて行ってみると、にいちゃんが足下を指さし 「なんかヘンなのが落ちてる!」とおびえていた。 ・・・確かになんかヘンなのが落ちてる。
それは黒い小さな生き物のなれの果てだった。 大きさは7,8センチ、ネズミのような顔をしている がしっぽはない。 米粒一つ握るのが精一杯のように見える小さな小さな 手だけがピンク色をしている。 それはまさに長い指のついた「手」だった。 その手には長い骨のようなものがつながっているように 見えるが、それが何かはわからない。
「アンタだれ?」 「何処から来たの?」 「どうしてここで死んじゃったの?」 と聞きたいことは山ほどあったが、相手はもう この世にいないのでどうにもならない。 このままにしてもおけないので、とりあえずチラシと ビニール袋でおそるおそるその場から拾い上げた。
家の隣を流れる小川を彼の墓地と決めた。 翌朝様子を見に行ったら、もうそこに彼はいなかった。
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