Akira Jimbo's Diary
DiaryINDEXpastwill


2008年10月30日(木) 続ロスレコーディング

レコーディング2日目、無事終了しました。マイケルランドウ、素晴らしかったです。音色、フレージング、まさにツボという感じの演奏でしびれました。11時に始まって5時には終了。5曲録っているのですから、食事の時間を差し引くと、ほぼ1時間に1曲ペース。これってレコーディングの常識では、あり得ないスピードです。リニア新幹線並みと言っても過言はないでしょう。エイブラハム、オトマロ、マイケルの3人共、音楽性、読譜力、演奏力のすべてが高レベルで結晶した素晴らしいミュージシャンだからなせる技です。もちろん出来上がりはギガごき。リーリトナーが16歳の息子ウエス君を連れてスタジオに遊びに来ました。なんでここでやっているのがわかったのかと聞くと、エイブラハムに教えてもらったとの事。ウエス君はドラマー。YouTubeの僕の映像を見て盛り上がっているのです。ウエスモンゴメリーに敬意を表して名付けたのに、お父さんの意向に反してギターには全く興味を示さず、もっぱらドガスカドガスカやっているとの事。最近はドリームシアターなど変拍子系に興味が行っているせいか、なんでお父さんは4拍子ばっかりやってるの?と聞かれるそうです。恵まれた音楽環境の中で将来が楽しみな少年です。夜はオトマロのトリオが出演するジャズクラブへ。このドラマーが凄かった。キューバ人で、アメリカに移住して10年、ロスを拠点に活動しています。名前がジミーブランリー。四肢独立が半端ではない。ミュージシャンの層が厚いです。僕ももっともっと練習しなくては。しかし年齢が年齢なので、練習し過ぎると身体にきてしまうんですよね。20歳くらい巻き戻ししたい気分です。


jimbo |HomePage