秋葉系ヲタク22歳の青年(山田孝之)は、電車の中で酔っ払いにからまれていた女性(中谷美紀)を助けて、御礼にエルメスのカップをもらう。 恋人いない歴22年の彼は、この出来事に舞い上がるものの、どう接していいのか分からず、インターネットの掲示板の住人たちからアドバイスを受けることになる。 「電車男」と呼ばれるようになった彼は、勇気を振り絞って「エルメスさん」を食事に誘う。。。
個人的には、電車男くんのオタクキャラより、エルメスさんのお上品キャラが強烈な印象でした。 極度のせっかちな私は、彼女の爪の垢でも煎じて飲みたいくらい…。 私の周りに彼女のような女の子はいないし(もちろん私自身も全く違うタイプだし)とっても新鮮だったなぁ。 って事で、私の中ではエルメスさん主役の映画でした。
自分の身に当てはめて考えたらどうだろう、、、電車の中で酔っ払いにからまれる確率がゼロというわけではないけど、あんなシチュエーションが起こる可能性は凄く低いし、、、でも、もしも万が一あったとしたら、もちろん丁重に御礼はするでしょう。 しかし、それ以上の「何か」は今の私では多分ありえないと思う。 けど、げんきんなもので、カッコイイ人だったら分からんかな…正直(笑)。
ドラマティックな事が起こるのも人生、起こらないのも人生だけど、サクセスストーリーは以外に目の前に転がってくるものかもしれないなぁーって思いました(望むと望まないに関わらずね)。
私が好きな木村多江さんが出ていて嬉しかった。 彼女の雰囲気が好きなのだ。 佐々木氏演じる夫との夫婦関係が、映画の中で1番リアリティがある光景のように感じました。 (私がもしも今結婚したら思いっきりあの状態になりそうだから…)
ネタバレというほどでもないと思うので書いちゃうけど、、、エンドロールの最後にちょっとした映像があります。 後ろの人の話し声が聞こえてきて、どうやらテレビドラマ化されるそうで、その宣伝を兼ねた映像。
私は、「あ、チビノリダーの伊藤くんが電車男やるんだ」と思っていたら、隣の女子高生4人衆が「主役、あの人なんだ〜」などなど色々と話し始めた。 しかし、誰一人として「チビノリダー」とは口にしていなくて、「はっ!!!この子達にはチビノリダーなんて通じないんだ…え?下手したら、この子達が生まれた頃の話?」と、すっごく時代を感じた瞬間でした。 私の世代からすると、伊藤くんは、いつまで経っても“チビノリダー”ってのも凄い事だわなぁ。
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なにかと話題の竹内結子主演の『豊饒の海 春の雪』の予告を初めて見た。 三島由紀夫オタクの私としては、「文学は映像で見るものじゃない!」と痛感した! 監督は行定氏だし、きっと話題になる映画(竹内嬢デキ婚事件で既になっている?)でしょうが、これをきっかけに三島作品を読んでくれる人が増えるといいなぁ。
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最近、会社の上司(男)と、先輩(男)の仲が悪くて、間にいる私は非常に困っています。 定期的にモメゴト(喧嘩みたいな)起こすんだけど、ちょっと今の不仲はけっこう深刻で、、、どんよりした雰囲気が、もうたまらないー。 言い争いを聞いてると、こっちが胃が痛くなる…。 私からすると、先輩はいわば「同士」的な存在で、数々の困難や上司の理不尽な態度を一緒に乗り切ってきたので、もしここで辞められたら私の気持ちも相当に沈む…。
どんな仕事にも(どこの職場にも)それぞれの不満や悩みや多忙etc…あると思うし、それがゼロなんて「仕事」じゃないと思うので、私は仕事の愚痴を他人に言うのが大嫌いだし、言ってる人はみっともないと思うけど、、、けど、本当、いろいろあるよね…。
♪BGM〜『五線譜のラブレター』サウンドトラック
BS2で放送された『ブロードウェイの100年』を相方に録画してもらい、一気に見た。 コール・ポーターもいっぱい映ってました。 奥さんのリンダを見たら、映画の中のアシュレイ・ジャッドが改めてよく似ていたと思った。
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■感想予告■(映画見済・感想暫待)
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