####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2012年06月04日(月) 『昼下がり、ローマの恋』

シーン1。
ローマの賑やかな通りに、気さくな男オーグスト(ミケーレ・プラチド)が管理人を務めるアパートメントがあった。
このアパートに住むサラ(ヴァレリア・ソラリーノ)と結婚するつもりの青年弁護士ロベルト(リッカルド・スカマルチョ)は、トスカーナ地方の農場に立ち退き交渉のため出張する。
そこでロベルトは、美女ミコル(ラウラ・キアッティ)に一目惚れし、滞在を延長して素晴らしいひとときを過ごす。

シーン2。
一方、このアパートの住人エリアナ(ドナテッラ・フィノッキアーロ)に誘惑されて浮気をしてしまった有名なニュースキャスターのファビオ(カルロ・ヴェルドーネ)は、彼女のエキセントリックな言動に翻弄される。

シーン3。
ボストン大学の歴史学教授だったエイドリアン(ロバート・デ・ニーロ)は、2年前の定年を機に移住してきたアメリカ人で、離婚して独り身で平穏に暮らしている。
最初はオーグストと打ち解けなかったが、ベトナム戦争の話をきっかけに親友となった。
オーグストの40歳の娘ビオラ(モニカ・ベルッチ)が家に帰ってきた。
容姿端麗であかぬけた魅力を持つ彼女に惹かれたエイドリアンは、彼女の気を引こうとこれまでの生き方を変える。
しかしビオラが戻ってきたのは、借金の取り立てから逃げるためだった。
しかもキャリアウーマンだと信じていた娘が、ストリッパーだったことを知ったオーグストは激怒する。
勘当され、行く当てのないビオラはエイドリアンの部屋に向かう。

チラシには、デ・ニーロとモニカの写真が載っているけど、3つのお話から構成されています。

共通しているのは「強烈な女性」。
その女性に翻弄される男性。

「イタリアの恋愛模様」といった言葉から思い浮かぶような展開が待ち受けていて、様々なタイプの女性陣にはビックリです。

特に秀逸なのがシーン2。
これは笑いと恐怖が入り混じる展開で、私が想像していた展開よりも強烈で、思わずエリアナに同情。
悲劇。
そして喜劇。

強烈なシーン2を挟むシーン1とシーン3は、今思うとカワイイものです。

いくつになっても男と女はお互いに惹かれあう求めあう。

ハッピーでステキなことだけど、常に「負ける」のは男の方なのかもしれないね。

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■感想予告■(映画見済・感想暫待)


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書き手: みぃ♪
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