Akira Jimbo's Diary
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2008年01月12日(土) 大崎上島

大崎上島では接続不能でした。昨日、京都をお昼に出てのぞみで福山、こだまに乗り換えて三原、さらに呉線で竹原へ。呉線は2両編成で海岸線沿いを走ります。お天気が悪いのが残念。車内はぐっとローカルな感じで、靴をぬいであぐらをかいてくつろぐ人、アイス最中をほおばる人、コカコーラのボトルをぐびぐび飲む人、などなど。竹原は安芸の小京都と呼ばれ、昔ながらの街並みが保存されている地区があります。残念ながら見る時間はありません。フェリーで大崎上島に渡ります。5年前にも泊まったホテル清風館にチェックイン。まずは露天風呂へ。これが実に素晴らしい。美しい瀬戸内の島々、遠く今治や松山を望み、海峡を行き交う船を眺めているとついつい長湯してしまいます。かなり濃いめの塩泉。身体あったまりまくりです。夜は料亭「まつのや」にて地魚のお刺身。絶品なり。姿作りのヒラメ、おこぜ、食べ終わったらアラ汁にしてもらいます。これがまた美味なり。夜食用にパンをいただいてホテルに戻り、満腹なのにもかかわらずシナモンツイストとカレードーナツ食べました。このカレードーナツ、やばい美味しさ。ふれあい工房がスーパーマーケットパルディーに出したパン屋さん「ほがらか」の人気メニュー。ふれあい工房は障害をもつ方の為の自立支援組織で、収益性で広島県内トップを誇ります。これだけ美味しかったらリピーターが増えるのも頷けます。フェリーに乗って買いに行く価値あり。
 翌朝、8時に朝食の後、朝湯へ。雨に煙る島々を眺めながら誰もいない湯船に浸かる。これ以上の贅沢が他にあるでしょうか。お昼前に雨が上がったので、ホテルのすぐ近くの中ノ鼻灯台見学。明治27年からずっと海の安全を守り続けています。石造りの灯塔は建設当時のまま。横の看板に標語が書かれていました。海上交通標語は馴染みが薄いです。「灯台は 大事な海の道しるべ」
 お昼に会場の大崎上島文化センターへ。なんとクリスピークリームドーナツの差し入れが。銀座のお店で列んで買って持ってきてくださった方がいるのです。しかも中味は僕のイチオシメニューのオリジナルグレーズド。感謝。クリピー大崎上島初上陸だと思います。
 コンサートはいい感じに盛り上がって無事終了。客席の年齢層の幅が非常に広かったです。サイン会の後、海上タクシーで竹原へ。(最終のフェリーが出てしまった後に急病人が発生した場合など、緊急時に出動する船。なかなか乗る機会はないと思います)船内には小さなキャビンがありますが、中に入ると船酔いしそう。寒風をあびながらデッキで満天の星を見ていました。竹原からタクシーで広島空港近くのホテルへ。明日の昼の便で東京に戻ります。大橋上島の皆さん、楽しい思い出をありがとうございました。


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