昨日NHK BS で、荒井由美のファーストアルバム「ひこうき雲」制作スタッフが集まって、３７年前のマスターテープを聞きながら語り合うという興味深い番組をやっていました。ディレクターの有賀さんは大学のクラブの大先輩、録音の吉沢さんはカシオペアの初期にさんざんお世話になりました。録音の行われた芝浦アルファレコードのスタジオAは、当時としては最先端の設備を誇っていました。ひこうき雲は１９７３年の録音。僕は６年後の１９７９年にサンダーライブのトラックダウンで初めて訪れ、その後メイクアップシティー、クロスポイント、ミントジャムスのトラックダウン、４×４、フォトグラフスと、何年にもわたって通いました。番組内で当時の写真が出て来ましたが、懐かしくてジーンとしました。スタジオAは随分前に取り壊されてなくなってしまいましたが、今でも目をつぶればコントロールルームやロビーの光景がありありと浮かんできます。出前でさんざん注文した「ピーマンなす炒め」の濃い味も懐かしく思い出します。

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