昨日「冷房いらない」と書いてしまったのがいけなかったのか、突然本日my roomのエアコンがクラッシュしてしまいました(T-T) スイッチを入れるとひたすら熱風が…。それでも「そのうち直るカモ」と暫く様子を見守っていましたが、気付けば部屋はサウナ状態。暫く他の部屋に避難します。ヒエー。
旅行中、自分にしてはめずらしく映画のビデオ、たくさん見ました。泊まってた家の裏にレンタルビデオ店があったんです。 で、夏と言えばホラー! ひとりでは絶対見れないけど、友達と一緒に見るなら絶対ホラーだよねーとそれ系の作品ばっかり見てました。
一番見たかったのは「死人楼」という韓国or香港のホラー映画。これがまた!半端なく怖そうなんですわ。パッケージの写真だけでもう泣きそうなほど。これがもう、男友達も写真見ただけで「ぜってー見たくない」って言ったほどのキョレーツなビデオ。私もさすがにこんなもの1人で見る勇気なくて結局借りられませんでした。だから今でも気になります…。見た人いませんか…?
で、とりあえず日本とかアジア圏のホラーものはシャレにならない位ヤバイだろ、なら海外ものにしようってことで、結局借りたのは去年当たりに公開された「TATARI」っていう作品。 内容は、以前凄惨な事故が起こった廃病院に閉じ込められた登場人物達を襲う恐怖!みたいなカンジでした。この廃病院がいわくつき。元々精神病院だったのですが、院長がキチガイで人体実験が行われたいたという…。で、数年経った現在、成金の旦那が妻の誕生日パーティーの会場にその館を選ぶわけです。一夜過ごしたものには一億円をやるぞーってことで、参加者も集まるわけです。お約束のように、全員で一億円山分けなわけで、生存者が減るに連れ、分け前は増える。はい、かなりノリ的には金田一少年の事件簿ってカンジです。
で、端的に言ってしまえば、あまり怖くないです。 最初はずーっと旦那の遊園地での仕事シーン。みんなが建物に集まって、地下室探索してる当たりはかなり怖くて、ホラーというカテゴリに恥じない出来です。しかーし。途中から、奥さんが旦那の財産を横取りしようと、不倫相手と組んでいた事が分かります。そして奥さんによる殺人が…。「ハテ? サスペンスホラーだったのか?」と思うものの、終盤、有無を言わさぬ突然の展開で、大量の怨霊が襲いかかってきます。生存者達は逃げる逃げる。怨霊の塊は迫ってくるし、あっちへこっちへ右往左往。もーわけわかりません(笑)。
人為的殺人と怨霊による恐怖が入り混じり、オカルトホラーなのかサスペンスホラーなのか、どっちにしろ中途半端なこの作品。しかもギャグオチときたもんだ(笑)。いやでも、ぞっとするシーンはなくはないんですよ。しかも、「廃病院に閉じ込められる」なんてホラーとしてはごっつおいしい設定じゃないですか。小道具とか含めても、本格的ホラーを作ろうと思えばどこまでも怖くできたはず。
なので、この作品は敢えて真っ向からB級ホラーを作ろうとしていたと見た! 素晴らしい! もー私B級映画大好きなんですよ〜。なのでこれはハマりまくりました(笑) 3回くらい見ちゃったし。
ひとりでも余裕で見れるので、夏にオススメの一本です。 だけど、ホラーものとしての期待はするな!(笑)
でもって死人楼見た人いないかな…。パッケージの映像思い出すだけで怖いよ、あれ…。
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