大打撃 - 2002年07月19日(金) 観たかった『マジェスティック』が今日まで! 本当は月末辺りの週末に、最近知り合った中で最も映画好きのタガワくんと観に行こうと 言ってふたりともノンビリ構えていたんだけど、調べてみたら今日までだったから大変。 ひとりで観るのは味気ないからなぁ、と思ってムー太郎(弟かよ!)を誘ったのに「今日は 無理っぽいです」とふられてしまったから、いよいよ一人で行くか・・・と諦めかけた時にフと ある人が脳裏に。 そう、それはススム先生! 以前はとっても忙しそうで遅くまで働いていたけど、経理に配置換えになってからは割に ゆとりがありそうだったからダメでもともと、という気持ちでメールしてみたらOK。よかった。 18:45開始だから18:30チョッキリあがりするつもりだったのに、今日に限って小口金庫の 締めでトラブルがあり、映画館に着いたのが19:00ちょっと過ぎ。 ちょっと見逃してしまったし、18:30頃からちゃんと待っててくれたススム先生には悪いことを してしまった。 映画はそうねぇ、私は結構好きだった。 泣くことはなかったけど、「そうですか〜」としみじみ。 起承転結がわかりやすくて良かったな。 映画後は『巌』にて軽く飲み。 途中トイレにたったらひどく鼻血が出てしまって(深酒=カシスソーダ1杯のせいか?)永らく お待たせするハプニングもあったけど、いつもながらに楽しいひとときだった。 ありがトン!>ススム先生 すっかり酔いどれになり、井の頭線ではぐっすり眠って渋谷〜吉祥寺間のワープを経験。 でも何とか家にたどり着き、今日はジュンコも飲みに行っていないからご飯を作る必要もなく、 そのままベッドでねんね。 酔ってぽわーんとしてる上に、今日の寝巻きはキャミワンピなので、腕や足にタオルケットが 当たる感じが気持ちよくて、すごくいい心地で眠りに落ちた。 ・・・ここまでは良かったのに。 寝て間もなく、3:00頃泥酔したジュンコから「タクシーから降りて、今公園なの〜。ベンチがある から寝るの〜」という電話が入り起こされる。 言ってることが支離滅裂なので捕獲に行こうとしたけど「どこの公園かわからないの〜」と言うので、 夏だし風邪もひかないだろうからいいか、と思ってそのまま放っておくことにし、再度眠りに。 次に起こされたのは5:00過ぎ。 マンション入り口のインターフォンが呼ぶ音で目覚める。 モニターで見ればジュンコが鳴らしているらしい。 「もう、自分のカギで開けて入ればいいじゃん!」と思いながらも開けて迎え入れると、本当にボロ ボロになったジュンコが玄関に倒れこんできた。 そのまま床に寝込んだ彼は、明らかにまだ酔っ払っている。 相変わらず何を話しているのかわからなかったけど、何も持っていないので不審に思って尋ねると、 「バッグ失くしちゃったの〜」と言う。 こういうことは初めてじゃないけど、一応何が入っていたのか訊いたら「全部だよ〜。お金が50万と〜、 カードと鍵と〜、全部だよ〜」との返答。 50万と聞いて一気に目が覚め、とにかく警察に届けに行こうとお願いしたのに、玄関を動かないと 言って譲らないし、靴やスーツズボンを脱がそうとしても暴れるし、もう本当に手のつけようがなかった。 「どうせアータは僕とは関係なくなるんだから、ほっといてくだはれ」と言われた。 できるならそうしたいよ!と心から思った。 そんなジュンコに一生懸命起きてとか脱いでとかお願いしている自分が悲しくなってきて、どんどん 涙がこぼれた。 何で私がひどいとかうるさい呼ばわりされなきゃいけないんだろう、と悔しくて仕方なかった。 泣いていてもしょうがないので警察に電話して届出をしようと思ったけど、とにかく本人が直接届出に 行ってください、の一点張りで埒が明かない。 「泥酔しててムリなんだよ〜」と泣きつきたかったけど、警察の人に言ってもしょうがないので、とにかく どうもありがとう、と言って電話を切ったあと途方にくれてしまった。 相変わらずひどい顔になって玄関で歯軋りしながら寝ているジュンコが目に入って、本当にイヤになった。 イヤでイヤで涙が止まらなかった。 15分ほどもボーっとしていたら、少しだけ落ち着いたので、朝早くに申し訳ないと思いつつも調布の家に 車を出してジュンコを連れて行ってもらえるようお願いした。 お願いしながらどんどんイヤだって気持ちが高まってきて、次第に激しく泣いてしまったから母もただごと じゃない空気を察知したのか、すぐに来てくれることになった。 もう離婚したい、と言ったらいつもは「そうは言っても好きで一緒になったんだから」などと諫めていた母も、 今日ばかりは「もうムリしなくてもいいよ」と言ってくれて、少し落ち着いた。 6:00過ぎ、母が到着眠っているジュンコに(私ではダメだったので)母が声をかけ、眠ったまま車に乗せて 遺失現場と思われる井の頭公園に連行。 でも、半分以上眠っているし、どの道彼の記憶がひどく曖昧(どこからトクシーに乗り、どこで降りたかさえも わかっていない有様)なので闇雲にその辺りを探してまわるだけ。 すでに気温は上がり始めていてじっとり汗ばんでくるのが不快。 公園の端の駐車場に車を停め、歩いて捜しながら進むと、いつしか駅横の交番にたどり着いてしまった。 この時もジュンコは生ける屍となっており、母と私が交番に着いても一向に追いついてくる気配なし。 仕方ないので私がお巡りさんに概要を話している間に母がジュンコを連れに行ってくれることになった。 あー、もう! お巡りさんに早くから奥さんも大変ですね、なんて言ってもらって涙が出そうになりながらも、何とか明るく 取り繕って遺失物届けを記入。 すると途中でジュンコがやってきたので交代して本人が書くことになった。 このときにはだいぶ意識がはっきりしてきたのか、しおらしい様子で淡々と事務作業をこなしていた。 届出が終わり、人に迷惑かけてないだけいいですよ、などと慰められながら交番を後に。再び三人で 車に乗り込んで三鷹に帰る。 母はずいぶん心配していたけど、私が「もう大丈夫だから。ありがとう」と言うと、そのまま調布に帰って 行った。ふつうのありがとうではたりないんだけど、とにかく眠ってしまいたかったから・・・お礼はまた 改めてきちんと言うようにしよう。 もともとあんまり寝てなかったうえに、バッグが本当に見つからなかったショックもあり、気づけばもの すごい疲労感。 なのに再び玄関に倒れこんでしまったジュンコはベッドまで行くのが面倒だと言うからイヤになる。 面倒って言い草がありますか!とお説教のひとつもしたかったけど、私ももう元気がなかったので諦め、 せめてと思い玄関から一番近いジュンコ部屋の床までひきずっていって彼にタオルケットをかけた。 そこまで終わったらもう本当に糸が切れたみたいに私もベッドに倒れこんでしまい、後はもう闇の中に 落ちていった暗転の感覚しか覚えていない。 近年稀に見るくらい、フッツリと眠った。 -
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