〜先月までのおさらい〜
さあ皆さん、ここでちょっと思い出してみてください。
それは湘南戦、残り時間５分前後、流れは完全に瑞穂。その場面で彼は言いました。
「試合は生き物だよ…政宗」
「ましてや…勝負の行方なんて最後まで分からないものさ」
さて、ほぼそれと同様の状況になったこの城北戦での彼の発言を振り返ってみましょう。
「決まった…かな、ベスト４が」
……誰ですか？ 沢登を公平な人だなんて言ったのは。
本当に無意識にやってそうなので、余計にその鬼っぷりが輝いています。
そんなわけで、沢登先生に勝手に試合を終了させられてしまった正宗。最後くらい見せ場があるのかなあと思っていましたが、沢登の言霊の前には何もかもが無力。
沢哀コンビに最後までいじめ抜かれたまま、ゲームセットを迎えてしまう正宗くんであります。
■もう小悪魔は卒業の季節だよ、クスッ。
コート上に二匹の悪魔がいます。
まさかあの可憐なお花ちゃん'sが悪魔に進化する日がこようとは。キャプテンがドＭである以上、彼に一番近しい場所にいるふたりがこうなるのは、今思えば必然だったのかもしれません。
何はともあれ、最後は哀蘭コンビネーションで華麗にフィニッシュ！
あのですね、私、本当にこのふたりのコンビが大好きなんですよ！カニ戦の8-7アリウープとか大好きなんですよ＝3
このふたりはルックスはお花ちゃんだけど、何しろ何かにつけウエットな瑞穂チーム内において、誰よりも男らしいコンビだと思ってます。余計なことを一切言わずに、相手の底力を信じてるとこがいい。三浦が足を怪我した時、半狂乱になってる他のみんなと違って（いやあれはあれで大変美味しいんですが笑）哀川だけはかなり冷静だったとことかも、密かにツボでした。
今回も３Ｐを見事に決めた三浦に対して「さすが」の一言だけでねぎらった哀川とか最高すぎる…！
もうなんか絶対このふたりが一番分かり合えてる気がする。でも間違っても親友とかにはなれそうもないとこもツボです（笑）
■その時、彼らは。
強烈な３Ｐでついに城北に引導を渡した三浦。そんな彼のスーパープレイを目の当たりにしたライバルたちのリアクションを見てみたいと思います。
〜in成田
児嶋「おおおおおーーーーー!!!!!???」
森山「おっ」
下條「フム」
岸本「あっそ」
忍……ッ(ノ◇≦。) 本当にどうしちゃったの！
〜in天童寺
こちらは３Ｐシューターふたりのクローズアップ。
シューターとしてのプライドに火をつけられた鎌倉くんの横では、え？キミそんなに美形キャラだったっけ？と誰もがツッコミたい裕太の姿が。
蘭は他校絡みが本当に弱いので、裕太が突破口になってくれることに大・期・待！裕太×蘭丸とかいいじゃないですか！考えただけでモエるよ！
あのコマが「北沢さんのうなじ、いいにおいｖ」とかじゃないことを祈りたいと思います。
■隠れ蘭丸フェスタ
そんなわけで、この城北戦はさりげに三浦祭だったと思うわけで。
試合開始前のじわじわ榎蘭に始まり、相変わらず飛ばしすぎな藤蘭・所々で光るトー蘭・心温まる土蘭・満開の石蘭・ラストは最強の哀蘭で締めくくられるという、この贅沢なラインナップ。
プレイの面においても、正直、三浦がここまでの強プレイヤーになるとは思ってませんでした。ＩＨの中でどれか一戦でも三浦にスポットが来てくれたら…と思っていたので、初戦で活躍があった時は、これでもう終わりかと思ってたくらいです。
苦労がいまいち報われてない不遇な時代が長く続いたことを思うと、今の展開がほんと奇跡のようだ…。三浦に関しては本当に満足です。言うことありません。あーでも、成田と天童寺戦こそがんばってほしいわけで…！
■以下、今月のピンポイント感想
・「とどめだよ、三浦ちゃん！」
・言ってることは鬼なのに、やっぱり「ちゃん」付け。破壊力倍増だよ哀たん！
・ちょっ、榎本おもしろすぎるんですけど！（笑）
・トーヤの体力不足設定ってまだ生きてたんだ…
・あのコマ「いやん藤原さん、おしり触られたら、トーヤ感じちゃいます…ｖ」に見えてしまった。
・逞しい城北ベンチにはかなり救われました。
・梁川（弟）がまた出たーッ！
・何あのほのぼの顔３連続な近藤（弟）のフレンズ。類友にも程があるよ！（笑）
■沢登、そして哀川。俺に何か恨みでもあるのですか？
さあ、正宗のラストスパートをとくとご覧あれ！
１．低身長の哀川とリバウンド争いをし、弾き飛ばされる。
２．かっこいい台詞を則宗にかっさらわれる。
以上。
えっ、以上！！？��(ﾟ◇ﾟ；)
もうほんと正宗は最後の最後まで…(ﾉ△･｡) まあ沢登はともかく（笑）今月の哀ちゃんは正宗相手に最後までガチ勝負をしてたみたいに見えたので、正宗的にも悔いはないのかな…？（いつぞやの挑発の笑みは完全に正宗をいたぶってましたが…笑）（ああでも、あれが哀川が仕掛けた精神的な駆け引きなのだとしたら、手段を選ばないエゲツなさに1000回くらい惚れる）
哀ちゃんは基本的に、自分に挑んでくる相手には全力で応えてあげる人なので（えーと、一部相手にされてない人もいますが）（結城とか結城とか結城とか）そういう意味でも、この試合中の哀川は、双子相手ではなく、あくまで正宗ピンポイントいじめに走ってた正宗個人に向き合っていたのかもしれないと思ったりもしました。
ゲームセットの時、悔しそうな顔をしていた則宗に比べ、正宗は燃え尽きた表情すらしていて、哀川の労いに正宗は無言、力強い言葉を返したのはやはり則宗の方でした。
このあたりもなかなか感慨深いです。
できたら来月もう少しフォローが見たいな〜。
この試合は全体的にとても面白かったのですが、コツコツ努力型の城北にトドメを刺したのが、同じく努力でここまで這い上がってきた三浦というラストは、個人的にはかなりよかったです。
いや、三浦だけじゃなくみんな努力してるわけですが、そこはほら、蘭はここまで屈辱に塗れながら頑張ってきたわけじゃない…！（止まらないファンの贔屓目）（エンドレスワルツ）
何はともあれ、城北のみんな、おつかれさまでした！
■おっと、いいフリきてるよー！！！
あやうく読み飛ばしてしまうところでしたが、なんと！ラスト１Ｐで素晴らしいフリが来てるじゃない！
「穴水の素質は去年…一年生として現れた結城希に迫るモノを感じましたからね」
もっと言って！浴びるほど言って！
榊原さんはお世辞言わない人なので、去年の希たんはマジでスーパールーキーだったんですね！この言い回しだと、ピョは去年の希に「迫る」勢いではあっても、「並び立ったり」「越えたり」はしてないっぽい。そんな天才が突然入学してきたんですから、そりゃ長瀬も惚れますわな。ああもう、明和EARLY DAYSが読みたいです！
希が入学し、その芸術的なスカイフックを見た瞬間、長瀬の鼓動がドクンと音を立てた――その時、俺は一目惚れをしたことを自覚した――。ほら！たった４Ｐで終わるじゃない！どうよ！？
そんなわけで、来月号に嫌でも期待が募ります。
しかし、こういうヒキで終わらせておいて、いざ来月号になったら、誌面にはきっと明和のめの字もないんですよ。そこがDEARイズム。嗚呼切ないかなDEARイズム。
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