| 2008年04月01日(火) |
『魔法にかけられて』+3月の読書まとめ |
アンダレーシアで動物たちと暮らす美しい姫、ジゼル(エイミー・アダムス)は、運命の人と出会い結婚する事を夢見ていた。 ある日、怪物に襲われたジゼルは、エドワード王子(ジェームズ・マースデン)に助けられる。 お互い一目惚れし、出会ったばかりにも関わらず、完璧なデュエットを披露し、翌日結婚する約束をする。 しかし、王子の結婚を喜ばない継母のナレッサ女王(スーザン・サランドン)は、魔女を送り込み、ジゼルを井戸に突き落とす。 その井戸は、現代のニューヨークに繋がっているのだった。。。
人の流れも動きも世界一速いニューヨークで生きる弁護士ロバートは(パトリック・デンプシー)妻を亡くして、娘と2人暮らしで、仕事に恋愛に子育てに大忙し。 そこに、ひょうんなことから同居する事となったジゼルは、ロバートからすると想像を絶するマイペースぶりを発揮します。 スピーディーな毎日に追われているロバートと、急ぐ事を知らないジゼルの対比をもう少したくさん描いて、コミカルな部分を出してくれたら、もっと面白かっただろうなぁと感じました。
ジゼルは可愛かったし、全体的には明るくて楽しい作品で良かったけど、前半〜公園でのミュージカルシーンまではけっこう面白かったのに、後半から少々息切れしてきたのが残念な展開でした。 そして、もう少しインパクトがある楽曲が欲しかった。
ロバートの恋人役:ナタリーを演じたのは、トニー賞女優イディーナ・メンゼル。 歌わない役はもったいなかった!
あと、スーザン・サランドンが言われないと全然分からなくて、これが1番の驚きでした。
ラストは予想どおりだったけど、個人的にはお姫様はお姫様でいて欲しかったかな。
---
3月の読書まとめ
・『女たちの内戦』(桂望実 著)★★★★☆ いろんな年代の女性達のオムニバスストーリーで、なかなか面白かった。
・『みなさん、さようなら』(久保寺健彦 著)★★★★★ とある団地で暮らす主人公の少年:悟の人生を17年間に渡って描くストーリー。 106人の同級生が、歳月と共に1人・2人…と団地から越していくのに、悟だけは団地で生きる。 彼がなぜ団地でしか生活できないか? この理由が判明した時からストーリーが一変する。 これは大オススメの1冊!!! 新聞の広告欄を見てなんとなく借りてみたけど、まさかこうゆうストーリーだったとは…。 私がお気に入りの幻冬舎…今作もまた幻冬舎の1冊でした。
♪BGM♪〜『EXILE CATCHY BEST』by:EXILE(本日購入)
<<昨日は『ONCE ダブリンの街角で』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『ポストマン』 『フィクサー』 『大いなる陰謀』
|