| 2007年01月24日(水) |
『マリー・アントワネット』 |
オーストリアの皇女マリーは、14歳でフランス王太子ルイ16世の元へ嫁ぐことになった。 両国の関係を強めようとする、いわゆる政略結婚だ。 結婚生活に胸を膨らませていたが、待ち受けていたのは、上辺だけ取り繕ったベルサイユ宮殿の人々と、愛情のない夫婦生活。 ルイは必要な事以外はマリーと口もきかず、同じベッドに寝ていても、指一本触れない。 愛情深く育ったマリーだったが、悪意溢れる噂に傷つき、やがて贅沢なドレスやパーティーに心の安らぎを求めるようになる。。。
劇中の前半に出てくる、「世継ぎ、世継ぎ、世継ぎ」攻撃に、雅子さまの姿を思い浮かべながら見た人は少なくないんじゃないでしょうか? 時代は変われど、子供が家を繋ぎとめる存在という事は変わらないんだなぁと感じました。
全般的には、映像が豪華絢爛のオンパレードで、明るい雰囲気は良いと思いました。
ただ、この間放送した『世界ふしぎ発見』のマリー・アントワネット特集の方が凄く中身が濃かった気がする…。
あと私が凄く気になったのが、“恋をした、朝まで遊んだ、全世界に見つめられながら”というキャッチコピーが全く活きてなかったこと。
このキャッチコピー、個人的にとっても好きだったので、その辺が残念。
「恋をした」部分も「朝まで遊んだ」部分も、描かれているのはホンの少しのシーンだけで…別にそうゆうシーンばかりを期待していたわけじゃないけど、なかなかセンスあるキャッチコピーなだけに、中身を見て「あれ?…」っていうガックリな気分が大きかったなぁ。
嫌いな作品ではないけど、↑上記理由で、なんとな〜く物足りなさが残る感想でした。
2005年12月9日の『エリザベスタウン』のレポにも書いたけど、キルスティン・ダンストのしゃべる英語は、本当に発音が綺麗だよねぇ。 彼女の映画を見る度に思うけど、今回はそんなにセリフが多くなかった。 次に彼女の姿を見るのは、『スパイダーマン3』かな。
♪BGM〜『ドリーム・ガールズ』サントラ
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『それでも僕はやってない』
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