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| 2004年12月13日(月) |
お茶会らしくなってきた |
昨日は定例のお茶会。名古屋から参加される方があり、盛り上がる。
0次会は、吉祥寺の小林カツ代さんのお店「カツ代グリーンズ」で地鶏のスープ粥を食す。今回、幹事さんが「最強に弱ってます」などと強いんだか弱いんだかわからないことを仰るのだ。おなかに優しいスープ粥で回復していただきたいものだ。このお粥、ほんとに「体に優しい」のが実感できる。味はあっさりしているけれど栄養がぎゅっと詰まった感じで、私の頭の中には「滋養」というコトバが渦巻いていたが、あまりにも年寄りくさいので口に出すのはやめておいた。ネギと唐辛子の薬味醤油も美味だった。 今回のお茶は、中国茶を中心に全て幹事さんに用意して頂いた。 ・黄観音 ・陳年黒プーアール(陳期10年) ・うす葉棒茶
私のヒットは、うす葉棒茶。なんていい香りなんでしょう。棒茶を炒ってあって、香ばしいもの好きにはたまらない。伊藤久右衛門という宇治のお茶屋さんとのこと。楽天に出店しているので、年明けにでも注文してみようと思う。
名古屋から参加された方は、手作りのお菓子を持って来て下さった。ああ、今までの私達のお茶会に足りなかったものが。嬉しい。そして美味しい。しかも、同じパウンドケーキを小麦粉と米粉でそれぞれ焼いて食べ比べなどという、非常に粋な計らいに感激。お茶会ってことで抹茶入りのクッキーも。やはり粋だ。
私はお菓子が作れない(家にオーブンも無い)ので、アトリエ・ド・リーブのシュークリームと、茶葉料理第一号「茶葉蛋」の試作品を持参。茶葉蛋は、ゆで卵にひびをいれて烏龍茶と塩と八角と五香粉で煮込んだもの。そこそこ美味しくできたけど、もっとスパイス効かせてもよかった。ただ、煮込んでいる時にマンション中が五香粉くさくなるので近所迷惑な料理だ。
幹事さんが持ってきて下さった「烏龍茶梅」は、食べてびっくり。何と形容すればよいのか、烏龍茶の香りのする丸ごとの梅ジャム、もしくは「のし梅」、見た目はマロングラッセ。これぞお茶請け、ていう味。おもしろい。おもしろいといえば「バナナどら焼き」を持参された方があって、お腹がいっぱいだったのでお持ち帰りにした。食べるのが楽しみなような恐ろしいような。
そんなこんなでお茶会は和やかに終了、そのあと吉祥寺の街をぶらぶらし、初めて入る喫茶店で例のごとくナポリタンを注文。シーフード(海老、イカ、あさり)が入っていて驚く。これは長い喫茶店ナポリタン歴でも初めての経験だった。ちなみに幹事さんは「ホワイトソースおじや」という、これまたチャレンジャーなものを食べておられた。おなかに優しくてなかなか美味しかったようである。これだから吉祥寺の喫茶店は侮れない。
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