*DIARY*

2008年03月13日(木) DEARミュCD

話題のDEARミュCDをゲットしてきましたー!

ミュの時は動きを見るのに一生懸命であんまり音楽を落ち着いて聴けなかったんですけど、改めて聴くと、ほんと80'sテイスト全開ですね。80's大好きなので、ちょっと涙腺にクるものがあります。テーマ曲?の「走り出せDEAR BOYS」とか、シーナ・イーストンのモダンガールを思い出して仕方がない。すごいな、こりゃもう完璧80'sだ。
でもでも、成田の曲はもう一曲くらいあってもいいと思うんですけどー(>_<)

あと聞き取れなかった歌詞がちゃんと分かってよかったです。この完全に突っ込み待ちしてる歌詞群は一体?(笑)
「輝ける青春なんてFUCK YOU!」とか腹イテー!
アクト1のメインテーマ全否定とかやめて!(笑)

改めて、ミュは、お世辞なしにすごく良かったです。正直、こんなにちゃんと面白い公演になるとは思ってませんでした。微塵も。
個人的には、ミュは哀川の存在感がすごく大きくて、主人公なのにあまりこれといった見せ場はなかったようにも思えるんですが、哀川を中心にまとまっていく過程がすごくよかったです。面白いというか、感動が大きかったです、自分的に。
声がアニメと似てるのもあるのかな?ミュの哀川は、自分的にイメージぴったりすぎました。上手く言えないのですが、嫌味がないっていうか…一見能天気に見せながら、その仮面の下で、瑞穂のみんなを立ち直らせようと、すごく一生懸命にふるまってるところとか…。天童寺から出てきた哀川のバックボーンがよく見ると透けてみえていて、すごくよかったです。あまり背は高くないのに、妙に体が鍛えられてるとこも素敵。
三回目を見た時、通路にアクターさんが降りてきて、自分の席の近くは石井ちゃんが来てくれて、すごく一生懸命盛り上げてくれて、でも引き上げるタイミングに気付いてなくて(笑)、後ろから来た哀川に「戻るよ!」って肩を押されたりしてて、そんなところもリアルに哀川と石井っぽくて面白かったです。


ミュで、藤原が「あいつには負けられない」と下條にメラメラしてるのに「あいつなんてどうでもいい」とか言ってのけちゃう哀ちゃんには「ちょっ、哀川!(笑)」とか思ったりもしたんですが、ある意味、本音なんだろうなあと。その実、この時点で過去を払拭できてないのは哀川も同じで、だからこそ、二の舞を演じないように明るく鈍感なふりしてる哀川を思うと、この演技は深いなとちょっと感動。
あと、この時期の哀川って、本当に勝利は二の次で、純粋に楽しくバスケをしたかったんだなあって。そんな哀川が、IH編に入ってからは、結構勝利に執着?…執着って表現も適切ではないと思うのですが、まあ結局、信頼や友情を手に入れ、さらに親父相手に自分の正当性を見せつけ、さらにさらに自チームの勝利=優勝を手に入れようとしているわけじゃないですか。
アクト1を読み返していると、前面に出てきた今の哀川の貪欲さと、そして潔さがすごく感慨深いです。そして、私は今の哀川が大好きです。
天童寺訪問のパートとか、哀川が謙虚で優しすぎて「もうこんな石頭親父、一発殴ったれ!」「シカトこく天童寺メンの前で、『お前らの存在意義をかき消してやるぜ』くらい言ったれ!」とか、見ててじれったくもなったのですが、実際哀川が果たそうとしていることって、そういう小さい次元じゃなく、ある意味ぐうの音も出ない結論を叩きつけてやる気なわけで。すごいと思います。
今の哀川は、天童寺の人たちの気持ちも親父の気持ちも、痛いほどよく理解している、その上でそれらを踏み倒して行こうとしているので、なんかもう、そんな言い訳一切無用の哀川が大好きです。
やっぱりDEARの主役は哀ちゃんですよね!


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じゅんや