日記×エッセイ...みち

 

 

つらつら - 2009年01月30日(金)

わたしはものを覚える時に、大抵まずは形から入ります。
「なるほど、こういうことが気持ちがいいと感じるなあ」とか、「こうすればいいのだな」とか、お手本の形、自分の惹かれるものの形、それを真似することから始めます。そしてそれから自分なりにアレンジしたり、やりやすいようにとかわたしらしさのある自然な形にしていきます。

でもいちばん初めのきっかけ、「これを身につけたい」と思ったきっかけは形ではありません。形ではない、形のない「違うもの」に心を惹かれています。
何かの形をみて惹かれたとしても、形自体というより、形の醸しだす「美しさ」に心を惹かれています。

本で読んだ知識というだけでなくそれを身につけたい、と思うことがたくさんある現在、それだからというか、わたしは形を覚えることに一生懸命になりがちでした。形を覚えることに集中するがために、いちばん大切にしたかったものを忘れていたなあと気づくことが出来ました。
(前世療法の受講中も同様にそれに気づいたのですが、この短期間のうちにまた忘れていました)

今回思い出すことになったきっかけは、あるセラピストさんのサイトでの文章でした。
いつかは予定もしていませんが、自分がサイトを作る時の参考にしようかなとか、そんな気楽な感じで眺めていました。

わたしはそのセラピストさんを知りません。文章の内容も、ご自身が癒しについてどう受け止めているかを書いているに過ぎません。スピリチュアル的な文章というわけでもなく、本当に誰もが耳になじみのあるような言葉、誰もが知っている感覚を表す言葉で書かれています。
それほど長くないその文章を読んで、わたしもこうなりたいなあ、と憧れるような気持ちになりました。自然にハートが開く感覚がしました。

素敵だなあ、と感じて、そのエネルギーを意識して感じてみたくて、時間がある時にでもやってみようとそのページをお気に入り登録するくらい、ハートが開きました。

すごいなあ。こういう方がいるのだなあ。
わくわくします。
「何の気なし」に何の構えもなく読めたから、これほどわたしを惹き付けたのかもしれません。


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