氷室先生の「Shit!」にウケまくり。さすが元留学生。もうひとりの留学生である下條もそのうち「Whoops!」とか「Ouch!」とか言い出すんじゃないかとひそかに期待してる私ですが、そんなこんなの本誌。ネタバレです。 関係ないけど、今月号のcapetaも痺れるくらい面白かった…。大して変わってないナオミに笑。「チャンピオンになるためにカートやってるんじゃない。あいつと戦うためだ」…このマンガ、熱すぎだろ!ていうか、月マガの連載陣、全体的に面白いですよね!私が帰りにコンビニ寄ったとき、月マガ、最後の一冊になってました。発売日なのに、売れてるんだなあ〜。
いやいや。今回の感想を一言で纏めてみると、私的に、
三浦の、藤原からの卒業。
って感じですかね。
二部途中から続いていた藤原の言葉に振り回される?三浦を見る限り、三浦って相当「藤原コンプレックス」にかかってるんだなァ〜みたいに思えてたんですが、(この場合のコンプレックスの意味は、劣等感って方じゃなくて、ブラコンとかマザコンとかと同じフィーリングの) それが、今月号でリセットされたんじゃないかな〜って私には思えました。
だから、今月号の「バスケは五人でやってる」云々のエピソードは、藤原が束縛を解いた瞬間だったと思うし、同時に、ここまで三浦を導いてきた手を離した瞬間でもあったように、私には思えました。手を離したっていっても、悪い意味じゃなくて、ひとり立ちって意味で。EARLY DAYS時代の、誰も頼る人間がいなくて、初めて味方ができて唯一のように思ってしまっていた、あの日の刷り込みを、いい意味でリセットしたって感じかな〜。
なので当然、前向きな成長だったと思いますよ!三浦にとってもちろん。お互い納得して(?)というか、いい形での自立になったと思います。変な話、これで個々のプレイヤーとして藤原も三浦も、自分の勝負ができるんじゃないかな?先月今月で、あんなに苦手だったルーズボール取れてるあたりも、三浦の意識が生まれ変わった象徴だと思いますし。 そうなるべきだと思うし、私もそうなってほしいと思ってました。 けど、やっぱり実際そうなっちゃうと、一抹の寂しさと切なさを覚えたりで…(笑)。 でも必要な経過だと思うし、三浦が強くなるのなら、それはそれで、ね。それに、藤蘭第二章は、ここから始まるんだから!(笑)
偉そうなこといえる立場では全然ありませんが、まあホント、藤原と三浦の関係は、少年漫画で描くには(少年漫画じゃなくても)複雑すぎる所まで来ちゃったと思うし、だからこの先、その関係が変化することはないと思ってました。だから、第一部みたいにお互い他の人とはちょっと違う関係でありながらも、深く掘り下げずに「バスケがんばる!」で結ばせる関係に終わらせず、敢えて結論を出しに来たY神センセーの漫画家魂に感謝。 とか言って、そこは何せDEARなので、この先もまた藤原につかまって身動きできない三浦とか出てくるかもしれないけど(笑。
あと〜。こんな日が来るとは思ってもいなかった!下級生にモテモテの三浦の図。ビックリ!なんともオドロキ!つか、そんなシーンひとつもなかったから気付かなかったよ。一年生ジミー'sが三浦に惚れていた懐いていたなんて! あとやっぱり榎本かわいい!この子、ほんとに可愛いですよ。なんかもう、三浦のやることなすこと気に入らないんだろうな、榎は。何気にバスケ馬鹿の榎にして、バスケとは関係ない所でもとにかく三浦がムカついてしょーがないっていうの見てると、「きみは三浦のことが好きなのかい?」と語りかけてしまいたくなってくる(笑)。これまで誰も、三浦にライバル意識とか向けてくれるキャラはいなかったので(そもそも、三浦は、ここまで対戦校の人間にスルーの扱いで来たので…その分、これから先、ロッキーか児嶋が絡みにきて欲しいv)いがみ合い好きの私としては、榎本のあの態度は、この先のバトルを予感させてくれるので、ワクワクしてます。 でも、今月号の榎本の表情見てると、もしかしたらリスペクト型に傾くのかも?どっちに転んでも、私的にはオイシイのでカモーン(笑)。
あと、トーヤのさりげない台詞の中に、彼の本音を垣間見ました。冗談めかしてはいたけれど、今月のトーヤは何気にきっついこと言っちゃったと思う(笑)。でもそんなシビアさが好き!
来月からは純粋に楽しめそうかなーって思います(三浦にスポットが来ると、楽しむというよりはハラハラしちゃって、娯楽としての見方はできなくなっちゃうので)。 今月号で第3Q終わるかと思ってたけど、カニ戦、終わりが見えないよ(笑)。
そして与那嶺〜〜〜〜〜〜っっっ!!! お株奪われそうな結城ピンチ!(笑) かつてないピンチ! 存在を忘れられないためにも、乱入をオススメします(できません)
藤原と三浦の、EARLY DAYSから続いてきた複雑な関係は、ここで一度結論が出たっていうのが私の印象で、今月号は綺麗にまとまったと思います♪…でも綺麗に纏まりすぎてるからこそ、本音を言えば、三浦の覚醒って意味ではちょっと物足りないかな〜(笑)。 三浦もこれで終わりじゃないと思うし、もう一回くらいスポットくるんじゃないかな〜と期待しています。ドカンとね!
とにかく、これで横学3Pというニューウエポンを会得した三浦ですが、天童寺戦に辿り着く頃までに、角松のセンターラインからの3Pを完全マスターしてれば、三浦も晴れて超人の仲間入りできますね♪ ……そんな展開になったらどうしよう;;
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