####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2004年04月21日(水) 『屋根の上のヴァイオリン弾き』

(@中日劇場)

1900年代初頭、ロシアの小さな村、アナテフカ。
牛乳屋を営むユダヤ人一家。
信仰深い父親デヴィエ、強くて逞しい母親ゴールデ、そして5人の娘達。
貧しいながらも暖かい家庭を築いていた。
上3人の娘達は、お年頃で、お見合い話が舞い込むものの、長女ツァイテルには仕立て屋のモーテルという恋人がいたのだった。
次女ホーデルは、デヴィエが連れてきた革命家の学生パーチックと恋に落ち、三女チャバはロシア人のフョートカと恋に落ちる。
ツァイテルとホーデルの結婚は許したものの、信仰が違う物同士チャバの結婚はどうしても許さないデヴィエ。
そんな時、革命運動で逮捕されたパーチックを追い、ホーデルはシベリアへ旅立ってしまう。
そしてチャバもデヴィエの反対を押し切り、フョートカと新しい人生をスタートさせる。
政情は悪化し、ついにユダヤ人の強制退去命令が下った。
村人たちは次々と村を離れていき、デヴィエ一家4人も静かに村を離れていこうとする。
ヴァイオリン弾きも後にしたがうのだった。。。

森繁、西田に続き、3代目デヴィエ市村お披露目となった公演。
(正式にいうと、上條さんデヴィエあるから4代目なんですけど…公式には3代目となってる)
注目の市村デヴィエは、他のみなさんはどうか分かりませんが、私、個人的には「わりと普通だったな」といった印象。
妻コールデに頭が上がらない夫(コールデ女優とのコンビは)、1番面白みがあると感じたけど、もうちょっと娘達への厳しさを表現して欲しかったし、もっともっと弱さを見せても良かったんじゃないかなぁ。
まぁ、これは市村さんがどうのこうのというより、自分の中で、森繁、西田のイメージが凄く強すぎるから、しょうがない事だけど…。

年齢オーバー気味を心配していた香寿たつきツァイテルは、モーテルを想う気持ちが上手でした。
キャストの中で1番役に忠実に演じてたと思う。
駒田モーテルとのコンビもバッチリで、このカップルのシーンはどれも凄く良かったです。

私は、ホーデル役が好きなので知念嬢に1番注目してたんだけど、全体的には「もう、ひと頑張り」といったところだけど、見た目がキュートで可愛いので凄く大目に見てしまった(オヤジか…わたしは)。
♪愛する我が家をはなれて♪のシーンで、ボロボロ涙をこぼして歌う知念嬢の姿に、会場は大すすり泣き。
彼女はスロースターターなのかなぁ?2幕は突然、質が上がっていたように感じたので、1幕もっとガンガンいって欲しい。
ホーデルはもう少し目立っても良い役だと思う。

知念ちゃんもチョット声が小さめで、それが全般的に気になってたけど、更に下をいく杉田パーチック、、、声量も足りないが、歯切れも悪い、そして音程が狂いまくりの歌、、、ホーデルとのデュエット、不協和音なんだもん(>_<)
この御方、ほんとに『おかあさんといっしょの』歌のおにいさん務めてたの?
音痴ではないんだけど、なんか歌が変だった。

笹本チャバちゃん、あと10kg痩せてーーーーーーー。
彼女はまだ10代なのに、ミュージカル界では既に地位を確立してるような雰囲気が漂っているけど、異論反論覚悟で言うが、私はこの娘の魅力がいまいち分からない。
これだけ色んな演目に出まくってて、確かに実力はあるんでしょう。
血統もいいでしょう(母上は元タカラジェンヌ)。
可愛らしい子だとは思います。
ただ、この、100%健康的な体型が、単純に私好みでは無いからなんだろうな…なんとなく、受けつけられない…。

夏木マリさんのコールデはイメージどおりでした。
幽霊のシーンがやっぱり楽しかったな。

知念嬢だけでなく、全体的に2幕が非常に質が高かったと感じました。

開演のアナウンスで、市村さんがあれだけ「キレますよ!」と言ったにも関わらず、上演中に携帯が鳴り響いて呆れた・・・(;-_-+
おばさん(というか、おばあさんが多かったのよぉ〜)操作分からないなら、携帯なんて持たないでっ!

この演目見ると、必ず、映画版の『屋根の上のヴァイオリン弾き』を見たくなる。
映画のデヴィエ、私、好きなんだ。
あと、ヴァイオリン弾きも好き。

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以下、名古屋駅の観光インフォメーションにて。
時間が無かったので、コンコースの本屋さんで調べるより早いと思い、駆け込む。

私:「第一日赤病院は、どうやって行けばいいですか?」
案内職員のオジサン:「第一日赤って、どっち?日赤って2つあるんだよ」
私:(どっちか分からないから、わたしゃ、聞きに来たんだっつーの!)
  「駅からわりと近い場所にあります?
   そんなに遠くないって聞いたんですけど」
案内オジサン:「あー、それならきっと中村日赤の方だなー。
        東山線の中村日赤で降りてね」
私:「ありがとうございました(-_-)」

案内所の係りの人が、お客さんに対して「どっち?」ってどうゆうこと(笑)?

インフォメーション出てから、結局、本屋さんに入って、名古屋マップ見て本当かどうか確かめたよ…私。

入院している知人は、とても元気そうで安心した。
内緒で行ったので、ビックリされて、喜んでくれて嬉しかった。
骨髄移植後は、遺伝子がドナーの遺伝子になるわけで、「みぃさん、性格も変わるのかなぁ?」とか、「もう、完全にAB型に変わったんだよー。世の中不思議なことが起こるよねー」とか、快復に向けて楽しいお話しも出来て本当に安心した。

♪BGM♪〜『Organic Plastic Music』by:orange pekoe

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■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『オーシャン・オブ・ファイヤー』


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書き手: みぃ♪
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