####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2008年07月04日(金) 『痛いほどきみが好きなのに』

ニューヨークに住む若手俳優のウィリアム(マーク・ウェバー)は、行きつけのバーで、シンガーソングライター志望の女性サラ(カタリーナ・サンディノ・モレノ)と出会う。
ニューヨークに来たばかりという彼女に、ウィリアムは恋をする。
しかし、サラの態度は消極的だった。
ウィリアムは、映画の撮影旅行に便乗してメキシコに誘い2人で出掛けるのだが。。。

「痛いほどきみが好きなのに」っていうのが凄く伝わってくる作品でした。

恋愛は、「いつ何時でも一緒にいたい」という気持ちと、「ちょっと自分の時間を大切にしたい」という気持ちの積み重ねのような気がします。
どちらかの波が長く押し寄せてくる期間もあれば、くるくると気持ちの波が変わる時もある。
2人の気持ちの波が、ちょうど足並み揃えばピタリとはまって、長い月日を重ねられると思います。
逆に、それがズレると衝突したり喧嘩したりで、そこから多方面に亀裂が入ってしまう。
「恋人と上手くいくかいかないか?」根本には、これがあるんじゃないかなぁ?

劇中の2人は、まさに、この波がズレてしまったパターンでした。

あんまり反応がないと、「もっとかまって」って思うのに、あんまり接近されると「ちょっと放っておいてくれないかな」と思う。
ワガママだけど、こうゆう気持ちの波って、恋愛中は必ずやってくるはず。
この辺のサラの気持ちがよく描かれていました。
しかし、サラが「自立したい」という気持ちと、「自立したい=恋愛は切る」という考え方があんまり納得いかなかったけど…でも、若い2人には、目の前のことに突っ走りたい感情があるのかもね。
これが20代後半、30代の恋愛だったら、また全然違うと思うけど。

サラを演じたカタリーナは、『パリ、ジュテーム』で、私が1番印象に残ったストーリー『16区から遠く離れて』に出演していた女優さんでした。

あと、ウィリアムの元彼女役でミシェル・ウィリアムズも出演。
彼女は、本当に存在感ある女優さんですね。
今回も、登場時間はそんなに多くないのにとても光ってました。

自主上映にて、今日から3日間の限定上映。
先週と打って変わって、今日はちょっぴり淋しいお客さんの入りでした。

♪BGM♪〜『EXILE LOVE』by:EXILE

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■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『ダージリン急行』
『近距離恋愛』
『さよなら。いつかわかること』


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書き手: みぃ♪
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